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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

坂上忍、菅原文太、さだまさし・・・

2019-09-04 00:15:48 | 日記

  以前、「シャラポワの秘話に驚かされて」という話をこのブログで書いたことがある。美貌とテニスの才能を兼ね備えたシャラポワ、きっとロシアの天才教育システムで育ってきた恵まれた女性だったのだろうと思っていたが、実はチェルノブイリの原発事故で彼女の父親が、妻と妻のお腹の中の赤ん坊を守ろうと故郷も職業も捨て飛出し、苦しく生活を送る中で彼女のテニスの才能に気づき、娘と父と2人で渡米してチャンスを掴んだという話だ。詳細知りたい方はココから読んでみて下さい。

  そして、先日は週刊新潮・8月29日号を読みながら、2つの新しい事実に驚かされた。

  坂上忍が「スジ論」で、父親の借金と女性問題、母へのDVから、中学生時代に、子役として活躍していた自分が借金の返済や母親の経済的面倒は見るので、兄には母親のそばにいることにしようと兄弟で相談して母親に離婚を進め、自分の中学卒業と同時に両親が離婚に至ったこと。父親とは以来ずっと絶縁状態で、父親への憎しみが仕事への原動力になっていたことが書かれていた。絶縁のまま父親は死去。母と兄は葬儀に行ったが、坂上は葬儀にも行かなかったというが、今になっては遅いが少し心境が変化してきたとあった。

  そして、同じ雑誌に続けて出ていた「菅原文太伝」では、文太が実母が幼い自分を置いて家を出たことで傷つき、マザーコンプレックスを持っていた話が出ていた。

      華々しく見える人たちが、その表舞台に上るまでの人生では想像を超える苦労をしてきていることがある。「影があるから光もある」ということか。

  最近では、他にも さだまさしの「やばい老人になろう」という本に、彼自身も含め祖父母の世界と日本の歴史を絡めた波乱万丈の人生書かれていて驚かされた。これについては、NHKが放送したファミリー・ヒストリーが ココに書かれていて、詳細が分かる。

  スピリチュアルの江原さんが、以前「人を羨むなら、その人の味わってきた苦しみも引き受けられるのでないと・・・」と言った言葉が印象に残ったが、幸せだけを絵に描いたように味わえる人生なんて、この世には存在しないのだろう。

  「幸せと不幸せの量は誰もが同じ」という言葉を聞いたことがあるが、これまでは不幸続きだったという方はきっとこれから幸せな時がやってきますよ。信じて、もうひと息頑張ってみましょう。幸せの絶頂の方は、たった一言で信用を失ったり、突然に不幸に襲われる話もよく耳にしますので、油断しないようにしましょう。

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