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渡辺かづき先生とのレッスン154

2020-02-06 22:52:26 | ピアノ

  前回のレッスンでは、いろいろな課題が出て、それに対応してみようとあれこれ練習したら、何だかあれもこれも中途半端なことになってしまいました。ということで、結局5曲の楽譜を持ってレッスンへ。

  最初は、藤井英一さんの「ピアノで弾く”ジャズ・スタンダード”」から、今回は3曲目の"My funny Valentine”・ どうも、ガチャガチャした性格なので、こういうしっとり系は得意でないのですが、メトロノームのスピードをグッと抑えて練習しました。先生の感想は、「3連符がこれも2種類ありますよね。2分音符のと、4分音符分のと。で、いつものように、できていたのと、できていないのがある。しかも、できていなかったのが次はできたり、その反対だったり、安定してないんですよね」とのこと。それでは、弾き直しと思ったら「それで、弾き直すとできるんですよね」と笑う先生。

  そして、大事だと思われるひと言が、「楽譜にすると、こうなっているけれど、このひと呼吸早く出る感じも、ここの長さは~ときっちりカウントで感じるのでなく、音で感じて弾くのですよね。表現むずかしいけれど、音符で書いているけどホンとは書かずに伝えてくるのを弾くんです」「・・・・(難しい)」

  先生に今度は、弾きながら違った時に即座に指摘して頂ながら弾くと、確かに4分音符の3連で3つの音が均一に弾けてないところが出てきました。「でも、今度の方が間違いが少なかったかな」ということで、練習してくることに。

  2曲目は、前回この読本で弾いた「星に願いを」を以前、先生のアレンジで4ビート、8ビート、8分の6拍子で弾いた時の楽譜や先生の弾き比べ動画で復習してきたので、やや怪しい8分の6拍子を弾いて確認して頂きました。弾き方の話をしていて、「これがジャズ・ワルツですよね?」と聞くと、「跳ねてないので、これはただの8分の6」と先生。「軽快に跳ねているイメージだったのですが」と伝えると、跳ねるというのは・・・とジャズ・ワルツで跳ねた感じの模範演奏を弾き比べて見せてくださいました。「いやぁ、ほんとうに跳ねてる!」と大納得。でも、弾けそうにないので、次回は8分の6で練習してきます。

  3曲目は、藤井英一さんのJAZZトレーニング本の練習曲「3つの小練習曲」2つ目に今日は行って、”Study in  Rugolo”。とても難しかったのですが、これはかなり弾き込んで頑張りました。つっかえながらも、繰り返しで挽回。どうにか最後まで行きました。先生が、前回同様、「では、僕がベースを弾きましょう」と低音をアレンジしながら弾いて 併せてくださって、小さなセッション? 前回はかなり緊張しましたが、2回目だしどうにか、最後まで弾き通せました。1拍早めに入るのが、うまく行かない時があるのですが、「これは、ずっと出てきますからねぇ~」とのこと。練習している内に、上達できるといいのですが。

  4曲目は、坂本龍一さんの「戦場のメリークリスマス」。最後の盛り上がりのところが、だんだんスピードアップして苦しかったのが、実はペースが違っていたと指摘を受けて、ゆっくりでOKになった分、弾くのが楽になったのですが・・・弾いてみると、この最後はもっと強く盛り上がった方がいいということで、迫力不足だったようでした。どうも、素人は間違えるのが目立ちそうで、強く弾くには勇気がいるのです。でも、前回よりはよくなったということで卒業になりました。

  5曲目は、先生のオリジナル曲"Blessed Life"。以前弾いた曲の2回目再チャレンジですが、前回どうも雰囲気が違っていたので、先生が再度模範演奏をして下さったのに合わせて、思い切って楽譜を自分でコードを分析しながら作り替えてみました。そうしたら、全体の曲のイメージや、和音をどう先生がイメージしてコードを決めたかは見えて来ました。

  でも、そこまでで今回は精一杯。結局弾き慣れずに、うまくは弾けませんでした。そこで、コードの読み解きが間違ってなかったことを確認。次回には、もう少し弾き慣れてくることに。「これは、結構細かくコードを変えたりしているから、大変だったと思いますよ」と先生。 

  そして、最後は先生に新しく先生のオリジナル楽譜でまだ弾いてなかった「The End Of The Game」の楽譜を用意して下さっていて、模範演奏もして頂きました。先生の曲の中では、異色の雰囲気の作品です。センチメンタルで、ちょっと昼メロのテーマ曲にできそうな、切なさが漂っている曲です。オリジナルCDの”Beyond the Stars"に収録されている曲です。バイオリンとドラムと一緒に入っているし、そもそも電子ピアノで弾いているし、ソロはどう弾くかなぁ~といいながら、先生が工夫しながら、ソロピアノ風にアレンジしなおしつつ、演奏してくれました。なるほど、なるほど~。途中から、アドリブも入り、だんだん複雑にメロディー以外の装飾が増えて、音が膨らんで、お~~~。いい演奏を聴かせて頂きました。

  弾いてみるのが、楽しみです。と言うわけで、何だかもりだくさんで、課題もたくさんできたレッスンでしたが、一緒に演奏を楽しめたり、素敵な演奏も聴かせて頂き、今回も大満足なレッスンでした。有り難うございました。

  これからも、頑張ろう!

 

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