『らくだばオーナー』井之口らくだ。の笑いと感動日記

2009年2月25日念願の夢叶って『関西酒場らくだば』を開店。その日々、経験する笑いと感動を日記にしてご紹介。

NYな5月

2006-05-31 | Weblog
NY一色でした。

刺激好き、新しいもの好き、流行好き、先端好き、ストリップ好き、

そんなロマネコンティ貯金の支払いを延滞して
元部下に遠慮なく請求されてしまった、ミーハーな私にとって

NY研修は、最高の旅でした。

今月をもちまして、NY日記を終えたいと思います。

と、いいたいところですが、全然、日記を書き終えておりませんので
6月も、誰になにをいわれようが、書き続けていきたいと思います。

NYの素晴らしさを伝えるために
NYの素晴らしさを忘れないために

きっと、12月31日になっても、NYを語っていることでしょう。
当然、タイトルは「NYな06年」。
そのときの、NY日記は【その100】ぐらいいってるかな?

物事を忘れ易い私は、このようにして
この日記に綴りながら、毎日、大切なことや思ったことを
記憶喪失になる前に、保存作業をしております。

せめてせめて、今年一年は、NY気分、どっぷり浸っていたい。

だからNYの香り、忘れないために書き続けます。
どうかどうか、2006年は「浮かれぽんち」でいさせてください。

アイ・ラブ・ニューヨーク。 by らくだ。

マイ・デブ・あ~~ショック。 by トド。

来月も、NYでいこう!

あ、NOWなYOUNGって意味ね。
死語全開。

絶好調!!!

(ハナタレさん、5万も借金、たまってんの・・・、
  INYのTシャツ1枚でなんとかなりませんやろか・・・)






僕が一番欲しかったもの

2006-05-30 | Weblog
本日、新入社員の配属発表がありました。
今日から、みんなは新しい店舗の一員です。
みんなみんな頑張って欲しい。

みんなのために、この歌を送ります。
僕たちの仕事の、原点、伝わればウレシイ。

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さっきとても素敵なものを
拾って僕は喜んでいた
ふと気がついて横に目をやると
誰かがいるのに気付いた
その人はさっき僕が拾った
素敵なものを今の僕以上に
必要としている人だと
言う事がわかった

惜しいような気もしたけど
僕はそれをあげる事にした

きっとまたこの先探していれば
もっと素敵なものが見つかるだろう
その人は何度もありがとうと
嬉しそうに僕に
笑ってくれた

その後にもまた僕はとても
素敵なものを拾った
ふと気がついて横に目をやると
誰かがいるのに気付いた
その人はさっき僕が拾った
素敵なものを今の僕以上に
必要としている人だと
言う事がわかった

惜しいような気もしたけど
またそれをあげる事にした

きっとまたこの先探していれば
もっと素敵なものが見つかるだろう
なによりも僕を見て嬉しそうに
笑う顔が見れて嬉しかった

結局僕はそんな事を何度も繰り返し
最後には何も見つけられないまま
ここまで来た道を振り返ってみたら
僕のあげたものでたくさんの
人が幸せに笑っていて
それを見た気持ちが僕の
探していたものだとわかった

今までで一番素敵なものを
僕はとうとう拾う事ができた


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うちのお店には、Mr.セオがやって来た。
ずっとずっと卯乃家を希望してくれていた彼。
ずっとずっとこれからも卯乃家と卯乃家のお客様を
愛し続けて欲しい。

とてもとても緊張していた。
だから、彼のために、オリジナル名刺を書いて作ってやった。
その名刺、第1号は
24時間マラソンで一緒だった、探検隊準スタッフゆりっぺ。
震えながら、渡していた。
ゆりっぺはニッコリ笑ってくれた。
セオも、やっと笑えた。
ありがとう、ゆりっぺ。
またしても、探検隊に助けられた。
またしても、浮かれぽんち写真に助けられた。

「店長、嬉しかったっす」
この感動、忘れないで欲しい。

ワインをテーブルに開けにいったまま
2時間も帰ってこなかったけど・・・(ホントは5分ぐらい)
どうやら、お客様と話すことが
好きらしい。
とにかく好きらしい。

もっともっと振りまけ、笑顔と言葉。

キミのあげたものでたくさんの
人が幸せに笑っていて
それを見た気持ちがキミの
探していたものだとわかるよ、
そのうち、いつか。

僕が一番欲しいものは、そんなキミの喜ぶ姿。

これから、一緒に歩こう。
1歩ずつ、1歩ずつ、歩こう。
ひっくり返るくらい
上を向いて歩こう。

見あげた先には、青い青い空がオレたちを応援して
くれている。

ここで一句。

   『 らくだ、セオの人生を、背負う。 』

                  セオわねーよ。

                              

涙のリクエスト

2006-05-27 | Weblog
あ~、松井の連続試合出場が・・・
途切れちゃった・・・

・・・ように、らくだのNY日記も、連続試合、21戦でストップ。
と思いきや、大丈夫、

【その22】は、すぐ書き始めます。

とにかく、昨日は寂しかったのです。
いきなり、お師匠さんがやってきて
「転勤します。お世話になりました」ってご報告。
『誤報告』であって欲しかった。

あまりにも突然過ぎて、あまりにも唐突過ぎて
別れっていつもなんで、こんな「いきなり」なんでしょう。

でも、別れっていっても、一生別れるわけじゃない。
一生会えなくなるわけじゃない。
私が、プエルトリコだの、アフリカ砂漠に帰ったとしても
きっときっと、いつかまた会える。
だから、お師匠さんもどこに行っても、きっとまた会える。

そんな、お師匠さんの「涙のリクエスト」にお応えし
書きました。

「人生良好」。

お師匠さんの、本名は「良」さんだ。
だから、「良」さん、大「好」きの気持ちを込めて書いた。

転勤だろうが
単身赴任だろうが
お師匠さんは、一人じゃない。

大丈夫。

みんなみんな、ついている。

人生良好。

また、良さんの「ただいま」、待ってます。
また、怪しいドラッグ、ください。

ps で、どこの国にいかれるのでしょうか。
   国内ですか。
   何県ですか。
   

らくだのNY日記【その21】エクスプローラー

2006-05-27 | Weblog
もう帰って2週間もたってるのに、まだNY日記書いてるあたり
まだまだ浮かれポンチ満開。全開。

そんなこと、全然、気にしない。

次、いよいよ、NYラーメンのお話。
NYで出会った笑劇的な、お桂さんのお話、
その前に、少しばかし、ブレイクスルー。

何度もいいますが、今回のNY。
お世話していただいた方、多数。
大半が、地球探検隊という、今話題のファンキーな旅行会社。
本貸してくれたり、プラン練るの手伝ってくれたり
テンションあげるの手伝ってくれたり

そんなこんなで、やっぱりお世話になったからにはお礼を。
NYで、開かない頑固なノリを買ったにもかかわらず
地球探検隊オフィスの住所をジャポンに忘れてきてしまい
NYからエアメイルをだせず仕舞。

日本に帰って
新宿3丁目から、探検隊オフィスのある新宿御苑まで、
エアメイル風にして送った。(足で運べよ・・・一駅なんだし)

っていっても、中身を書いたのはNYだから安心してね♪

私のハニーエアメイル、無事届いたらしく
あまりにもくだらなさ過ぎて
探検隊ホームページに、露出プレイされた。
こいつに羞恥心はないのか、と疑われるほど
恥ずかしい内容。
「金髪抱きまくり。日本には帰りません」とか
書いてやがる。

ストリップにはいったけど、金髪は抱いてないし
日本にはとっくの昔に帰ってます。

そんな、らくだNYエアメールは

駱駝ラクダ楽堕落堕落堕落堕落だ ここをクリック!

↑に載っかってます。
ご掲載、ありがとうございます。
格がひとつ、下がりました。

昨日、御苑で健康診断があったからね、
オフィスに挨拶しにいった。
もちろん、お礼をいいに。
鼻谷とカズキングを連れて。
彼らも、ついに探検隊デビュー。
もう逃げられない。
あ、NYで流行中の、クネクネチャイニーズ人形も飾っていてくれた。
ウレシイ。

ありがとう、地球探検隊エクスプローラーさん。
また、お邪魔します。

   【らくだの健康診断プチ日記】  
   あのあとですね、健康診断でですね、
   レントゲン撮るからって、着替えさせられたんですよ。
   あの、温泉で着る浴衣みたいなやつに。
   ロッカー「H」っていわれたから、中に入ってる浴衣着た。
   そしたらね、
   偶然いた、202cmさん。
   ボクをみて、笑うんですよ。
   「なに、その格好」って。
    なに、その格好もねーよ。
   「だって、なんで、らくだっちだけ、その柄なんすか」
    そういえば・・・
    みんな、青いストライプなダンディな柄。
    鼻谷も、カズキングもみんなストライプ。
    
    らくだだけ、『ギンガミチェック』。

    Oh、キューティー。

    キューティーじゃねーよ。
    なんで、「H」ロッカーだけ、ギンガミチェック浴衣なんだよ。
    しかも、ロッカーのくせに、鍵ぐらいつけとけよ。

    貴重品ビクビクして、血圧あがっちゃうじゃねーかよ。

    らくだ、血、抜くのキライ。
    あの針、怖い。
    先端恐怖症。
    202cmさんいわく
    「最近の針、先が丸まってて痛くないっすよ」

    らくだの順番が来た。
    「痛い」。

    うそつき。

    一日一食が当たり前だとか、生活が不規則だとか
    運動不足だとか、

    でも、毎回、診断結果:オールA。

    たまには憧れるな、再検査。

    でも、健康が一番。
    健康バカ。
    健康のためなら、死ねる。

    健康は健康じゃなくなったとき
    健康の有り難味がわかる。

    親も親とはなれてみて
    親の有り難味がわかる。
  
    だから、
    だから、
    健康と親には、いつも感謝しないといけない。

    バカだけど、生んでくれてありがとう。
    健康だよ、まだまだ。

    健康過ぎて
    毎日が、浮かれぽんち、っす。
    

らくだのNY日記【その20】イタリアン

2006-05-24 | Weblog
2日目、午前中の市内観光を終え、いざ、昼食。

イル・ムリノ、っていうイタリアン。
六本木ヒルズに支店をもつ、有名店。

ここ、にんにく屋さん?って思うほど、強烈にガーリックの強いお店。
口の中には、にんにくマン登場!
臭くて臭くてどうしようもないヒーローだ。

前菜しこたま、食べて。
パスタ頼んで、メイン料理頼んで、牛でもこんなに食わんだろうという量が
でてきた。
もう見てるだけで、お腹いっぱい。
とにかく量が多い。

私のパスタ、ラビオリ。
中にポルチーノ茸が入ってて、外のソースは
ギンギンにシェリー酒が使われてて、小難しい味でしたが
少し病みつきになりました。

メイン料理は、どれも豪快で、でっかいお皿にドギャーンと
盛られてて、一度、出来上がったものを見せてくれてから
全て、4人分、シェアしてくれた。

とにかく多い。
でも、残したら、お母ちゃんに怒られる。
でも、ここはNY。お母ちゃんはいない。
だから、大丈夫。
ってわけじゃないですけど、あんな特盛牛丼みたいな
サフランリゾット。
当然、食べきれない。
ほかのテーブルには、森のようなサラダ。
あの森、絶対、迷子になるぞ。
はじめ人間、ギャートルズにでてきそうなマンモスのような
おっきな牛肉、羊肉。
どれもこれも、のりPびっくりのマンモス級の量。

あ、ただ単に、注文の仕方が間違っただけ。
大バカ日本人。

2日目の昼にして、相当な金額が吹っ飛んでしまいました。
あと残り3日もあるぞ・・・、大丈夫か、らくだチーム。

店をでたの15時。
次の店、いよいよ、モダンジャパニーズの流行店「MEGU」。
予約17時30分。
インターバル2時間半しかない・・・。

その2時間半はフリータイム。
4人それぞれ、それぞれの道をいく。
あるヒトは買い物に。
あるヒトはお散歩しに。

あるヒトは、ラーメン食べに。

え?、ラーメン。

こんなに食べたのに、なんで、ラーメン。

バカじゃん。
バカじゃん。

そんな、バカ、誰だよ。

らくだ、だよ。

その理由はね・・・、つづく。


らくだのNY日記【その19】いちご

2006-05-24 | Weblog
セントラルパーク内にある、ストロベリーフィールズ。

ジョン・レノン。

に会いに、大勢のヒトがここを訪れる。
たまたま、ジョンの好きなイチゴがいっぱい差し入れしてあった。

喜んでるだろな、ジョン。
いっぱいいっぱい好きなだけ食べな、ジョン。

目を閉じると、ジョンは美味しそうに食べていた。
らくだには、
そう想像(イマジン)できました。

また、ジョンに会いに来よう。
この出会いを大切に。
苺一会。

なんちって。

らくだのNY日記【その18】神戸?

2006-05-24 | Weblog
港。

え?ここ神戸でっか?

って思ってしまった、サウスシーポート。

神戸の港で、海みて、デートしたなー。
でも、あんな高いビルディングはなかったな。

だってここはNY。
自分の中での、NYといえば、あの高いビル。
どこへいっても、あの高い高いビルがそびえ立っている。

「神戸いこうべ!」
昔、そんなしょーもないこといってた、らくだも
今では、こてこてニューヨーカー。

神戸もそういや、震災で大変だった街。

ニューヨークも神戸も今では元気元気。
元気で満ち溢れている。





らくだのNY日記【その17】女神

2006-05-24 | Weblog
見えます?
らくだの指先。

深爪しちゃいました。

・・・その指先じゃない。

指先の先。

ちっちゃくちっちゃく見えるのは
「自由の女神」。

らくだチーム、自由の女神のそばまで
ボートでいってません。他のチームはいってましたけど。

「ニューヨークへ行きたいかー」
アメリカ横断ウルトラクイズ育ちの私の憧れ、
自由の女神。
あんなちっちゃい出会いで終わるなんて。
台場で見た、女神の方が死ぬほどデカかったよ・・・。

爪アカ程度の女神・・・。

でも、ココロには今でも、おっきくおっきく
私に微笑んでいる。

次は絶対、ボートにのって、女神のスカートの下までいって
彼女が毛糸のパンツを履いているか確認してこようと思います。

待ってろよ、オレの女神。

らくだのNY日記【その16】ゼロ

2006-05-24 | Weblog
2日目の朝、NY市内観光をしました。

一番印象的だったのは、
グランド・ゼロ。

おとつい、たまたま、深夜にNYを舞台にした映画を観ました。
その映画には、まだ、ツインタワーが建っていました。

少し、ココロ、痛みました。

ゼロからイチは大変だ。
でも、勇気をもってNYはイチへと向かって動いている。
イチから二へ、二からサンへ。

そうだ、NYは動いている。

531m、フリーダムタワー。
自由の象徴として、早く早く、完成する日を待ち望む。




らくだのNY日記【その15】ドリーム

2006-05-23 | Weblog
まだまだ続く、NY日記。
いい加減飽きたと思わないでお付き合いください。

今回は、ヒトの夢なんて、聞きたかねーよ、と思うかもしれませんけど
夢、書きます。
って、いっても将来の夢とかじゃなくて、「NYで見た夢」。
これ、夢のような夢。

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まず、設定から。
多分、二階建ての一軒屋。
1階入口とテーブル。
2階カウンター。

なんか変てこなお店だったけど、
店主、らくだ。(きっと、オーナーもらくだ)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いつもの常連様が2階カウンターに座ってた。
私、カウンターの中で忙しく働いている。
常連様とゆっくり話すこともできなくて。
その常連様は下に降りてった。
どうやら、常連様のお友達が来てて合流したらしい。
どうやら、「送別会」らしい。

私、なににそんなに追われてるのか常にバタバタ。
下にも降りられない。
気がつけば、閉店24時。
あ、ヤバイ。
下に降りてった。
あ、常連様、すでに帰っていなかった。
まじ・・・。
悪いことした。
携帯を見た。
常連様からメールが入ってた。
きっと、今日のお礼なのだろう。
よく読まないまま、店の外にでていった。
常連様はいない。
どこにいってもいない。
あー、挨拶ひとつできなかった。
悪いことした。
らくだ、お店に帰る。

お店の片付けする。
片付けする。
片付けする。
深夜2時、片付け終わる。
ふぅ。
さっきの常連様のメールでも読もっかな。
1階入口付近で読んでた。
そしたら、いきなり、常連様が帰ってきた。
なぜか、泣いてた。(きっと、送別会だったし)
初めて、泣いてる顔、見た。

常連様はいった。
「店長、今から、いいですか」

「あ、どうぞ、どうぞ、上へお上がりください」

2階席、片付け終わってたけど
もう一度、準備し直した。
らくだ、ニコニコ笑いながら。

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・・・とまぁ、こんな感じです。
ホントはもっと登場人物いた気がしますが・・・
かなり鮮明に覚えています。

NY二日目の朝、この夢を見て、とても
すがすがしかった。

思わず、部屋から見える「NYの朝」、
写真を撮ってしまった。

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ま、超単純な話しです。
面白くもなにもない話しです。
ただ、ただ、嬉しかったのです。

『らぐじ~さんバースデーパーチー』しながら
「NYで見た夢」を思い出しました。

愛し愛される店。
ま、
閉店後、2時間もたってから
ご来店されても迷惑極まりない話ですけど
(普通、店にいてねーよ)
お客様に、ひょっとして
あの店にいけば、
あのヒトにムリいえば、
なんとかなるんじゃあ・・・
って思っていただけて、実際、来てくださる。

いいねー、いいねー、そんな店、いいねー。
めちゃめちゃ、愛されてるねー。

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ま、極々まれな瞬間だったかもしれない。

が、私のココロの奥で眠っていた、なにか、が起きた。
そんな気がしました。

その「なにか」ってなにか、わかりませんが、
ひょっとして、あの夢、未来の自分だったのかも。
あんな店もちたい、自分の夢だったのかも。

おぼろげにそう思いながら、NYの広い広い空、眺めてましたとさ。
極上のタバコの煙、ふかしながら。

・・・タバコ、吸えねーよ。

以上、
夢語るの苦手だけど、夢だから、夢、語りました。

きっとこの夢、一生、忘れることはない。

実は、この夢にぴったりの「テーマソング」があります。
その歌、毎日、アイポッジュで聴いてます。
その歌は、また今度、語ります。

「NYで見た夢」、いつかきっと。