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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

夕方晴れて、木星と土星と春・夏の星座を見た

2019-09-30 19:25:29 | 惑星・天体ニュース

   細い月がもしや見られるかな?と思ったが、夕方西空をみると・・・

             

        わぁ~っ!これはこれはきれいだけれど、これでは細い細い月はみえそうにありません。

         

   まだ、月の入りまで1時間なので、暗くなればどこかに見えるかなぁ~。そう思って1回夕食に戻ってまた暗くなったところで、6時過ぎに見に行ってみましたが、月は見つけられませんでした。でも、西の空低くには春の星座のアルクトゥルスが明るく見えましたし、南をみると木星が明るく輝いていました。その左上にはやや暗いながらも土星も見えました。

   そして、天を仰ぐと、大きな三角形が!「夏の大三角」が、夕方の天頂を飾っていました。見に来た甲斐がありました。

   写真は撮ったのですが、木星と土星の点が2つあるだけでイマイチだったので、国立天文台のサイトからこれからのお月様絡みの木星と土星観察のヒントを下に転載しておきました。是非、お月様が木星、そして土星の位置を教えてくれる日に空を見上げて自分の目で木星と土星を楽しんで見て下さいね。10月3日~6日の間に晴れますように!

       

    きれいな空を見ながら、汚いとんでもない関西電力の話をひとつ。関電が地元の建設業者に払ったお金が、分かっているだけでも2011年~17年にかけて3億2千万円も元助役を通して、関電の会長はじめとする幹部に還流されていた話だ。

    関電の八木会長は、「先生(森山氏)から、もらいたくてもらっているお金ではない。できれば返したいと思ったが、やむなく受け取った形」と話し、受領後は個人で保管して「結果として返したし、工事では便宜を図っていない」と強調。辞職を否定している。岩根社長も「常識の範囲を超える金品は受け取りを拒んだり、返却を試みたりしたが、強く拒絶された」などと釈明。

    それにしても、なぜ今これが明るみにでたのか?森山氏が3月に亡くなったので、その相続の過程で?と思ったら、Literaのココに、実は「森山氏が90歳で亡くなった3月、マスコミに森山氏から幹部への裏金提供をめぐるたれ込みが相次ぎ、各社とも取材に動いていたんです。ところが、どこも単独では書けず、報道できなかった一方で、金沢国税局が昨年のうちから存命中の森山氏を追及、裏金を受け取った関電幹部たちに修正申告をさせていたんですね。それで、ここにきて、国税局から共同通信が情報を得て、『税務調査で判明』という形で先行報道。その後、各社が後追いして一斉報道となった」と書いてあった。

   国税局が動いて修正申告をさせたのと、「結果として返した」という会長の言葉。(順序は、バレタので返したのではないか?)どこか、しっかりした雑誌がすべての事実を究明して、この問題が公にして、正しい事情を私たちに知らせてくれることを願う。

   先日、東京電力の旧経営陣3人に無罪判決が出た。

   「原発を推進する政府の下では、大事故を起こした責任者さえも守られてしまう。津波が予見できないならまた事故が起きる危険性がある。それなら再稼働するべきではないし、今ある原発も廃炉にしたほうがいい 判決を受け、国と東電に事故被害の回復を求める裁判を起こしている「生業を返せ、地域を返せ!」の原告・弁護団は、「最も重視される価値が地域住民の生命、健康であるという事実を軽視するもの」などとする声明を発表した。(AERAdot.comからココから転載)

    過去の大戦の責任を敵国(米国)の裁判で処罰されたが自ら裁くことは全くせず、その手が反共の目的で緩み利用できるとみられた戦犯がゾンビの如く復活されると、戦後をその米国の加護の元に過ごしてきた日本。過去の過ちを反省し責任を問うことなく回避した日本は、今どうなっているか。

   「誇りを持てる日本」でなければと、過去への反省を自虐史観として置き去りにする考えが広がり、特攻を美化したり、教育勅語にもいいところがあると復活しようとする復古主義の人々が政権を握っている。2015年に、安倍首相は「戦後70年談話」で「日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の8割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と一方的に謝罪中止を宣言する発言をし中国やアジアに不快感と不信を生んだ。日韓の亀裂は、この2015年に根があるのではないだろうか。

    ドイツと日本と比べてみると、同じ敗戦国でも戦争責任者をしっかり自ら排除したドイツの現在は輝いて見える。原発についても潔く決別して再生可能エネルギーへの転換も成し遂げているドイツ。日本はどうだろう。私は心から悲しい。 

    誰も責任をとらない日本で、安全と平和を進めるにはどうしたらよいのか?それは、市民ひとりひとりが自分の責任で動いていかないといけないということだ。人任せにして、安全な日々、平和な日々を奪われて泣くのは私たち市民だからだ。私は自国民も他国民も傷つける戦争は決して起こしてはならないと思う。「戦争」という手段は、核兵器が存在し、無人兵器が開発された今、世界の破滅へと向かわせる。人間として許してはいけないところまで来たと思っている。気候変動も、もう待ったなしのところまで来ている。今は、人類が手を繋いで世界のために全力を尽くすべき時なのだ。    

  *「日本と原発 4年後」無料公開版 youtube のココで自由に見られます! 現在まだ78822アクセス。今、これを見れば、「原子村」というものがよりこの関電の話で真実と分かることでしょう!全国民に見て考えてほしい。原発は、日本が核爆弾を国内に用意しているようなもの。早く廃炉処置をしないと、セキュリティーも十分でないので、核をもたない他国からのミサイルでも膨大な被害になる。自然災害も今後ますます激しさを加えると予見される現在、再稼働は狂気の沙汰。しっかり目を開いて現実から目を逸らさずにみて下さい!!! 

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「地球が大変!」で、足元から環境を考える

2019-09-30 00:11:16 | 日記

  このひとつ前のブログで書いたが、国立環境研究所の江守正多さんがグレタさんが呼びかける環境問題の解説でテレビ出演しているのをみて、図書館で江守正多さんの著書をさっそく何冊か借りてみた。

  その中に、子供にもいい本はないかと思って借りてきたのが「地球が大変!」という江守正多さんが監修している本だ。やや単純すぎるかなとも思えたけれど、こどもや家族が日々の生活で実践できる行動で環境問題を考えさせるところが大事と思えた。

  最後に書かれた江守さんの3ページにわたる今の環境問題の解説も、小学校高学年なら理解してもらえる情報が詰っていてよいと思った。読みながら、家族で生活を見直してみるのがよさそうだ。

  それにしても、今の私たちの生活は何と電気に依存している事だろう。この前の台風で千葉県が広域で停電になり、情報すら届かない出せない事態が起きた驚き! 電気に依存した脆弱な現代の生活を思い知ったことは、この前の記事で書いたので繰り返しませんが、この本の解説にも江守さんが書いているように、気候の変動が急速に日本にも広がっている!刻々と大変な時が迫っているのが、誰にでも実感されるようになった。これって大変なことだ。

 大人は、IPCCの報告にしっかり耳を傾けて勉強しないといけない!

 少し話がそれるが、今朝の新聞に、核兵器禁止条約の発効には50カ国・地域の批准が必要だが、署名は79になったが、批准した国・地域はまだ32しかないとあった。日本は、唯一の被爆国でヒバクシャが中心になって条約採択に心血を注いだにも拘らず、政府は不参加で無視を続けている。それに対して、23%の自治体が政府に意見書を出してすでに条約の署名・批准を要請しているが、全国の自治体から、日本を核兵器禁止条約の批准国実現に向け働きかけていあないと!

 そして、それと共に、「気候非常事態宣言」というのも全国に広めないといけない!と思った。今回、いろいろ調べて分かったのだが、日本ではまだ長崎県の壱岐市だけがこの宣言をしているのも知った。

 壱岐市役所のHPには

本宣言は、人間活動に起因する地球温暖化が、既に人間社会や自然界にとって著しい脅威となっているという認識に立って、非常事態を宣言し、地球温暖化を回避するための脱炭素化の実現に向けて、SDGs未来都市として壱岐市全体で取り組むべき活動を打ち出しております。

9月23日に開催された国連気候行動サミットにおいても、2050年までに温暖化ガスの排出量を実質ゼロにするという国連事務総長の呼びかけに77か国が誓約し、同サミットで演説した16歳のスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんを中心とする世界の若者の気候変動(=地球温暖化)対策についての活動は大きな注目を集めています。

市民の皆さまにはもちろん、国内外の地方自治体をはじめ、あらゆる機関、団体に、気候非常事態の認識を共有していただき、地球温暖化防止対策に向けて連携を賜りますことをお願い申し上げます。

  とあった。(壱岐市の気候非常事態宣言文はココから)

  日本の全ての自治体が「核兵器禁止条約に日本の署名・批准を求める意見書」を政府に出すと共に、「気候非常事態宣言」を出していきたい。気候非常事態宣言が全世界に広がりつつある話については、ココに書いてあるように、

各国政府が効果的な気候温暖化対策を実施できていない現在、地方議会の役割は重要だ。地方議会主導で行動を起こし、中央政府を含めたほかの政府関係機関に温暖化対策の迅速な強化と実現を呼びかけていく。

  下から市民が市議会を動かし、国を動かしてくことが重要だと思う。

  原発の事故が実際にいくつか起こっていたにも拘らず、「原発神話」にだまされたまま、または無関心のまま福島原発事故まで原発の事故の可能性に何の行動もとらずに悲劇に加担してしまっていた私たち。今思えば、高木仁三郎さんを始めとして多くの学者や研究者から警告が発せられていたのに・・・。

  物事は、起こってからでは遅い。警告に耳を謙虚に傾けることの大事さは、もう骨身に沁みたはずだ。

 「地球が大変!」まずは、自分の日々の生活の見直しから始め、自分の身近な市議会から皆で動かしていこう!!!

 

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