ふと気がつくとお風呂の中で人生を振り返っている私がいた。
自分の失敗ばかりが頭に浮かんできていた。
死んだら(仮にあの世があるとしたなら)私は極楽には行けず地獄に落ちるだろうな。(頭の中で、即、否定)
これは仏教の考え方だ。こういうことを考えるのはやめよう!
死後の世界など何も無い。今を楽しく生きて、それでおしまい!そう思おう。
流れに任せていたら無意識のうちに歌い始めた。
♪夜空の星になりたいなんて 悲しいことをどうして言うの
声も聞けない 遠くの町に離れても ああ 君が好きだよ
地獄に行くより星になる方がましか?
でも夜空の星は冬は寒いだろうな。
星になるのも考えものだな。
など思いながら、はて?この歌は誰の歌だったっけ?
空想はそう流れていった。
暫く思い巡らし、『佐々木新一』という人が歌っていたと思い出した。
『あの娘たずねて』
♪花の東京のど真ん中 ぐるり廻るは山手線
皇居丸ビル右に見て とんと一駅下ります
そこが初恋有楽町~~♪
『リンゴの花が咲いていた』
♪リンゴの花が咲いていたよ 別れの駅は遠かったよ
さよなら さよなら おさげの人は見えなくて
花だけ白い 花だけ白い 道だったよ
佐々木新一さんの清潔感のある歌声、若い頃、私は好きだった。
それが、お風呂の中で、人生をぼーっと振り返っているとき浮かんでくるなんて!
佐々木新一さんは今どうしているだろうと調べてみたら
1946年12月3日生まれで、2022年5月12日に75歳で亡くなられていた。
YouTubeで歌を聴きながら若かりし日に思いを馳せた。
時の移ろいは早いなあ。
無意識のうちにお風呂の中で振り返っていた人生はそういう所に到着した。
※昨日から鼻水がポタポタ。花粉症の始まり。
昨年は確か2月末から薬を飲み始めたと思うのだが?
病院へ行って昨日から花粉症の薬を飲み始めた。