前々回も、1週間延ばしてレッスンをして頂いたのに、前回はデイサービスを休むことが多い状況になっていて先の見通しが立たずレッスンを断念。(次のレッスンがいつになるやら~)の不安を抱えての延期となりました。そして、前回の3月6日のレッスンから7週間。やっと昨日久しぶりにレッスンに行けました。
忙しい時期も中だるみの時期も経て、どうにか辿りついたレッスン。さて、どうなりますかぁ。
今回は変則的に、藤井さんとかの練習曲からではなく、世界遺産]チェスキー・クルムロフ,チェコ/Český Krumlov,Czech で聞ける先生のオリジナル曲の”Follow your Heart"から弾いてみました。直前に、長いイントロの部分も少し前記の世界遺産の映像で先生が弾いていたのをやや真似て譜起こしもして臨みました。
さて、そのイントロとメイン演奏部分を弾いてみたのですが。先生の反応は、「音のリズムの取り方が違っているところがたくさんあるんですけれど、言った方がいいかなぁ。やりますか」とのこと。「そんなに間違いがありましたか」と正直びっくり。ちょっとはあるかとは予想していましたが・・・(汗)
オリジナルの楽譜を探し出した先生。「では~~~~」と始めようとすると、その主要なテーマの、のっけの1小節目から、最後の音が違っていたとのご指摘!!! 「これな16音符だから、入れるのが早すぎていました。四分音符の4分の1ですから・・・」なるほど、確かに。弾き直してみると、自分の間違いに気づけます。「2小節目はタイになっている1つ前のを弾いて、その後にさっきと同じ最後の16音符がくるから、より長く弾かないと」など、など。 あるは、あるは、メインのリズムの間違いだったので、次々と早く弾きすぎているのやら、、調子にのってタイの音をチャと入れて弾いているのやら、逆に最初の方が短くて後を伸ばすべき音を長くしていたりぃ、 汗、汗、汗。
先生の曲を自分勝手に歪めていました。
実は、指は器用でなくて動かないけれど、音を聞き分ける耳はけっこう自分ではまずまずではないかなんて思っていましたが、ここまで間違っていては、自信がなくなりました。ただ、一昨日ご紹介した小林愛実さんの演奏とかは、本当に素晴らしかったです。人の演奏の音を聞きわけるのはまだ自信ありますので、そこは誤解のないように。
結局、絶対音階とか、リズムをモーツァルトや、小林愛実さんや、渡辺先生などのプロのピアニストはもっているけれど、私にはそこが全然才能ゼロのようでした。
でも、指摘を受けてみると、確かに違って弾いていたという自覚が生まれ、但し、弾き直して上手くいくときと、またもや、前の癖がでてしまうのもあり、行きつ戻りつ、散々でした。弾きながら、立ち止まり、やり直し・・・・やっとまともになってきたら、「もう次の曲にしないと、レッスンの大半使っちゃいましたね」と先生が苦笑い。
実は空撮]ラスベガス,アメリカ/Las Vegas,U.S.A. の方の”Starcroosed Lovers" も練習していましたが、それはやる時間がなく、この長い7週間で弾いていた、以前弾いた時は長いし難しそうで諦めた「JAZZ STANDARD」30から”My Funny Valentine" を弾きました。
これも、それなりに結構 最後まで弾けるようになってきて、まあまあか~なんて思っていたのですが・・・いいところまで弾いて、先生の反応をみると、「3連符が上手く弾けてないと、この曲は全然だめなんですよねぇ」とこれもまた手厳しいご指摘ぃ。すこし、3連符も弾けてきているかと思っていた油断にグサリっ(笑)
先生が、「どう違うか弾いてみせようかと思ったけれど、マネはちょっと難しいかなぁ・・・かっちり16音符で121と真ん中の音が早めに入って長くなっているみたいなんですよね」と私の弾き方を見せるのは止めにして、「等分に3つの音がカッチリした感じでなく柔らかく曖昧名感じに響くように・・・」とお手本を弾いて録画させて下さいました。
「3つが均等に、曖昧で、やさしい響きで、とがらない」。 ムムム。 というところで、今回は時間切れ。
時間切れ間際に先生が、「左手の音を外して弾かないでみるといいと思う」とご提案。なるほど。真ん中の音があるので、その前に2音目を無事に入れようという意識が、早めに右手の2音目をいれる原因のようだと、私も納得。ちょっと弾いてみると・・・先生が、「あぁ、それがいいみたいですね」ということ、次回は、3連符の連続の難曲を、優しくあいまいに揺れて弾けるように、左手をそこでは入れずに練習してみることに。さあ、うまくいくでしょうか。乞うご期待。
今日は、いいところのない私でしたが、これが勉強ですね。