今日は義兄と義兄の弟のシュウちゃんの１周忌の法事で夫の姉の家に行ってきた。
義兄は５人妹弟の長男で面倒見の良い人だった。
昨年の８月１４日、お盆のさなかに新型コロナの影響で亡くなった。
治癒して一般病棟で過ごしていたのだが、老いて弱った体にはダメージが大きかったのではないかと思う。
葬儀の時に弟のシュウちゃんが来ていた。
このシュウちゃんは大分市内の書店に勤めていて、私が本を出した際、外商として本の販売に協力してくれた。
シュウちゃんに挨拶するとゼイゼイ咳き込みながら
「自分も、この頃、耳が遠くなって体も弱って、もう長くないです」と言った。
励ましたのだが、葬式（８月１８日）で会って半月も経たないうちにシュウちゃんも亡くなった。
この夏は義兄、シュウちゃん、二人の１周忌、そして初盆だ。
仏壇の前に置かれた二人の遺影を見て命のはかなさを感じた。
廊下には組み立て式の初盆の供え物が山積みされていた。
これを組み立てるのはさぞ大変だろうなと思った。
しかも場所を取るので並べるにしても置き場に困るだろう。
「もう組み立てずにそのままにしておけば？」と思ったが、送った人は
初盆参りに必ず来るだろう。
その時に、自分が送ったものがなかったら残念に思うかもしれない。
我が家、義母の初盆の際、この組み立てと片付けが大変で夫と娘が疲れ果てていた。
（※私はこの時、慣れない仕事で奮闘中。家事はそっちのけだった）
１周忌の法事の後は食事会をするのが慣例だったが、コロナの影響もあり
今日は豪華弁当を頂いて帰ってきた。
この方が法事をする側も参加する側も楽ではなかろうかと思った。
しかし先人は、こういう場でお酒を酌み交わし親戚の絆を深めてきたのかもしれない。
義姉・義甥夫婦、健康に気をつけてこの夏を過ごして欲しい。
