『らくだばオーナー』井之口らくだ。の笑いと感動日記

2009年2月25日念願の夢叶って『関西酒場らくだば』を開店。その日々、経験する笑いと感動を日記にしてご紹介。

史上最大のお土産

2006-03-08 | Weblog
ってわけじゃないですけど、
昨日、いいこと3個じゃありませんでした。

4個でした。

先月、うちのお店で宴会していただいた「カンボジア会」、
(あ、例のカボチャ・カボチャの「カボチャ会」です)

あの宴のあと、シーマンさん御一行はカンボジアに旅立ちました。
そして、つい先日、帰国されました。

そのお土産をわざわざ、お店まで持ってきてくれました。
なにがウレシイって、
「お世話になった、濱谷さんと、藤原さんにもどうぞ」
って二人の分までありました。
ははは、カンボジア会の宴、私、京都いっててなにもしてませんでしたからね、
彼らにこそ、一番に渡すべきです。

カンボジアチックな素敵なお土産、ありがとうございます。
今度は、カボチャ会の報告会、よろしくお願いしますね。

いいことしてると、結果は必ず、ついてくる。

     ・・・だから、らくだ、なにもしてない!ってね。
     ナイス鼻谷・藤原!
             
                                  
                          



史上最大のメール

2006-03-08 | Weblog
ってわけじゃないですけど、
これが最後です。
昨日、いいことあった3個のうちのファイナルです。
ウレシカッタので書きます。

【らくだファンの作り方講座③】
リーダーのお友達のオオノさんから、おとつい、いきなり携帯にメールが来ました。
「リーダーからアドレス聞きました。
 明日、同僚がいい店ないか、と探しています。
 ご紹介したいのですが、予約できますか?返事はできればすぐください」
1分以内に、OKの返事をしました。

メールの返事は早いに越したことはない。

そのご紹介様が来られました。
特別込み入って話したわけでもなく、スペシャルな演出をしたわけでも
ありませんでした。
オオノさんに紹介して頂いたからには、恥をかかせてはいけません。
挨拶はしっかりする、お店側からのささやかなおもてなしをする、
ま、当たり前のことですね。別になんの講座でもない・・・。
そのお客様が帰られました。

あぁ、今日はどうだったかな?
満足いただけたかな?

帰られて、5分もしないうちに、オオノさんからメールが来ました。
「同僚から、非常に良くして頂いたと連絡がありました。
 ありがとうございます。サスガです」

いやぁ・・・ウレシイですね。
そこから、オオノさんとは3回ぐらい、メールのやりとりしました。
結構、熱い内容のメール。
過去、リーダーと一緒にオオノさんは数回、卯乃家を利用してくれました。
ちょっとでも、ラクダのこと、気に入っていただけたのでしょうか。

オオノさんとはサービス精神が似ていると思いました。

「先義後利」の精神。(昨日のメールより抜粋)
オオノさんがいつも心がけているそうです。
なるほど、なるほど、とても素敵な言葉です。
ラクダ辞書に保存しました。
そのうち、色紙に書き出すと思います。
お店の裏にでも貼って、スタッフのココロにも植えつけようと思います。

今、読んでる本が、上司に薦められた「ホスピタリティ サービスの原点」。
なにか、オオノさんとのメールとの繋がりを感じました。
オオノさん、昨日はありがとうございました。
そのオオノさんを紹介してくれたリーダー、ありがとうございました。
いつもリーダーはオオノさんに説教されてますね。
その調子、その調子。

一日で、3個のいい出来事。

毎日毎日、こんなこと続けば、こんな楽しい仕事はほかにない。

ps 今週、あと3個、史上最大のらくだプロジェクトがあります。
   (最近、プロジェクト多すぎ・・・。楽し過ぎるけど)
   順次、ご報告させていただきます。

                                 

 


史上最大の恋愛

2006-03-08 | Weblog
ってわけじゃないですけど、
昨日、恋、しました。
一瞬ですけど。

昨日のいいこと続き。
【らくだファンの作り方講座②】
18名様ぐらいの団体様がご利用されてました。
そのうち、常にニコニコされた奥様がいらっしゃいました。

よく目が合いました。
きっと、私のこと、一目惚れしてたのだと思います。
してねーよ。
そして、お手洗いから戻られた時、レジまで来られて
「トイレのなぞなぞの答え、わかりました。○○ですよね!」
「はい、大正解です!」パチパチ拍手しました。
「なにか、いただけるのかしら?」
「ぬふ」笑顔だけ返しておきました。

ここがミソ。
①すぐに、即答しない。
②なに、あげるかいわない。
③ぬふ、で濁す。

ここですぐに答えると、感動もへったくれもないですから。
最後の最後に、忘れた頃に、プレゼントする。
それが最も効果的。
ちょうどいいデザートがるんですよ、うちには。

「おめでと卯」って文字の入ったお皿の上に、うさぎの大福アイス。
あれをプレゼントされて嫌がるヒト、見たことない。
世の中、うさぎがダメってヒト、いませんからね。

「さきほど、なぞなぞ正解されたので、どうぞー」って
お持ちしました。

ひゃあ~。絶叫。
奥様、イチコロです。

天災とサプライズは、忘れた頃にやって来る。

奥様、ニコニコ。
まわりも羨ましがってる。
18名の中で、ヒロインにして差し上げました。

年齢は私よりも上です。
私のこと、お兄さん、お兄さん、呼んでましたし。
さらには、お友達の赤ちゃんを抱いて
「このおもちゃ、とってミソ、とってミソ」
ミソミソ連呼するあたり、古風な感じがしました。
でも年齢に関係なく、とてもチャーミングな方でした。
笑うと目がなくなり、目じりに皺が寄る、結構、私好み。
本当は目がパッチリで、キラキラした方が好きなのですが
そんなヒトに限って、全然、相手してくれないので
やっぱり、ココロが笑顔に表れるヒトが好き。

レジ前で終始、その赤ちゃんを抱いてアヤシテおられたので
私と話す機会も結構ありました。

絶対、私のこと、好きだったと思います。←思い込み、激しすぎ・・・。
当然、私も、奥様のこと、好きになりました。

最後、締めくくりに名刺渡して完璧!って思ってたのですが
そのとき、23時過ぎ、「史上最大の賛辞」をしてくださったテーブルで
接客していたため、帰りのお見送りはできませんでした。

・・・。
それが、またいい。
その切なさが、素晴らしい。←とことん、バカ。

地球に境界線はないように、
恋にも境界線はない。

恋は自由だ。

この先、特に発展するわけないけど
昨日の恋は素敵だった。

また、今日も違う誰かに恋しよう。

・・・トドさんに絶対、オマエバカ。っていわれそう。
でも、トドさんもサービスマン時代は思っていたと思う。

『お客様に、恋させてなんぼ』だと。

要は、あのヒトに会いたい、って思わせたモン勝ちだ。
今まで、顔で落としてばかりだったけど、これからはココロで勝負しよう。
・・・顔で落とせてねーよ。

                                 




史上最大の賛辞

2006-03-08 | Weblog
本日、なんでもない一日が一瞬にして輝きをもたらしました。

【らくだファンの作り方講座①】
23時を過ぎたころ、スタッフのサノっちがやって来ました。
サ「店長、結婚されたばかりのお客様がいらっしゃるんですけど・・・」
ら「お、いいね、いいね、じゃ、色紙書こっか」
サ「あ、はい」
ら「あ、名前お伺いして来てね」

サラサラサラ。
『○○さん○○さん ご結婚おめでと卯 いつまでもお幸せに・・・』

写真を貼り付けて完成。
あ、いつもはね、スタッフに持っていってもらうんですよ。
持っていったスタッフにも、喜びを感じとってもらいたいんで。

でもね、今日は自分で持っていった。
「おめでとうございま~す!」って。
そしたら、新婚さん二人、え?って顔してました。
なになに?この色紙?みたいな・・・。
そうそう、実は新婚さんではない幹事様が、なんか用意してくれって
頼んでたみたいなんですよ。

だから、新婚さん、色紙の存在知らなかったみたいです。
一瞬、空気が止まった。
そのあと、うひゃ~って喜びだしてくれました。

「これ書いたの、店長さんですか!まじ、うれしいっす!」
旦那様が叫ぶ。
「ウレシイです、ウレシイです、涙でそうです」
奥様が涙ぐむ。

そしてなによりも
そのサプライズをお願いした幹事様が
「こんなお店、初めてだよ」
って大絶賛してくれました。
少しは顔、たてられたかなー、なんて。

当然、名刺はお渡ししましたが、その方は普段絶対、
飲食店では、名刺をださない方みたいなのですが
今日は特別にいただけました。
ありがたやー。

「井の頭公園で商売できますよ」
「ここのこの文字、最高ですね」
「絶対、家に飾ります」
「ずっと、大事にします」

こんな褒められたの、正直、初めてです。
やっぱり、直接いわれると照れますけどウレシイですね。
それにしても、すごい喜びよーでした。
そうそう、そうなんですよね。
私にとって、何百分の1枚の色紙であっても
そのお客様にとっては、たった1枚の色紙なんですよね。

それを忘れちゃいけない。
1回1回、ココロを込めて書かないといけない。
最近、ほぼ毎日のように、いろいろな色紙を書いてる。
絶対、忘れちゃいけないのは
大切な1枚だと思って書くこと。

それ、とっても大事。

あと、もう1個大事なのは
サノッチが、そのネタを仕入れてきたこと。
しっかり、お客様とコミュニケーションをとってたから
そのネタを仕入れることができたんだと
思います。

本当にいいスタッフに恵まれてると思います。

というわけで、今日のファン作り講座のポイントは
①1枚1枚、ココロを込めて書く
②できれば、自分で持っていく
③ネタを仕入れることのできるスタッフをいっぱい作る

です。
あー、気持ちよかったばい。
実は、今日、あと2個もウレシイことがあったのです。
続きは明日の講座で。