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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

2013年8月の惑星

2013-08-01 08:40:17 | 惑星・天体ニュース

  先月は、星観察にはあまり天候には恵まれませんでしたね。夕空の明るい1番星・金星ですら、数回見れただけでした。

  今月はでも、きっとよく見られますよ!
  今月の惑星を見ていきましょう。

  水星:7月30日に西方最大離角で低いながらも、水星としては地平線から1番離れた高い位置にいます。ただし、明け方。早起きの方にしか見られません。しかも、夏は朝が明けるのが早いですから。まず起きれません(泣)

  金星:7月から10月まで、夕方の陽が沈んだ後の西空でひときわ明るく目立っています。じわじわと、出る場所が日々南に移動して、土星に近づいてきます。9月19日には2つの惑星が並んじゃいますよ。彦星と織姫以上にロマンスを感じさせる動きじゃありませんか?これぞ、惑星の惑わし☆振り発揮!他の星と違う動きを楽しみ、惑星を発見した天文学者の「あの星の動きはおかしくないか?」と思った気持ちを味わってみましょう。

  火星:夜明け前の東空にいます。夜明け前って、簡単にいいますが、日の出が5時前ですから・・・もう、それは早朝って範疇でもないですね(泣)

  木星:夜明け前の東空にいます。 

  土星:金星のところで書いたように、これから金星と熱い関係に?
     でも、その前に、8月13日に上弦の月と夕空で並びます。月を手掛かりに惑星をみつけるのは、とてもわかりやすいので、13日に月に近い星を見つけましょう。それが、土星です。

  さて、これからの注目は、金星と土星の仲良く近づいていくところですが、もう2つ注目したいものがあります。
  1つはペルセウス座流星群。8月12日(月)夜から13日朝にかけて、夜9時あたりをピークに流れ星が見つけやすいはず。お願い事のある人、頑張って流れ星を見つけましょう。もう1つは、同じ8月12日の夕空。月齢5.5の三日月におとめ座の明るい星スピカが隠されちゃいます。地域により時間に差がありますが、東京では18:49→19:25に、三日月の上の方でかくれんぼ。南の地方ほど、深く三日月に食べられる様子が見られ、北のちほうではみられません。双眼鏡で見るのがベスト!

  8月12日が晴れると、楽しみがいっぱいですね。お盆休みに入っている人にはうってつけですね!