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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

渡辺かづき先生とのレッスン197

2021-11-20 20:39:27 | ピアノ

   昨日、先生のライブがあってお疲れのところですが、ライブ準備のためレッスンの間がいつもより空いてしまっていたので、今日夕方にレッスンを入れて頂いていました。

   先生もお疲れのところでしたが、私も前日の朝から夜までの過密スケジュールに、さらにブログへの書き込みも加え、頭がややぼーっとしている中をレッスンへ。

   最初の曲は、以前弾いていた「ジャズ・スタンダードの30」の楽譜集の中で、あまりにも長くてやらずに飛ばしてしまっていた「いつか王子様がーSomeday My Prince Will Come」(藤井英一さんアレンジ)。今回まず、3分の1だけ練習してきたのを弾いてみたのですが、他でヘ長調の曲を最後に練習したせいか、E♭を落として弾くことを繰り返しては、頓挫。最初からやり直すというヘロヘロぶり(苦笑)

   でも、だんだん指が思い出して、2回目は何とか、メインテーマは大きな問題はなく弾き抜け、アドリブへと駆け抜けました。こちらは、細かい上に、左手の入りも1テンポ先にでたりするところも多く、かなりつっかえ、つっかえになりながら、それでも、2/3ページをやり抜きました。間違えと言うより、練習が足りないことが見え見えでした。特に、リズムや譜読みでの問題のご指摘はなく、続いて頑張って練習してくることに。

   2曲目は、前回のレッスンで、以前弾いた藤井英一さんの”Love Is Here To Stay"を再挑戦で弾いたものです。先生に、リズムなどで崩れているところがあって注意を受けた上に、アドリブに至っては、「繋がりが切れているところがあって、説明しきれない。ちょっと注意していくと大変すぎる」との絶望的なコメントを頂いてしまったものです。結構がんばって練習していたので、「ここでギブアップする訳にはいかな~~~い!」と奮起。アドリブも含めて、集中的に練習して頑張りました。

   先生の第1声は、「テーマ部分は使っていいですけど、このアドリブ部分はペダルは使わないで弾いて下さい。それから、この前問題にしたところは、ちゃんと弾けていましたが、1拍のあと、付点休符があるところが、みんな少し早めに待ち切れていないですよ」とのご指摘。「待ちきれないでノメッて弾いてしまう癖」は何回指摘を受けてもなかなか抜けられません。「あとは、Cの2段目で、内声で音を入れているところで、メロディーの押さえ続けてほしいところを指使い4.5とわざわざ書いてあるでしょ。ここ、押さえてほしいんですよね」「なるほど、なるほど」 まだまだ、アドリブ前にも注意事項が満載でした。そして、ペダルを使わずにアドリブに突入。

   「そうですね。前回より、ずっと繋がってきましたね。これは、こんな感じでいいんじゃないですか」の(これ以上は○○、終了)となりました。

   3曲目は、先生のオリジナル曲のアルバム”Cressent moon”の中の”Eyes Of The Haert"のイントロと、さらにアドリブの半分を、まさにCDそのままの音で弾いてみたいと先生にお頼みして、楽譜起こししていただいたものを前回いただいたばかり。その頂いたイントロとアドリブの部分を弾いてみました。イントロは、譜ではそう難しくは見えないのですが、<音が少ない譜を、きれいに澄んだ音で際立たせる>というのは素人さんにはきわめて至難。難しかったで~す。先生はいたって無頓着に「そんなものですよ」とおっしゃいましたが、全然「こんなものじゃな~~~い」。その深い溝を埋められる日がくるのか・・・

   そして、アドリブ。これはめちゃむずでした。先生も自分で「譜にしてみて、こんなことを弾いていたんだと、面白かったですよ。自分では譜を頭に描いて弾くわけじゃないから~」とのこと。でも、先生にていねいに譜にして頂いたお陰で、リズムの変化が、ようやく私にも少し掴めました。ごまかしごまかししながら、先生のアドリブの雰囲気を微かに真似られたところで、「この曲もこんなところでいいんじゃないですか?」と先生。確かに、これより先にはまだ行けそうにありません。

   最後は、こんど勝手に私が思い出して楽譜を引っ張り出してきて”Eternal Silence"を弾いてみました。これもすでにCD”Into The Light" に収録されている曲です。先生にとっては、亡くなったお母様に捧げた曲。他の曲とは少し雰囲気が違う雰囲気の曲になっています。弾き直してみると、最初に弾いた時に比べて、かなり曲の抑えどころがみえてきて、少し自分も成長したかも?と思えました。苦節9年? そして、今回はCDで先生が弾いていたアドリブ部分にも、チャレンジ。それなりに雰囲気を捕まえられたので、披露してみました。 先生は、このCD以来ライブでもすっかり弾いていないから、アドリブまで自分でどんなに弾いたか忘れていたようでした。音楽家も小説家も自分の作品を聞き直したり、読み直したりはしないものなんでしょうか? 「先生、いい曲なんですから、寝かしておいたらもったいないですよね」。「う~ん、でもこれは、特別母に捧げた曲ですからね」「だから、特別に聞いて響くところがあると感じますよ」と加えてみましたが、いつかソロピアノの時に再演してもらえないでしょうかぁ~。

   さあ、今日は、こんな感じでレッスン終わって、2曲?3曲?が「こんなもんで~終了」しちゃいましたが、さて「いつか王子様が」以外は、次に何を弾こうかなぁ~~~~。新曲をお願いし忘れたので、自分でまた弾いたことのある曲を引っ張り出して練習してくることにします。

 


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