『らくだばオーナー』井之口らくだ。の笑いと感動日記

2009年2月25日念願の夢叶って『関西酒場らくだば』を開店。その日々、経験する笑いと感動を日記にしてご紹介。

咲くよ、サクラ

2006-03-16 | Weblog
高知県で、サクラが咲いたそうな。

そろそろ、オオサカ、キョート、トーキョー、
やってくるぞ、サクラ前線。

今年は少し早いみたいですね、サクラの開花。

でも、3月末に咲かれても困る。
花見しようと思っても、まだまだ、3月って寒い。
寒いのやだ。
希望は、粘って粘って、4月中旬ぐらいがいいかな。
でも大抵、サクラは4月頭で終わる。

キョートの頃は、毎年、あの大きなサクラの前で花見をやった。
円山公園に、みんなでいった。
花見をする日に限って、雨が降ったりする。
花見をする前日に限って、雨が降って、かなり散ってたりする。
最高の花見どきを、いつも逃してしまうのはなぜだろう。

毎年、毎年、来年こそは絶頂のときに花見をしよう!と
宿題を残すが、その宿題は毎年毎年、翌年に繰り越される。

神様のいぢわる・・・
  ではなく、ただ、運が悪いだけ。

最高の瞬間に、最高のサケを飲む。

 花見酒

     盃の花びらは

            払うなかれ

私が学んだ【花見酒の心得】です。
今年はどこで花見をしようか。
どこで、笑顔の、会話の、花、咲かせようか。

もう、鼻谷のでっかい、鼻見、飽きた。

咲くよ、サクラ。
   
    咲けよ、サクラ。
  
           酒よ、サクラ。

あー、また、京都に帰りたくなった。

                                  




トド発見。

2006-03-14 | Weblog
右上、一瞬、トド発見。

そうなんです、そうなんです、
トドさんも立派な卯乃家のオープンメンバーなんです。

今では、なんちゃってサラリーマン(ときにはエロリーマン)のトドさん。
当然、その日は朝6時起きです。
でも、顔をだしてくれました。
散々、エロリーネタをさらけだして、帰っていった。

みんなトドさん、トドさん、懐かしがっていた。
トドさんも若い子と話せてよかったーってパワーをもらっていた。

トドさんは前の店のアルバイトの子たちにも、未だ好かれている。
「店長、店長」って騒いでもらって、喜んでいる。

とても、理想です。

会社、お店、関係なくても、一生、付き合えっていける。
いい感じです。

彼は、彼女はいないが、全然、不幸じゃない。
あんなにみんなに慕われているのだから。
たったひとつの不幸は、私と出会って、プロフィールに「あの写真」を
掲載されたことだ。

Good Luck TODO!

ps らくだ店長、和民でも、ずっと名札、はずすの忘れてたんだって。
   金ピカ、キラーン。

                                   


七枚の卒業証書

2006-03-14 | Weblog
先週のまーちゃんの卒業式がなかったら
きっと、書いてなかったと思う。

あのときのまーちゃんの喜ぶ顔があったから
ここまで書けたんだと思う。

自分自身、大学、高校の卒業証書なんて、今更引っ張り出して
見返すことはない。

でも、らくだの卒業証卯書は、同じ扱いされたくないな。
また見て欲しいな。

10年後の同窓会でみんな持ち寄って、オレ、こんなに成長したよ!って
いって欲しいな。

世界にひとつだけの卒業証書。
・・・また、手、黒くなったよ・・・。

                                  


みんな、がんばれ

2006-03-14 | Weblog
無事、終わりました。
飲みました、飲みました、飲まれました。

卯乃家オープン以来、最大規模の送別会。
みんな、ホントによく集まってくれました。

よく話したなー。
よく食べたなー。
よく飲んだなー。
よく物真似したなー。

1時~5時まであっという間でした。
30人ぐらい集まるとなんか学校みたい。
同窓会みたいだな。
らくだ、小さい頃、引越しだらけだったので
小中高の同窓会っていったことがない。
やっといま、東京砂漠で落ち着いたって感じ。

だから、みんな、よ!どーも、どーも、の挨拶が
とてもいい。
みんな頑張ってるな。

みんなダラダラ、ダラダラ、くだらないことばっかり話してたな。

4時半、卒業式は始まりました。
みんなに卒業証書をあげた。
みんなに贈り物をあげた。

みんなから、素敵な言葉をいただいた。
シバコからは、涙をいただいた。
やっぱり、彼女は泣くと思った。
シバコは、うちの店で最も活躍したスーパーアルバイター。

ココロから笑い、ココロから泣ける、感情豊かな子。
それだけ感情を表にだせるってのは、
ココロが素直だって証拠。
そんな彼女は、児童福祉の道にススム。
彼女がココロを開けば、子供たちもきっとココロを開いてくれるだろう。

みんなの挨拶が終わった。
5時を過ぎてた。

鼻谷も愛情たっぷりの素敵な言葉を贈っていた。
チーフも今までで一番素敵な送別会だったといってくれた。

最後に、らくだも挨拶させてもらった。
5時も過ぎてたし、簡単にするね、っていいながら
20分近くも話していた。

シーンと静まり返った中で、ゆっくりゆっくり、ひとりずつ
語りかけるように話していった。

ちゃんと伝わったかどうか、自信はないけど
みんな最後の最後まで聞いてくれた。

シバコの涙に誘われ、一度は濡れた瞳も
最後の最後は笑顔で〆ることができた。

やっぱり、ここで号泣は必要ない。
彼らとは、これが最後じゃない。
一生の付き合いのうちの、ほんのちょっとした節目の宴会だ。
なにも泣くことはない。悲しいことなんてひとつもない。
ただちょっとだけ、一緒に暮らす環境が変わるだけ。

また、いつでも会えるさ。
どこでも会えるさ。
卯乃家で会えるさ。
和民で会えるさ。

これが彼らとの最後じゃない。

みんな、がんばれ。

スーディー、シバコ、テラリン、ムッツミー、ヨッシー、イワキング
今まで本当にありがとう。

あ、結局仕事で来れないっていってた、平沢ユカリンも顔を
だしてくれた。
いきなり、来んじゃねーよ。
慌てて、卒業証書を追加した。

計7枚の卒業証書は、彼らの宝物になればいいと思う。
卯乃家で働いてくれて本当にありがとう。

お店をでて、お客様にいただいた、クッキーをみんなに配った。
クッキーをかじりながら、みんな駅まで歩いた。
朝陽が少し眩しかった。

青春っていいなー。
卯乃家最高。

                                 










まだある、史上最大シリーズ

2006-03-13 | Weblog
まだ、あんのかよ、史上最大シリーズ。

今宵は、お客様へ。ではなく、スタッフのために、史上最大を行わさせていただきます。

っていっても、特別、なにかするわけじゃないんですけどね、
ただの送別会です。

でも、規模は今までの中で最大です。
30人ぐらい集まってしまいます。
和民、朝5時までプレイです。

なんてたって、史上最強のオープンメンバー3人+中途メンバー2人、総勢5名もの
スタッフを送別するので、過去在籍したスタッフもみんなみんな
集まってくれます。(ホントは6人だったんですけどね、残念)

らくだは隅っこで、ヘラヘラ笑って飲んでようと思います。
みんな今までありがとうって感謝しながら。

二年半前、一緒にお店を開けた仲間たち。
あんなにあんなに若かったスタッフが、今、学校を卒業して
一人前の社会人になろうとしている。
彼らのおかげで、卯乃家は成長させていただいた。

いやぁ、月日の経過を感じる瞬間です。
社会にでてからが本当の修羅場です。
もしその修羅場で挫折しそうになったとき、卯乃家で働いた数年間のことを
思い出して欲しい。働いて楽しかった?卯乃家の時間を思い出して欲しい。

また、さらに成長した彼らと数年後、会ってみたい。
いつでも、らくだは卯乃家で、キミたちのお帰り、待ってます。
(らくだは成長してないけどね)

がんばれ、みんな。

今日も、桜の枝が生えた帽子かぶっちゃおーかなー。
ハゲズラ、もっていこっかなー。

今宵、深夜1時、史上最大の送別会、開催。
ほどほどに、飲もうと思ふ。
でも、ほどほどになんて、できないんだろな・・・。
絶対、できない・・・。

そんなダラシナイ自分、いつか卒業したい・・・。

                                 

62回目の誕生日

2006-03-11 | Weblog
オカンのおかげでオレがいる
オカンのためのオレ
オレのためのオカン

そうバースデーカードに書いて、アルバムに挟んでおいた。
ほか、過去の写真いろいろ、アルバムに挟んでおいた。
ほか、メッセージいっぱい、アルバムに書き込んでやった。
これからの未来の写真を貼れるスペースもいっぱいあけておいてやった。

浅ちゃん、お誕生日おめでとう。
3月11日、今日、彼女は62回目の誕生日を迎えた。

アルバムは昨日の晩に実家へ届いた。

「めっちゃ、うれしいわ。
   めっちゃ、うれしいわ。
      お金で買えないもの、ほんまありがとう」

オカンがそう電話くれた。
オカン、めっちゃ、めっちゃ、うるせーよ。

「さすが、うちの息子やなー」

うふふ、当たり前だろ、
オカンのためのオレ、オレのためのオカンなんだから。

できれば頑張ってもっともっと長生きしてして欲しい。
70回目も80回目も90回目も100回目も
ずっとずっと、オカンのことを祝ってあげたい。

オカンが生き続ける限り、そのときそのときの言葉を
あなたに贈りたい。

生まれてきてくれて、本当にありがとう。
生んでくれて、本当に本当にありがとう。

本当に本当に本当に、お誕生日おめでとう。

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以上、らくだプロジェクトその3、だったとさ。
卒業証書、垂れ幕、バースデーカード、
らくだプロジェクト3部作、ここに完結。
今週ほど、ホスピタリティに溢れ返った一週間はねーな。

さ、今日からも頑張ろう。
オカンのために。
いや、オカンといっしょに。
FORではなく、WITHの精神で。

                                  








史上最大の垂れ幕プロジェクト【その3】

2006-03-11 | Weblog
やっぱり、書いてしまいました。
やっぱり、色紙のほうが書きやすいですね。

新郎用に「性交は成功のもと」  せっかくトドさんに考えてもらいましたからね。
新婦用に「笑顔に勝る化粧なし」

こっそり、渡していただこうかと思います。
こっそりだったら、会場に迷惑かけませんよね。
このたびは本当におめでとうございます。 

それにしても
結婚名言集って
いろいろたくさんありますね。

でも、残念なことに、祝辞に使えない、否定的なモノが多いなー。
確かにわかるところいっぱいあるけど・・・。
それだけ、大変なことなんですよねー。

要するに、トドさん、そんな慌てなくていいよ!ってこと。
「焦りすぎは失敗のもと」
「トドに勝るオバカなし」

以上。
おしまい。 

                                   



史上最大の垂れ幕プロジェクト【その2】

2006-03-11 | Weblog
なんか洒落た、写真のようですが・・・

モップ、墨汁2本、バケツ、下書き、しめて400円なり。

これだけで、食っていけるぞ。
・・・いけねーよ。

らくだの代筆屋、なんでも書きます。どこにでも書きます。
書いて欲しい言葉、あのヒトに送りたい言葉、
なんでも募集中。

文字数制限なし。
大きさ1m×3mまでOK。

                              

             

史上最大の垂れ幕プロジェクト【その1】

2006-03-11 | Weblog
ついに、やった。
ついに、書いたぞ。

らくだプロジェクト第2弾。
まさしく、『史上最大』の垂れ幕プロジェクト。

話しはこう。
リーダーが本日3月11日、結婚式2次会の幹事をやる。
総勢100名の大パーティ。
なにかサプライズ企画ないだろうか?

「じゃあさ、有頂天ホテルみたいに、でっかい垂れ幕ドーンってどう?」
軽はずみでいった、らくだの一言。

採用。

おいおい、まじで。
いった手前、引き下がるわけにはいかない。

一度、2次会会場で、垂れ幕ドーンは却下されたみたい。
でも、リーダーは食い下がってくれた。

当初は、横1m×縦5mの予定だった。
最終、横1m×縦3mで折り合いがついた。

縦3mといってもかなりの高さである。

なにを書こうか悩んだ。
下ネタ、禁止命令がでた。

夫婦円満の秘訣。
らくだ案「ケンカしたら、SEX」。大好きな中谷彰宏の言葉を引用。
トド案「性交は成功のもと」。

おいおい、両方とも、下ネタじゃねーか。
こりゃ、いけない。

本日、深夜3時に史上最大の垂れ幕プロジェクトは決行される。
文字が決まらない。
深夜2時にリーダーから電話があった。
「決まった?」
「決まってねーよ」
リーダーはピンクのドンペリを飲んでいたらしく陽気だった。
こっちは、思いっきり、陰気だ。

どうしよう。
インターネットで調べまくった。
「結婚 祝辞 名言集」で検索。
いっぱい探した。
最終、お、これだと思ったのが写真の通り。

「笑顔に勝る化粧なし」

花嫁にむけた言葉である。
これでいこう。

布を床に広げる。
100均で買った、モップ。
ちょっとモサモサしてたので、ちょうどいい長さに散髪した。
バケツに墨汁を2本、流しいれる。

さぁ、開始。
鼻谷が見守る。
本当に緊張した。
手が震えた。
昨日の「画用紙に卒業証書」とはまた違った緊張感だ。
失敗は許されない。
布はこの1枚しかない。

とにかく、こんな大きなキャンバスに文字なんて
書いたことがない。

「笑顔の笑」から、「なしのし」、まで一言も口を開かなかった。
もちろん、鼻谷も。

かつてない緊張感の中、無事、書き終えた。
らくだスーパー書道家への道、大きく道が開けた瞬間だ。
もうここまで来たらなんでもアリだ。
これからは、怖いものなんてなにもない。

文字通り、史上最大の垂れ幕プロジェクトは私の中で完結した。
あとは、この垂れ幕が本日、新郎新婦並びに来賓のみなさまに
喜んでいただけるかどうかである。

私の元からは本日15時に、手放される。
みんなから、笑顔、こぼれたらいいな。
リーダー、あとはよろしくです。

成功報酬で。
あ、2次会幹事の打ち上げパーティで使ってね。
それだけで許してあげる。

昨日、今日とホントいい緊張感だった。

昨日の卒業証書であれ、今日の垂れ幕であれ、
1枚1枚、ココロを込めて書いた。

文字の大きさは違えど、気持ちの大きさに変わりはない。

                                 




史上最大のホスピタリティ

2006-03-11 | Weblog
『ホスピタリティ』を読み終えた。
この本は、本当に本当にわかりやすい言葉で、親切丁寧に
サービスの原点について述べている。

ホスピタリティ・・・思いやり、親切心、心遣い。

あらゆる物事を心や気持ちで受け止め、そうした心や気持ちから行動を起こす
ホスピタリティ。

ヒトを中心とするサービス産業で最も必要なもの、ホスピタリティ。

ホスピタリティあふれる環境作りこそ、我々のやるべきこと。

とにかく、当たり前のことを当たり前に書いてある。
挨拶が大事。身だしなみが大事。相手を思いやる気持ちが大事。
「お客様の喜びを自分の喜びに」
わが社に入社するとき、履歴書の志望動機欄に書いたことがある。
同じことがこの本に書いてある。
今でも私の信条は
「されて嫌なことは絶対にしない。されて嬉しいことはどんどんしてあげる」。
常にお客様の立場に立って物事を考えなさい、スタッフを教育するときに
必ずそういっている。
これも、ホスピタリティの一部だろう。

日ごろから、大事にしているホスピタリティ。
この本は、もっともっと、そのホスピタリティについて深く深く
言及している。
ヒト、ヒト、ヒト、のことしか書いていない。
お客様からお店に届いた「サンクスレター」を例題としてたくさん多様している。
本当にあった話だから、とてもココロ温まるし、その一方、考えさせられたりもする。

いい本に出会った。
もともとは上司からのススメでしたが、これからもバイブルとして大切に扱おうと思う。
今、ヒト相手にお仕事をされている方、ぜひ読んでみてください。
ちょっぴり、ラクダの気持ち、わかると思います。

「FOR」ではなく「WITH」の精神で。
「彼女は私のために働いているんじゃないよ。彼女は私と一緒に働いているんだ。
 将来あなたがサービス産業でヒトの上に立つ人間になったら、これだけは
 覚えておくとよい。これからの時代はFORではなく、WITHだ。
 WITHの精神がない企業は決して成功しない」

お客様とは対等な関係。
ザ・リッツカールトンのクレド(信条)
We Are Ladies And Gentleman,
Serving Ladies And Gentleman.
(私たちは紳士淑女にサービスする紳士淑女です)

ホスピタリティ、大事。

   今日、外人のお客様が二人でカウンターに座られました。
   当然、日本語話せない。
   スタッフのイワキがなんとかコミュニケーションをとっていた。
   そのうち、彼は二人のために、なにかしてあげたいといった。
   いきなり、チェキで彼らの写真を撮りだした。
   「店長、色紙書いてあげてください。なんでもいいんで」
   ・・・・・・・・・・・。
   『月に願えば夢かな卯』と書いた色紙にその写真を貼った。
   「ドリームズ・カム・トゥルー」っていって、二人に差し上げた。
   二人はWOW,WOW,喜んでくれた。
   外人さんは、やっぱり『漢字』に弱い。

   スタッフがなにかしてあげたい、といいだしてくれたことが
   とてもウレシイ。この前の結婚祝いの色紙もそうだったけど。

   ホスピタリティあふれる環境作り、大事。

   ここに、今日あった話を書くのは、次の日の朝礼でそのネタを話すため。
   そう、原稿整理するために、書いてる場合が多い。
   この前の結婚色紙の話を朝礼でしたから、今日のイワキの行動があったのかな?
   そうだったらいいな。

   当然、今日の外人さん話も、明日する予定です。

「お客様の喜びを自分の喜びに」

・・・確かに、昨日は、まーちゃんの喜びは完全にラクダの喜びだったな・・・。