人に会っておしゃべりすると
「なんと私は頭を使わずボーッと生きているのだろう」とよく思う。
何事もきちんと覚えられない。
何事もきちんと覚えようとしない。
何事もアバウト。
何事もその時だけ。
私の頭の中には薄っぺらな記憶しか無い。
うんちくも何もない。
この頃、開き直っている。
「その気になればなんでもできる！」
そう自分に言い聞かせている。（できはしないが・・・）
今の時代、ネットで調べれば大抵のことが分かる。
自分の頭が悪ければ人の頭を借りれば良い。
なんとかなる。
私が頼りにしているのは自分の直感。
これだけを頼りに今まで生きてきた。
直感で取捨選択しこれまでの人生を歩いてきた。
頭を使うと直感が鈍ると心のどこかで思っている。
その直感が正しかったのかどうか？
疑問が残る点も多々あるが・・・
（今日の庭の花）
昨日は夫と墓掃除をした。
家から少し離れた場所にあるので熱中症が心配で夫一人に任せられない。
我が家の墓掃除だけなら１５分もあれば済むのだが、
夫は我が家がしなくても・・・と思えるところまで草取りをしてきれいにしていく。
２～３時間はゆうにかかる。
熱中症が心配で「そこまでしなくてもよい」と止めたりしたこともあったが
昨年あたりから私の考えが変わった。
夫の気が済むようにするのが良い。
（墓の周りの草取り）できるうちにできる家がすればよい。
私が一緒にすれば早く終わる。熱中症の予防もできる。
草だらけだったお墓がきれいになると気分すっきり。
自分の所だけするような了見の狭さよりこの方が気持ちよい。
夫の気持ちが少し分かったような気になった。
※墓に蜘蛛がいっぱいいた。
この蜘蛛をどうするか迷った。
退治しないと増え続けるだろう。
芥川龍之介の『蜘蛛の糸』が頭に浮かんで、お墓の蜘蛛を私は殺すことができなかった。
朝蜘蛛は神の使い？午後なら・・・？？？
