この鼻の贈り物は
ウキさんからでした。
メガネ置きらしい。
ナイスセンス、ウキさん。
この写真を撮ったボクも
かなりのセンスやと自負しております。
写真部でよかった!
写真部関係ねーよ。
鼻谷さんが店長になった日、
ボクは、がんばれアルバムを贈りました。
『鼻毛は、でてても、誰も注意してくれへん。
だから、自分で気をつけなアカンねや。
店長という仕事も同じ。店長は孤独。
自分で気づくこと』
みたいなこと書いて贈ったような気がします。
それから、数年がたち
ま、一人前の店長になったかどうか
わかりませんが
彼は大きな決断をして
この世界を去ります。
確かに、この世界で上にあがることは難しい。
確かに、この世界で一人で商売することは難しい。
会社にいながら
この悩みにぶち当たるのは当然のことで
さらに、飲食という独特の空気の中で
30前にして、実際、転職する人間もたくさん
みてきました。
正直、自分も、30前で一度、会社を辞めて
昔の同僚と商売しようと誘われたこともありました。
そのとき、東京からのお誘いがあったり
東京ではある程度のポジションを与えていただいたり
恵まれた環境で仕事をさせていただきました。
ホント、偶然ラッキーなくらい会社の待遇がよかった
そんなボクでさえ、35を前にして
やっぱり、悩みました。
もう、35を過ぎたら、一生動けないんじゃないかと
不安を覚えました。
今思えば、まだ独立が成功したとはいえませんが
昔描いた「夢」がもうすぐ、手の届くところにきており、
会社を辞めてよかった、と言い切れます。
会社でよくしていただいた方々には
本当に申し訳ないですが
後悔したくなかったので、この道を選んでよかったと
本当に思います。
だから、
鼻谷さんの決断は、
本当に本当に、辛かっただろうし
悩み抜いただろうけど
すべてを受け入れてあげたい。
そして、これからも
どんなことがあっても応援してあげたい。
沖縄のニートくんも細々とがんばってるように
鼻谷さんも、新しい世界でがんばって
欲しいと思います。
もう、同じ業界でアドバイスは
してあげれることはできないけど
今度は違った形で
彼と接することができるので
新しい楽しみが増えました。
スーツ着て、はー、店長疲れましたよ
っていいながら、ネクタイをほどきながら
らくだばのカウンターで
愚痴をボクにこぼす、その姿、
なんとなくイメージできまっせ。
昨年の9月30日、ボクが会社を卒業した日。
今年の9月30日、鼻谷さんが会社を卒業する日。
なんかの縁かなー。
お互い、ふたりを出会わせてくれた
ダイナックという会社には
一生、感謝の気持ち、忘れんとこな。
会社でて初めて思うよ、この会社の有難さ。温かさ。
ちょっと、偉くなっても
そのデッカイ鼻、天狗にさすなよ。
鼻谷さんにいってあげれるのは
そんくらいかなー、
ちょっと人生の先輩として。
また、おもろいメールくれよ。
あと2日間、ばっちりがんばってください。
10月1日から、いきなり仕事やろ。
おい!ニート追い抜くなよ!
目デカ!らくだより。