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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

謹賀新年・2024年1月の惑星 

2024-01-01 01:04:59 | 惑星・天体ニュース

 明けましておめでとうございます

 今年もよろしくお願いいたします

 さて、今回もまずは最初に去年の最後の月の巡りの振り返りから始めます。すごいです、最初と最後が抜けているだけで、ほぼ完璧なお月見ができていました。驚異的に晴れの日が続いていたからですね。

 

   いやいや驚きました。11月16日~12月10日まで11月13日18:27~12月13日8:32の新月と新月の間に25日見られているのですから、たいしたものでした。実は11月26日だけは、26日(27日)と正直に書いたように、実際の日付は12時を過ぎて27日になってしまっていたのですが、せっかくなので入れさせてもらいました。

   プラネタリウムのボスである友人は、私のこの一覧を見ると、月を皆立てるように揃えた方がよいというのですが、このやり方が私はすきなのです。どうしてかというとその時の太陽の高さや位置が違うから傾いているので、それを残しておこうという訳です。

   なにはともあれ、新年早々、こんな記念すべきお月様の勢揃い。自分ながらよくお月見できましたぁ~で💮💮💮💮💮と花丸5つの一覧から今年もスタートです。

   では、さっそく今月の惑星です。

  水星:明け方の東天でみえそうです。水星は太陽に近く、大きさも小さいので肉眼では難しいかも知れませんが、正月の澄んだ空気の中で快晴の空なら未明の空に見えるかもしれません。金星は明るくて肉眼で簡単に見つかるので、下の図を参考に、金星の位置からその下の地平線近いところにいる水星を探してみてください。

    水星が西方最大離角 2024年1月 日の出30分前 東京の星空

   金星:金星は朝なら「明けの明星」と呼ばれるほどに明るい星です。早起きの方は南東の空に探してみてください。早起きが嫌いな方も、9日、10日には金星と水星の近くに細い月(9日、10日の月の様子も上の図に入っていますネ)が見えて、インスタ映えする景色となります。南東の方角がよく開けている場所で楽しんでみましょう。

   火星:これも、未明の空に、上の図のように大変低い位置ですがみえるかもしれません。ただし、「かも」としたように、火星はいま暗いし、太陽に近いので見えない確率も高いです。

   木星:夕方の南または西空の高いところに太陽が沈んだあと肉眼でも明るくしっかり見える木星。すでに写真でも説明してきた通り、簡単に見つけられるので見頃です。中旬以降には、下のように月が木星に近づいて行くので、さらに他の星と間違えることなくみつけられます。

    月が木星に接近 2024年1月17日から20日 18時頃 東京の星空

    土星:土星は、金星や木星のようには明るくないので、土星だけみつけるのはちょっと大変です。夕方の西空に細い月が現われる下のずんような14日前後が見つけやすいでしょう。お月様に土星を教えてもらいましょう。

    月が土星に接近 2024年1月13日から15日 18時頃 東京の星空

    ということで、今月は、国立天文台が全て図を公開してくれていたので、見つけやすそうですね。未明の空には金星、水星、火星を、夕方には土星、夕方から夜にかけては木星が楽しめます。

    図を頼りに、夕空にフォーマルハウトも一緒にみつけたり、夜の空なら冬のオリオン座や冬の大三角なんかも見落とさないようにしたいですね。冬は寒いのが難点ですが、空気が乾燥して澄んでいるし木の葉も落ちて邪魔も少ないので、ちょっと目を空へ向けてみましょう。とくに月には小型月着陸実証機Sが、今月中にも着陸を試みるようなので、注目ですよ~~~~~~。

 

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (ブドリ)
2024-01-01 23:21:41
明けましておめでとうございます。
元日から大変な地震が起きましたね。
あらためて日本は災害の危険が高いのだと思い知らされました。
どこにいても油断は許されませんね。
今はとにかく被害が拡大しないことを願うばかりです。
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Unknown (felizmundo)
2024-01-03 23:55:19
>ブドリさん
   マントルが対流のように動いていて、それが、陸の下に入り込んでいるわけですから地面が揺れるのは必然なのですよね。しかも、日本は特に揺れやすい場所に位置している。関東大震災から100年。用意というのもなかなか難しいですが・・・心してないと。まずは、原発再稼働阻止は必須です。
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