ゆうの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

『美田を買わず』

2024年01月31日 | 日記

先日会った女性に「あなたもっと海外旅行に行きなさいよ」と言われ、

「そんな余裕は無いんです」と言ったら

「『子孫に美田を残さず』って諺があるでしょ。子どもに財産を残したら子どものためにならない。 私は全部使ってしまうつもりよ」と言われた。

心情としてその意味は分かるが『美田を残さず』という言葉を初めて聞いたので調べてみた。

『児孫の為に美田を買わず』ーーー子孫のために財産を残すと子孫がそれに頼って努力しないので財産を残さない。 西郷隆盛の詩の中に出てくる言葉。

とあった。

西郷隆盛の時代は田んぼの価値が高く、田をたくさん持っていれば、小作米が蔵に続々と集まり、左うちわで暮らせたのだろう。

 でも今は田舎の田んぼは何の価値も無い。 売りたくても買い手が無い。 頭を下げて、ご機嫌を損ねないよう頼み込んで作って貰っている現状だ。 むしろ負の遺産。

 

♪あんたの時代は良かった~ (ジュリーの歌が聞こえたような・・・?)

 

そういえば、最近、テレビで明石家さんまさんが「子ども(いまるさん? )には、遺産を残さないつもりだ」と言っているのを見た記憶がある。 お金を残すと子どものためにならないと言っていた。 令和の西郷隆盛か???

な~んて、一応あれこれ考えたが、我が家、子どもに残すほどの遺産なし! (※負の遺産ならある)

『 ありそうでないのが金。 なさそうであるのが借金』という諺もある。 (;.;)

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