異動の辞令を貰って、何人かの人が挨拶に来られました。
春は別れの季節。
毎年毎年、多くの人を見送っています。
色々な理由で、今年も見送る側です。
慣れた世界から新天地へ旅発つのは不安なもの。
しかし、新しいところへ行くことが出来るのは
また新しい自分探しが出来るのですから
羨ましい限りです。
年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず
しかし、私も逼塞している訳にはいきません。
来週から配属 . . . 本文を読む
白川静先生の「常用字解」に由れば、
”花”は形声にならい、元の字は”華”なり。と記してあります。
そして、元の字の”華”をたどると、
華の字は象形、花弁が開いた形を現し、
花の字はその韻を取った簡略体とのことです。
さて今年も、桜の満開の季節がやって参りました。
いつもの通勤路をほんの少し遠回りして
夜桜の綺麗な道を選んで歩いて帰ります。
花冷え、花曇り、花散らしの雨、、、。
実は、桜の季節 . . . 本文を読む
ドキドキ感から、初恋の人ネタが先行しましたが、
実は一番大切だったのは、中学時代の担任の先生にお会いすること。
お気付きになられたかもしれませんが、
私のblogの表題の一部を変更しました。
このblogは、「武蔵野日記」を名乗っていますが、
一番最初の扉にも書かせて頂いたように
紀貫之の「土佐日記」をもじった表題です。
その「土佐日記」の書き出しをしつこく暗謡させたのが、
今回お出で頂いた中 . . . 本文を読む
既に気分は中学当時の状態です。
やはり、初恋の人は私にとって特別な人です。
相手の顔を見てお話をしているうち、
心臓はドキドキしていました。
確かに、多少皺は増えていたものの
当時と殆ど変わることのない顔立ちと言葉遣い。
旦那さんの仕事の話やお子さんの話など
他愛の無い話題が続きました。
ふと話題が途切れた時、或る男性が二人の間に割って入って
そして、どちらからともなく
「それじゃ。」と切り出 . . . 本文を読む
「同窓会」
特別な響きを持つ言葉です。
この週末、とんぼ返りで故郷の同窓会に出席してきました。
中学卒業以来30年振りに会う、顔、顔、顔。
変わらない人、
変わった人、
変わり果てた人。
姿形はそれなりに変わっていても、
男子生徒は、中学時代と殆ど変わらず幼稚さを残していました。
しかし女子生徒は、昔と変わらず本当に綺麗な人も居ましたが、
それよりも、昔それほどでも無かった人が
意外に(失敬 . . . 本文を読む
今日の電車、やけに空いてました。
いつもの電車に乗り込んで、新聞を拡げたところ
いつもより大きく拡げられました。
オヤッと思って周りを見回したところ
矢鱈とスペースが広い。
おっさんとおばさんしか居ない。
暫くその理由を考えていたら、やっと思い至りました。
「学校が春休みに入ったのですな。」
しかし将来、若年者人口が減り続ければ
こう云った光景が日常茶飯事になるのでしょうか?
ちなみに目ヂ . . . 本文を読む
時間が有ったので、もう一度観直しました。
その中で、プロデューサー役の西村雅彦が
脚本家と役者に挟まれて疲れきった時、
助手の女性に吐いたこの台詞に
自分の姿を投影してしまいました。
「私が好きでこんなことをやっていると思ってくれるな。」
「しかし私には、番組を成立させる義務が有る。」
中間管理職として、理想と現実の狭間に揺れる時
仕事人として、不本意ながらも
形を成さなければならないこと、 . . . 本文を読む
乗り遅れそうな電車に飛び乗るため、
駅の長い階段を駆け上がるか?
エスカレーターを駆け上がるか?
通常ならば、二列乗りのエスカレーターの場合
急ぐ人の為に片方が空けられていることが多く、
そちら側を駆け上がる方が速いのですが、、、
本日は運が悪かったです。
勢いよく駆け上り始めた真ん中あたりで、
二人のご老人が行く手を塞ぐ形で立っておられました。
突き飛ばす訳にも行かず。
「どけ!」とも言え . . . 本文を読む
今日の新聞一面トップは、
「誤指示の管制官 無罪」の文字が躍っていました。
数年前に起きたニアミス事故の原因として
管制官の責任が問われたものですが、
今回、東京地裁が二名の管制官の無罪を認めたものです。
事故が起きたことは極めて残念なことですが
その責任を必ず個人の責任へと追及する警察の姿勢には
日頃から疑問を持っています。
年々過密・複雑化する空のダイヤに対し、
空の大きさが拡がる訳でも . . . 本文を読む
生産過剰に陥った牛乳1000tを捨てると云ったニュースが出ていました。
テレビのコメンテーターは口々に
「もったいない。」と当たり前のコメントをし、
「安く配れば良い。」「加工に回せば良い。」
「子供に飲ませれば?」なんて言ってましたが、
そんなことは全く根本を突いたものではない。
重要なことは、生産された牛乳は、
元はと言えば輸入された飼料を食べさせた上で
出来上がったものですよね。
先日 . . . 本文を読む