大雑把な日常

日常のあれこれ。

母性

2015-07-07 | 日記
吉本ばななさんが
テレビのインタビューで
子どもが生まれて変ったのは
「人との距離」と言っていました。
手をかけないと子どもは育たないと分かったときに
嫌いな人間がゼロになったと。
それから
男ごころが分かったことで
今まで
恋愛で悩んでいた時間が勿体なかった
と言っていた。

男ごころ
…はわたしは未だに分かりませんが
人との距離は分かる気がします。

前より人が怖くなくなった。

人に対する怯えが強かったのだけど
だいぶ治った。

大人にならざる得ないシチュエーションが必ず来るから
それで大人になったという感覚です。

あと母性をなんとかしたいときがある。
子どもを産んで以来
もともと持っていたものが爆発し
自分でも少々、困難です。

子どもがひどい目に遭う事実には胸をえぐられるし
子どもが頑張る系のミエミエの感動演出でも号泣してしまいます。
感動演出なんて心では嫌い。
でも涙は止められない。
泣きながら、自分が面倒だなって思っています。

お母さんになるとみんなそうだ
と思ってたけど
どうやら
違うみたいね。
わたしがけっこう特別レベルで強いみたいね。

子どもを育てられて
良かったと思っている。
そうじゃなきゃ
この母性の行き場が分かんない。
コメント
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