『らくだばオーナー』井之口らくだ。の笑いと感動日記

2009年2月25日念願の夢叶って『関西酒場らくだば』を開店。その日々、経験する笑いと感動を日記にしてご紹介。

夢の『らくだば』への道【その33】 大晦日

2008-12-31 | Weblog
12月31日。
毎年いってますが
今年もあっという間でしたね。

今年を振り返ると
これまた、「激動」という言葉が
相応しかったです。

そして
今年を一文字でたとえると
『夢』
だったように思います。

長い年月
描いてきた夢。

このらくだ日記で
思い切って書いてみた。

少し動き出したら
あとは、ゴロゴロゴロゴロ。

たくさんのヒトに
支えられた年。

まだ叶ったわけじゃないけれど
あと2ヶ月に迫った
『らくだば』。

十分すぎるほど
充電させてもらいました。

2009年2月25日(予定)
いよいよ、開店いたします。

夢のらくだば。
夢に向かって歩き続けた2008年。

いよいよ、2009年
デビューっす。

丑歳だけに
モー、よろしくー!

今年1年、らくだ日記
読んでいただきありがとうございました。

これにて、らくだ日記、終わります。

終わらねーよ。

来年からもよろしくお願いします!

ひとりごと

2008-12-27 | Weblog
自分がもっとも得意としてる分野だと
思います、らくだのひとりごと。

ゆるりと聞いてください。

***
『紅茶ください』というと
店員さんとのヤリトリがウザイ。

A『ご注文のほうは?』
『紅茶ください』

B『アイスですか?ホットですか?』
 『アイスで』

C『レモンいれますか?ミルクいれますか?』
 『レモンで』

ボクはこの、BとCの無駄な時間が大キライです。
ボクはコーヒーが飲めません。
だから、いつも喫茶店にいくと
紅茶を飲みます。
そして、ご注文は?
と聞かれると
絶対、
『アイスレモンティください』と
いいます。
でも、結構、まわりをみてると
『紅茶ください』
以下、BとCのやりとりに続く。

見てるとウザイ。
BとCの時間がもったいない。

と、いつも思いながら
喫茶店を利用しています。

【本音】
 ホントはね、レストラン勤務時代
 ずっと思ってたんです。
 紅茶って注文されると
 聞くほうのこっちも
 ヤリトリがウザイと。
 だから、お客さんの立場が
 理解してくれたらウレシイなーと。

***
クリスマスの夜です。
満員電車の地下鉄に乗っていました。
こんな満員電車、久々でした。

隣のカップルに押されました。
おい、そんな押すなよーとカップルをみました。

二人は顔を相当、近づけていました。
そして、彼女の口から舌がペロリ。
その舌は、彼の鼻の先をなぞりました。

次に彼の口から舌がペロリ。
彼女の鼻の先をなぞりました。

結構です。
別に、二人の世界だから
なにをやっても結構です。

ただ、そのどんな意味があるのかわからない
鼻の舐めあい、
見てるこっちの気持ちになってもらいたい。

しかも、超至近キョリ。
しかも、どこか官能的。
あわよくば、自分も舌をだせば
届くんじゃね?
ってくらいの、鼻の舐めあいゲーム。

混ざりたかったー

ウソです。

電車での人間ウォッチング。
ボクは大好きで大好きで
いろんな人間像がみえてとても
楽しいです。
特に、終電の人間ウォッチングは
ある意味、ドラマの連続です。

今年の12月は終電に乗る機会ってのは
ほとんどなかったので
いわゆる、酔っ払いとは
出会わなかったのですが

この日の鼻の舐めあいカップルには
少々、感動を覚えました。

犬か。







夢の『らくだば』への道【その33】 13年の凝縮

2008-12-27 | Weblog
大学3年生の秋、
バーテンダーとして、この世界に入った。

あれは21歳の秋。
今、34歳の冬。
13年間、飲食の世界にいることになる。
(ニート期間、含む)

21歳の秋、
この世界に入った。
22歳の春、
この世界にハマった。
22歳の夏、
この世界で生きていこうと思った。

いつからだろう、
店を持ちたいと思ったの。

自分の店だったら、ここをこうするな。
自分の店だったら、ここをああするな。

いろんな想いがあった。

この日、内装の図面を見ながらデザイナーさんと打ち合わせ。
見積書がでた。
目が、マスクの映画のジムキャリーばりに
飛び出た。
わ。
これ以上飛び出たらヤバイよ、内装予算とらくだの目。

自分の思い描いてた夢と現実のギャップを
知る瞬間だった。

あれしたい、これしたい、たくさんデザイナーさんに
伝えた結果、現実の伴わない見事な金額。
ヤッホー。

な、わけない。

再度、来週、見積を直して打ち合わせ。
理想と現実をできるだけ埋めたいと
デザイナーさんはいってくれた。

できることなら、少々の覚悟を決めて
よし、これでいきましょう!
と、自分もいいたいところ。

でも、ジムキャリー予算を見たら
覚悟決めれるわけがない。

笑うしかない。

その夜、食器屋さんと打ち合わせ。
お茶の水のオフィスにいった。

たくさんたくさん、お皿のサンプルを並べて
待っててくれた。

グラスはこれにして、取り皿はこれにして
灰皿はこれ、箸はこれ、コースターはこれ、

どんどん、形が決まっていく。

ビールグラスひとつにもこだわりがあって
ワイン提供するスタイルひとつにもこだわりがあって
カクテル作るひとつにもこだわりがあって

基本、自分、なんだっていいんですけど
らくだばは、関西酒場だから
相当、フランクな居酒屋みたいになるだろうけど

やっぱり、バーテンダーとしてのスタートだからこそ
その譲れない部分があったり
ソムリエとしての資格を持っているがゆえの
頑固な部分があったり

手に取る、ひとつひとつが
この13年間の想いを凝縮したような結晶として
再現できたら、
めっちゃウレシイなと思います。

もちろん、それは、どこの店も同じ考えだと
思います。
ボクなんかより大先輩のお店なんかは
それだけ、しっかりした想いや理念があるからこそ
お店は存続してるわけだし
長年愛されてると思います。

そして、やっぱり、どっか違うんだろなーという
モノがあるんだと思います。

そして、自分はそれがなにか知っています。
気づいています。

13年の凝縮は、その個性、しかないと思います。
絶対的な個性こそ、飲食店の生き残る道。

ヒト変われば店変わる。

何度もサラリーマンしながら、お店を見てきて
そう思います。
もちろん、料理も大事。
看板商品も大事。
技術も大事。
だけど、やっぱ、ヒトだと思います。

お店がオープンして、
馴染みのお客さんが来てくれて
『あ、らくださんらしい』
『あ、井之口さんらしい』

この、『らしい』の数をどんだけ
いってもらえるか
これが、勝負だと思います。

ある程度、コンセプト決めて
進めていきますけどね、
あとは、お店開いてみないとわかんない。
どんなカラーになっていくか
わかんない。

でも、なんとなく、自分のやりたいよーに
進むような気がする。
なんとなく、自分の思い描いた色に
なるよーな気がする。

なんの根拠もないっすけど。

でも、13年間、自分は
ひたすら、汗かいてきたわけだし。

13年間、人生でやり続けてきたもんだし。
これ以外、自分、なにもできないし。
今さら、スマップに入れないし。

失敗したら、時代のせいにしよう。

やっぱり、不況はツライっす。
それで許してもらえるだろう。
でも、成功したときの味わいは
格別だろうから、不況でよかった。

どうしてあの店は不況なのに強いのか

というタイトルで情熱大陸にでるぞ!
でれねーよ。

財布が不況だよ。
大恐慌だよ。

わぁ、リアルなオチ。

13年分の想いがカタチになるまで
あと2ヶ月。

もうあと2ヶ月まで迫っている。
夢のらくだばへの道まで、もうすぐだ。

サラリーマン時代、
名物店長といわれたことがあった。
顔がらくだに似てて珍しいから
動物店長、それ違う。

少し違う視点で
少し違う発想で
自分はヒトとなんら変わらないで
やってたことが
少しウケタ時代があった。
社内でもウワサになった。

でもこれからはもっと大変。
一生、ウケ続けないといけないから。

新宿御苑の名物マスター
名物オーナー

まで、何年かかるかわかんない。
何十年かかるかわかんない。
そんなにもってるかもわかんない。

でも、やっぱりやるからには
その地域一番を目指したい。
継続してウケル店を作りたい。

がんばれ、動物マスター。

だから、動物じゃねーよ。
せめて、ブログのネタくらい、ウケてみたい・・・

春菜あい

2008-12-27 | Weblog
悲しいことに、違うあいちゃんの訃報に
今、世間は話題騒然ですが

今年、どんだけテレビでるんだよ!ってくらい
見た、春菜あい。

らくだばの住所は新宿1丁目。
あわよくば(よくないけど)、
物件次第では新宿2丁目になるとこでした。
こんだけ、世の中広しといえど
1丁目と2丁目の住所が違うだけで
イメージが変わる場所もほかにないと
思います。

男性街、新宿2丁目。
ま、全部が全部、そのカラーではないけれど
ある一角はまじ、男性というだけで
その場所を歩くのが恐ろしい一帯があります。

その一帯から少し歩くと
この整体院があります。
別名、性態淫。
うそ、普通のマッサージ屋さんです。

足つぼから、手揉みまで
気持ちよかったー。

そういや、この整体院、先日、春菜あいが
テレビで紹介してたなーと
思ったら、やっぱりそうでした。

春菜あいの色紙がありました。

どんだけー

それ、イッコーさん。
いつの時代もオカマさんって
いいキャラしてますよね。

やっぱりオスギが一番ですけど。
そんなこんなで、春菜あいが2丁目から
1丁目まで歩いては来ないと思いますけど

新宿って、いろんな顔があって
大好きだなーと改めて思った
一日でした。

いうよねー


風邪の原因

2008-12-27 | Weblog
たぶん、今週、飲み続けたせいだ。

夜遅く、呼び出された。
この人に呼ばれたら、まー、しょーがない。

彼は税理士さん。
らくだば開店してから、お世話になろーとは思ってないけど
アドバイスだけ、みっちり、してもらおーと思ってます。
要するに、食い逃げ、みたいなもん。

いつも、彼は、熱い芋焼酎をご馳走してくれる。
自分が、焼酎飲めないの知ってて、ご馳走してくれる。

ま、もう一杯、もう一杯、と
ススメテくる。

そして、いつも帰る時間が遅くなる。
そして、らくだは風邪を引く。


風邪、ひいてもた

2008-12-26 | Weblog
メリークリスマス!
マツモトきよしこの夜!

と、みんなに送ろうと思ったけど
イブの晩に体を壊してしまって
今年一番の、ゲーゲーやってしまいました。

まじ、辛かったです。

この日記ページも開いてないうちに
珍しく、らぐじー以外にコメントがいっぱい
入ってて、びっくりしました。

昨日、パブロンと胃腸薬を飲んだのと
睡眠をたくさんとったので(これ、いつも)
だいぶと回復しました。

これが、らくだば開店後だったら
大変なことでした。

みなさま、健康にはくれぐれも
ご注意ください。

はー、健康ってスバラシイね。

コメント屋

2008-12-21 | Weblog
このヒトの仕事は
コメント屋です。

コメントジャックともいいます。

いつもいつも
自分のブログにコメントありがとう。
コメント欄全部
『らぐじ~』にしてくれてありがとう。

無邪気にサンタの帽子をかぶって
大阪からくるところが可愛らしい。

NY土産のサーモンジャーキーを
その場でしゃぶりだした。

ステキな40歳に拍手。

2009年も、コメント屋、
がんばってください。

つまらないコメント部門。
返事なくても書き続ける継続コメント部門。
ダントツ一番、数量コメント部門。

三冠達成、おめでとう。

古くからの友

2008-12-21 | Weblog
なべと小さく、龍谷会、した。

NY前、なんかたまってんちゃうかーといって
誘ってくれた、なべ。
日程合わず、帰国してからってことになって
先日、ふたりで飲んだ。

大学時代、こうして二人で飲める友達って
少なかった。
今でも少ないけど。

お互いの近況報告しながら

時に盛り上がり、時に黙り、
時に懐かしみ、時に悩みあい、

古くからの友は
どこか、心が和む。
そして
ホントに心強いと思った。

『お店、絶対、協力するかよぉ!
 お客さん、いっぱい連れていくからよ!』

って。

『なに店に置く?祝いなにがいい?』

『なんか、ドーンといこうぜ』
興奮して聞いてくる、なべ。

小さいお店だから、デッカイ花だけは
断っておいた。

自分のことのように
開店を喜んでくれる友が
また、ここにいた。

ありがとう。

あんなに二人で語り合ったのは
何年ぶりだろう。

『収入ないんやろ?おごってやる』

あは。
ごちになっちゃった。
この御礼、いつか、らくだば、で。

相変わらず、なべの目は優しかった。
時間とともに、外見は老けてきてんだろうけど
中身の絆はまだ、色褪せてなかった。

ゆっくりゆっくり、
ビール、何杯飲んだろう。
なべはずっとコーラ。

ほいじゃ、また。

夢の『らくだば』への道【その32】 夢ライブ

2008-12-18 | Weblog
おお、エライ、夢のらくだばシリーズ
遠ざかってました。
久々、32話。

森源太
ライブにいってきました。

源太さんのライブはこれで2回目。
1回目は、とあるカンジボジアイベントで一方的に
こっちから見てるだけ、聞いてるだけだった。

今回、みにいったきっかけは
源太さんの奥さんが、卯乃家んときのお客さん。
久々にこの前、偶然、彼女と再会して
近々、ライブあるから来てよーと声をかけられて
忙しい時間を潰して(うそ、思いっきりあいてた)
いってきました。

高円寺の小さなライブハウスに30人くらいのヒトが
集まって、全員が、源太ライブのトリコになっていた。

熱く夢語って、人生の挫折語って、希望語って
「人間」らしいヒト、だって思った。

奥さんに源太さんを紹介してもらった。
名刺を渡せた。
握手した。
拳、付き合わせた。

いつか、源太さんライブ、うちの店でできたら
いいですね、って、小さく夢、伝えた。

自分の夢は「お店をもつこと」。

この一言がいえず、何年も何年も悩んだ。
一生、サラリーマンで終わるのか、
悩んだ。
それもいいと思った。
安全だし安定だし安泰だし。

でも、それは許せなかった。
将来の安定のために今生きるのが苦しくなった。

冒険だとは思っていない。
後悔はひとつもしていない。

一日一日の経験が、自信となり
自分でやる勇気がでた。

勇気と一緒に、この日記に、夢を書いてみた。
今年4月29日に書いた記事抜粋。
***
近々、もっと
真剣に、スーパーらくだロゴを
作ってもらおうと思ってます。
それを、お店のロゴにしてしまおうと
密かに計画中。
自分の今できる
具体化の、まず1歩です、1歩。
少しでも少しでも前へ前へ。
足踏みしてもいいから
その足は止めちゃいけない。
足を動かすことが大事。

大切な友人がくれた言葉です。
***

動くことと動かないことの差には
本当に雲泥の差がある。

夢は
少し転がると、雪だるまのように
どんどんどんどん、勝手に転んで
大きく大きく膨れ上がるもの。

その転がる1歩を
押すのは自分。

もう転がりだしたら止まらない。

もし、これから、夢をもちたいって方、
夢を叶えたいって方、源太さんのライブ
オススメです。

そのあと、喉が渇いたって方、
らくだばが、オススメです。

おい、それがいいたかったのかよ。

ボクもまだまだ夢の途中。
でも、夢に向かって最前線で走ってる自分は
人生34年の中で、もっとも誇れる瞬間。

ひっくり返るくらい上を向いて歩きたい。
大学時代に残した言葉です。

今、ちゃんと上向いて歩いてます。

もう一回、夢について
自分に語りかけることのできた
森源太ライブでした。

彼から、『らくだばさんへ』ってCDと一緒に
メッセージをいただいた。

いつか、本当に、昨日願った夢、
実現したらいいなーと思った。

よし、自分もギターを始めよう。
うそ。

ちなみに、うちの弟は、源太さんみたく
ストリートギター侍でした。

なんとなく、弟の人生もかっこよく思えた。