人は気持ちで生きている

今日やったことを明日につなげていく。遠くを見ずに、一歩一歩。
草なぎ剛さんを応援しています。

観てきました。

2013-04-22 09:06:13 | 草なぎ剛
20日に、「二都物語」を観てきました。
テレビではほとんど聞くことのできない太くて低い声が、
耳にしっかりと残っている。
照明に照らされた、遠くを見つめる美しい顔が蘇る。
スクネ・・・本当に格好良かった。

大きな会場にビックリしました。
場面展開もこれまでとは全然違うスケールの大きな物語。
とても上手く出来ているなという感心とともに観ました。
一回の観劇ではすべては理解しがたいですが、とても良かったです。
そして内容はもちろんなんですけど、なんといってもスクネ。

嫌いだというのは、本当は自分はそうありたいと願っているから。
でも過去にとらわれ、ずっと孤独にひねくれて生きてきたスクネが、
最後の最後に得た小さな灯で、初めて自分の願ったように生き終えた。
確かに柔らかな光と穏やかな語りに心洗われた・・・ただ、その形は切な過ぎる。
その時も泣けたのだけど、夜布団の中で考えてたら違う涙がこみ上げて、
それですっかり寝不足になってしまいました。

剛君、アクションもあって身のこなしも格好良かったけど、
アドリブも沢山あって、特にクコチヒコとスクネのやり取りが楽しくて、
箱の上をピョンピョンと渡り歩くスクネが、
言葉の荒々しさとは裏腹にとても可愛く見えてしまって^^
今回の舞台では、どれも動くたびにヒラヒラ揺れる衣装で素敵ですね。

スクネとサクヤの惹かれあうシーンはもう少し見たかったと思うのと、
マナコという人物に魅力を感じなかったのは、きっと私の感覚なのでしょう。
共演者の方たち、物語の中で良かったのはイゼリ、
役も役者さんもすごく気になりました。

20日は、じつはお友だちの御厚意でとても良い席で、
しかも娘も一緒に観劇できたのでした。
東京で舞台やライブを観てみたいと言っていたのが実現して喜んでいました。
会場を出ながら「舞台ってすごいな~すごいな~!」と連発していた娘。
「あの草なぎ剛君を生で見たっていう実感が全然ない」とも言っていました。
そりゃそうでしょ、スクネなんですから^^
二人でとても嬉しく、戻ってからもパンフレットを見て語り合えました。
ありがとうございました。

すっかりスクネに魅了されて帰って来た家の庭には雪。
あ~、現実かぁ・・・頑張らないと!