大雑把な日常

日常のあれこれ。

青春は戻らない

2015-07-19 | 日記
映画『時をかける少女』がテレビでやっていた。
途中から見たけど
最後わんわん泣いちゃった。

主人公がおいおい泣くところで
わたしもおいおい泣いた。

健全。

について最近良く考える。
どういうのが健全か。
というと
心と体がぐんぐん発達しているときに
酸いも甘いも体験するってことだと思う。

自分の中からわきでる欲望におぼれる。
喜ぶときは心から喜び
辛い時は大いに泣く。
恥を怖がらず、傷ついたり傷けられたりして
そういうことのすべてを
10代に体験しておくことだと思う。

つまり青春。

健全な精神を手に入れるためには
そういうことが必要なんだ。きっと。

ただこれは
そうなれなかった自分から見たことであり
青春を思いっきり体験した人の意見はまた違うのかもしれない。

鬱屈したものや卑屈は
外に出なかった代償だと勝手に思ってる。

だから今
わんわん泣いているのだと。

過去の傷口がまだ開きっぱなしなんだ。

たとえば。

ちょっと好きになってた人がいて
みんなの前で
しかもその人もいて
「もしかして好きなの?」と
娘に質問されたことがある。
いじわるじゃなくて
たぶんその人のこと気にいってたんだと思う素直な質問だった。
みんな聞いてる。
その人も聞いてる。
ここで何を言うか重要だと
わたしは感じてた。感じてたんだけど!
失敗したのだ。

私が何を言ったかというと、
2秒ほど迷って
「好き」といい
でも
その場にいたみんなも同じくらい好きだと
言った。
わたしは
そのとき
ちょっと好きになってたその人の顔を忘れられない。
みるみる失望したのが分かった。
わたしはあの時チャンスをつぶしたのだ。
え?
大げさ?
いやいや
明らかに結果に出てる。
それからその人とは何にもならない。
それまで、かなり会ってたのに
今、全然会わないから。
ご飯食べに行こうと誘うと「みんなで」と言われるから。
ふー。
いいの。ご縁がなかったの。

タイムリープがあればな!
わーんわーん。
タイムリープするのなら
つぎは「好き」と言ってうつむく。
絶対そうする。

37歳でこれ。
全然健全じゃない。
次のチャンスも潰す可能性大。
コメント
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