世の中、なかなか同じ持ち物を持っている人に出会うことは難しいと思います。
(一部高級ブランド品を除く)
今朝、いつものように混んだ電車で
ふと新聞から目を上げると、
目の前に私と同じ柄のネクタイをしているお兄さんが立っていました。
流石に、本日私が全く同じ柄をしていた訳では有りませんが
明らかに自分の家のタンスにぶら下がっているものと同じです。
そうです。若者向けの量販店のワゴンにのっていたヤ . . . 本文を読む
聖書に「盗人は突然やって来る。」との意の言葉が有ります。
演劇やコンサートの類いは
その時々の演者の出来不出来や、
観客のノリ具合によって
その仕上がりは大きく左右されます。
落語も、テレビで観るのと、
実際のライブでは全く雰囲気が異なります。
特に、古い噺の中には「差別用語」頻出として、
公の電波には乗せられないものも沢山有りますが、
小さな会場では、マクラで一言ことわっておいてから
おやり . . . 本文を読む
「三遊亭円楽さん、引退宣言」と出ていました。
今から30余年前、「私は落語界の星の王子様」と自ら名乗っておられたのが印象的です。
それがいつの間にか70歳を越えておられたとは、、。
新聞報道によれば、50歳過ぎには腎臓を悪くされて人工透析になっておられたとのこと
また昨年には脳梗塞、、。まさに満身創痍。
10年ほど前に、虎ノ門イイノホールに何回か通って
円楽さんの「芝浜」「紺屋高尾」を聴かせ . . . 本文を読む
「国家は刑罰権を奪った。」彼のコメントです。
明治の仇討ち禁止令は、「復讐」に対する感情の悪の連鎖を断ち切るために
国家が成り代わって犯罪に対し刑罰を処すことが目的とされました。
しかし、大切なものを奪われた者にとって
その手で「復讐する」以外に溜飲を下げる手段は無いのかもしれません。
古代バビロニアでも「目には目を、歯には歯を」で有名なハムラビ法典で、
罪の償い方を成文法として記してあります . . . 本文を読む
1999年4月 山口県光市で起きた母子殺人事件の最高裁口頭弁論が行なわれたことについて
今朝のワイドショーで映像を初めて観ました。
この事件、殺された子供が自分の子と年齢が近かったことも有り
事件当初から普通以上に被害者の夫にsympathyを感じていました。
「本来ならば私が彼に対し仇を取りたいところだ。つまり、彼には死んでくれと云うこと。しかし、国家はそれに対し”標準的量刑”と云う言葉でし . . . 本文を読む
新聞広告を見ると、新刊本が沢山出ています。
美装本を買うにはちょっと小使いが厳しいので
もっぱら文庫本で我慢します。
(宮城谷先生の新刊も出ています。)
久し振りに、じっくり本屋さんで品定めしてみました。
あれも、これも。
あっという間に予算いっぱいになってしまいました。
よせばいいのに、その帰り道ブック○フを覗いてみたら
また興味の湧く本が並んでました。
「古本は、出会いだからなあ、、 . . . 本文を読む
通勤路の途中に信号の無い変形三叉路があります。
可成り交通量が多い上、歩行者も多いです。
一方の道から、本道へ出るところの手前です。
運転手の殆どは徐行しながら通り過ぎます。
危ないながらも、人と車は互いの間合いを計って通行しています。
さて、そこで先日、取り締まりをやっていました。
長年、同じ場所を歩いていますが初めてのことです。
”不思議なもんだなあ、。”と思って歩いていると、
まさに私 . . . 本文を読む
通勤電車の中で、お化粧をする女性の姿を見かけるのはそう珍しい光景で無くなりました。
パフではたくことから、口紅、眉墨、挙げ句にマスカラまで、
強者が居ます。
しかし、今朝はついに男性が電車の中で
髭剃りをしている姿に出会い、愕然としました。
20代後半と思しき男性が、鞄から出した電動髭剃り器で
ブイーンと髭を剃りだしたのには驚きです。
ひとしきり顔を剃り回して、満足気にまた髭剃りを仕舞って
悠 . . . 本文を読む
昨日のA新聞(東京版)の読者欄に、
「治療代の滞納、解消策を望む」との題名で投書が載っていました。
要旨は、「病院の治療費を未払いのままいなくなる患者が増えて困っている。」と云うことです。
「お代は、見てのお帰り。」とは
江戸時代の芝居小屋のもぎりの台詞。
しかし、医師法上の「応召の義務」を逆手に取って
高価な薬や検査を受けた患者が
治療費を未払いのままドロンすると云うことは
本来ならば「食い逃 . . . 本文を読む
毎日、駅のホームに立って列車の出発表示を見ていて思うのです。
目的地に早く着くには、あとの急行。
しかし出発地へ向けて、より近づいておくためには
先に各停に乗って行けるところまで行って、
途中であとからの急行に乗り換える。
そう云った、危険低減が必要ではないか?
出発地で、席取りが必要な場合
後者の選択は有り得ないでしょうが、、。
先週末、帰りの通勤電車が踏切事故で遅れました。
たまたま前 . . . 本文を読む