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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

反薄明光線と素晴らしい夕暮れの細い月

2022-06-02 20:38:26 | 惑星・天体ニュース

    最近、面白くない思いをすることが多いです。でも、そのたびに自然が私に贈り物をしてくれて、その思いを吹き消してくれます。そして、今日も、自然は私にこんなプレゼントをくれました。

    

    これは、反薄明光線というそうで、雲から光の帯が何本も降り注ぐ薄明光線の逆ですね。「太陽が雲に隠れているとき、雲の切れ間あるいは端から光が漏れ、太陽と正反対の方向に光線の柱が放射状に収束して見える現象」とウィキに説明されていました。確かに、写真を引いてみると分かりますが、夕陽が沈んだところでみた光景でした。

    

     これだけ、沈んだ夕陽の上の空間に雲がないので、これは余裕でお月様が見えそうだと思ったのですが、薄雲があるのか、月が細すぎて光が弱いのか、まだ見つけられませんでした。その上、急にカメラを抱えて飛び出したので、ふと気づいたら電池切れマークがでたのに、CoolpixB500だけしか持ってでていないのに気づきました。

     あらあら、私のスマホはそんなに優秀でないので、とても細い月をシャープには写してはくれません。そこで、思いついて、電池を回ながら買い物をしてくることに。電池を買って、ついでに他の物も買いながら戻ってくると・・・

     お月様が期待通りにでてきてくれていたのですが、今にも雲の中に隠れてしまいそう!!!!もう、電池の方向はどういれたっけ~なんて焦りまくりながら電池交換して、カメラを向けると。

    「慌てなくても大丈夫だよ、待っているから」とお月様が薄雲の中で笑っていました。

     <19:09>

      薄い雲の中に入ってしまったお月様ですが、それでもどうにかちゃんと写させてくれました。さらに、しばらく待っていると・・・。

           

       こんな具合に、ハンサムな顔をしっかり見せてくれましたよ。どんなところにいたか、全景をお見せするので、月がどこにいるか見つけてみてくださいね。

               

        「慌てなくても大丈夫だよ」なんて言ってくれていましたが、見る間に雲に囲まれて、この後はすっかり大きな雲に隠されてしまいましたよ。

        太陽も、雲も、月も、素敵な姿をみせてくれて、皆ありがと~~~~う。 

 

   

     


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4 コメント

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Unknown (ブドリ)
2022-06-02 23:31:38
きれいに反薄明光線が伸びていたんですね。
これなら反対側の東の空を見たら収束しているのが見えたかもしれませんね。
18:44なら月は見えていたと思いますよ。
こちらは、西から北よりの空に積乱雲が発達して、埼玉から北で激しい雹が降ったり
したようで、19時頃の空でもその様子がわかりました。
よりによってISSが見える方向に雲が広がってくれました。
ISSは肉眼では確認できましたが、差y心ではわからず残念。
それでも、思いがけず、奇跡の写真が撮れました!
初めての経験です。
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Unknown (felizmundo)
2022-06-03 09:44:26
>ブドリさん
 「これなら反対側の東の空を見たら収束している?」ってどういうことですか?え~~~~~~~っ、この先が上でなくて後ろにまで伸びていたのですか?
 ところで、ブドリさんの「雷と月」はすごい写真ですね。最初は雨が降ってなかったんですね。私のピクチャには、ブドリさんファイルがあって、凄いと思ったのをそこに入れますが3枚とも入れさせてもらいました。小さい画像だと分からなかったですが、一番最初のが一番凄いかな? 
返信する
Unknown (ブドリ)
2022-06-03 15:33:54
これなら反対側の東の空を見たら収束している

真っ直ぐな線路の真ん中に立って片側を見ると考えてください。
こんな感じ。
=====○→====
そうすると線路の先は一点に集まるように見えますよね。
振り返って見ると、やはりこちらも遠くは一点に集まるように見えますよね。
=====←○====

これが空でも!
地球は丸いので、光が丸く進むわけがないと思うでしょうが、見えてる空の範囲は地球の大きさと比べると非常に狭く、地球の描く弧と比べると、ほぼ水平です。
なので、雲から上に伸びた反薄明光線は見ている人の後ろの方まで伸びるんです。日没の頃が、線路の真ん中にいるのと一緒で、一番きれいに伸びて見えます。空の状態によりますが、理論的にはです。
太陽の反対側まで見られる開けたところで見るのはなかなか難しいですけど、頭の上もしくは北や南の低めの空を東に向けて伸びるのは見られると思います。
次に見かけた時には、反薄明光線を辿ってみてください。
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Unknown (felizmundo)
2022-06-04 23:28:17
>ブドリさん
  丁寧な説明をありがとうございます。そんなこと、調べてもだれも写真撮ってないし、びっくりでした。ブドリさんは反対までみれたことがあるのですか????不思議ですね。上でボワッと消えてしまっているようなイメージで、後ろなんてまったく見ませんでした。次にまた見えるのはいつか分かりませんが、忘れないでおきますね。
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