『らくだばオーナー』井之口らくだ。の笑いと感動日記

2009年2月25日念願の夢叶って『関西酒場らくだば』を開店。その日々、経験する笑いと感動を日記にしてご紹介。

タコの気持ち

2008-05-30 | Weblog
タコツボ、って知っとる?

あのタコが足だしてる
あのツボ。

あんな感じの
タコツボ風呂って
あるんです。

そのツボ2個あって

1個は、地元の慣れたオッサンが
頭、両肩を、ツボにひっかけて
お尻と腰を中に沈めて
両足、膝の部分でツボにひっかけてるんす。

わー
タコや、タコと
思いながら
自分も
その横にいったんです。

タコになりたくて。

同じように
やりました。
頭、肩、膝、ひっかけて
お尻と腰を沈める。

空からみたら、
ラクダの剣は、丸出しです。

でた、下ネター。
でも、ホント、真上からみてる
神様は、ボクの剣の勇ましさに
ビックリしてたはずです。

勇ましくねーよ。

でも、まわり、そのオッサンしかいてへんし
羞恥心なんてなく
もう、自由気ままに
タコになりました。

あれ、クセになるなぁ。
プカプカ浮んで
空を見上げる。

新緑から初夏へと
移り変わる景色をみながら

なんの鳥かわからへん
その鳴き声に
和んでみる。

風はゆるく
頬をなでる。

そんないい気分のなか

魚屋のオッサンに
頭をつかまれ

オイ、なにすんねや!

と思いながら

頭をブチ切られ
両手、両足を
見事に、切断される。

オレの足の一部は
細かく切られ

小さく小さく
切られ

その、温まった
液体の粉の一部に
放り込まれ

何度も何度も
コロコロ、コロコロ
ひっくり返され

これでもか
というほどの
こってりソースをかけられ

最後に、
その尖った先端の
爪楊枝で
さされ、

オレは、そいつの口の中に
放り込まれ
この世を去るんだなー

と、

タコ焼きにされてしまう
タコの気持ちを
タコツボに浸かりながら

想像していました。

だから、
みんな
タコ焼き食べるときは
そんなタコの気持ちを考えながら
食べようね。

なーんて
そこまで、想像してねーよ。

タコ、ぷかぷか。

タコがもし
プロ野球選手なら
何番バッターでしょう?

答え。
9番。
吸盤。

すごい〆方ですね、らくだ日記。

次は、なんの気持ちになってみようかな。

その15分で、、、その5分で、、、

2008-05-27 | Weblog
そのお店は
閉店15分前に、店内の薄暗い照明を
一気に、明るく、します。

そのお店は
閉店5分前に、『もうお時間ですので』
と、閉店コールをしてきます。

確かに、片付けは大事だ。
早く片付けて、早く帰りたいのは
気持ちはわかる。
お店にとっても、片付けは短いほうが
人件費も少なくて済む。

だけど、その15分、その5分で
それまで、楽しかった1時間、2時間の
気持ちが、台無し、と思う客もいる。

最低、同業者である
ボクは、そう思う。

思ったのだ、実際。

『はよ、帰れ』といってるみたいなもんだと
その店の店長、その会社の経営者は
思わないのでしょうか。

ま、看板デカイんで、ほっといても
お客さん来るから
別に、いいんでしょうけど。

あ、これは、愚痴とかではなく
なんか、お客さんを裏切ってるなーと
身をもって、感じたことです。

自分のお店では、
絶対、そんな風に思われたくないなーと
思いました。

でも、ひょっとしたら
いろんな場面で、お客様の期待を裏切ってることって
結構、あるのかも。

ヒトのふりみて、ワガフリ、なおせ。

たまには、いろんな居酒屋
みてみるの、勉強になりますね。

あと、15分我慢してくれたら、あと5分我慢してくれたら
気持ちよく、お店でられたのになー

ボクは、六本木t'sBARのように
閉店時間があってないようなお店が
基本、好きです。
あの半年間、ええ加減帰ってよ!って
何回も思ったことありましたけど
きっと、一度も閉店です、って
いったことなかったかも。

いや、あったかな?
そりゃ、6時とか7時とか
過ぎてりゃ、いっていいよね。

だって、ラクダだって
お腹すくんだもーん。

ま、たいてい、そんなとき
残ってたお客さん道連れにして
一緒に、ご飯、食べにいってましたけど。

あぁ、懐かしい日々、ギロッポン。

友達、何人できるかな

2008-05-27 | Weblog
そろそろ、今年もやってきます
夏のイベント
24時間リレーマラソン。

昨年、47人でエントリー。

今年は、さらに人数を増やして
65名でエントリーを企画していました。

昨年、幹事をやらせていただいたので
今年も、その延長で08年メンバー募集の
お手伝いをさせていただきました。

1次、2次と分けて
募集したら

はっきりいって
あっという間に埋まりました。

すごいよね、人脈って。

名簿、さきほど
確認しました。

知ってるヒトがほとんどだけど
初めての参加のヒトもたくさんいました。

あのイベントって
友達のキョリ、ぐっと
縮まるから、ホント好き。

今年は、幹事ーズがしっかりしてるので
ボクは、天皇のように
どーんと、てっぺんに構えて
なんもせんとこーかなー

と、いいながらも
『現場主義』なラクダは
やっぱり、いろいろ加わりたいんで
一緒になって、盛り上げようっと。

さ、富士山まで、あと少しだ。

友達、何人できるかな。

らくだ、4度目の挑戦!
今年は、台風、来ませんように。

明日、うちのお店で
幹事ーズの集まりがあります。

さ、いよいよ、開始だ。
楽しみー


あのとき、嫌いだったオーナー婦人

2008-05-25 | Weblog
あのとき、

なんで、気づいたオメエが
拾わねーんだよ、と
思っていたけど

オーナー婦人が
めんどくさくて
いってたわけじゃない。

ゴミを拾うのは簡単。
ゴミを『拾わせる』ことは難しい。

すごい
厳しい方だったけれど

シフト、この日、入れる?
って聞かれたら
すぐ、ハイハイ、いってたので

いつしか
彼に頼めば大丈夫、
って、オーナー婦人から
認められるようになって

アルバイトで
リーダー的存在になっていた。

バイト仲間は、今でも変わらず、仲良しで
そのときの常連さんだって、今でも関係が続いている。

そして
自分は、この商売が好きになり
この世界へ入った。

今は気付かないだろうけれど
いつか、気付く、ときがくる。

もし、この中にも
一人でも、そうやって
この商売の楽しさ、喜び、感じて

この世界へ興味をもって
飛び込んでくれたらいいなーと
思いながら
当時の自分の年齢に近いスタッフたちと
接している。

ま、この世界、入るの
簡単だけれど

相当、覚悟しなきゃいけないこと
たくさん、あるけどね。

でも、覚悟した人間だけが
味わえる、幸せ、
めっちゃ、あるんです、ほんま。

ま、苦労100に対して
ほんの、幸せなんて1か2っすけどね。

でも、その1のおかげで
苦労100は、すっ飛ぶんです。

0の日もある。
そんな日は、ビールがうまくない。
1とか2あるだけで、ビールが相当、うまい。

よし、今日は、あの金髪、
いっちょ、気合いれたろっと。

今夜も、おいしいビール飲むぞー。

2008-05-23 | Weblog
3日前、初お誕生日祝いした。
昨日、初結婚祝いした。
今日、二度目の誕生日祝いした。

今週で、3件。

お客様をお祝いすることができた。

やることは、一緒。
ケーキもっていって
ハッピーバースデー唄って
色紙書いて渡して
今までと一緒。

今までと一緒。
らくだは、らくだ。
急に変われない。

もちろん、お客様は
喜んでくれた。

でも、決定的に違うところは
自分ひとりではなく
スタッフと一緒に祝うこと。

たくさんの
スタッフと一緒に祝うこと。

みんな、
祝いたい!って気持ち、
相当ある。

テーブル席で笑っているのは
お客様
と、
それ以上に、スタッフたち。

口で、ああしたら
喜んでくれるよ、っていうより
実際、テーブルに連れていって
体で体験させることが
一番だね。

みんな若い子たち、たくさん。

少しでも
この仕事、好きになってくれるといいな。
少しでも、
この喜び、感じてくれるといいな。

この3日間で、少しは
伝わったかな。

あのスタッフの笑顔みてたら
今はまだまだ、発展途上だけど
なんか、いける、気がする。

いける、気がした。

わずかながら
『光』がみえた。

やっぱり
スタッフ教育は
『現場』に限る。

だから、
今、
自分は、たくさんのお客さんに
声をかけています。
お店に来てって。

来てくれた常連様に
必ず、スタッフを紹介しています。

スタッフが
もっともっと
お客様に慣れていけるように
たくさん、会話させています。

だから、
とっても、常連様、
ありがたい。

ありがとうございます。

少しでもヒトに慣れてきたら
きっと、別のテーブルでも
会話できるようになるはず。

もっと、もっと
サービス向上、目指して
スタッフのモチベーション維持こそ
この店のキーポイント。

今、やれる最大限の
らくだのパフォーマンスを
今、しっかり見せる時期。

ま、らくだの背中には
コブしかねーっすけど

口で伝えて
しっかり、
背中、見せるしかねーんだよなー。

大変な時期ではあるが
きっと、その光は
もっともっと
輝くはず。

そう信じて、明日も
がんばろう。

天職

2008-05-21 | Weblog
まぁ、これが
天職だとは思わないけれど

きっと
気づくのは
棺桶に入ってからかも
しれないけれど

オレたちには
これしかないな
って

先週末、
ウキさんと
トドゥと
3人で
西麻布のバーで
朝まで
語り明かした。

それぞれが
それぞれの
スタイルで

今の仕事、

楽しんでいる。

オレたちには
これしかないんだ、

って
強い思い、

確かに
3人で感じた。

熱く
熱く
語り合う仲では
ないが

語らなくても
強いつながり

オレたちには
あるんだ。

そう、思えた。

業界を変える!
ことなんか
きっとできないだろうけど

なんか
でっかいこと
できそうな

根拠のない
自信がわくのは

やっぱり
彼らだから。

沖縄のあいつ
いれば、もっと最強。

長野のあのかあちゃん
いれば、もっと最強。

八重洲のあのねえやんも
いれば、もっともっと最強。

間違いなく
あそこのあの探検ねえやんも
あそこのあの豚ねえやんも
あそこのあのほんわかねえやんも

一番のファンになってくれるはず。

そろそろ、
暴走'sで
真剣に
将来のこと
語り合ってみても
いいかな、

って思った。

熱く
熱く

真剣に

あの100㌔歩いた
あの彼らをみて

少し

熱くなってみたくなった。