いつの間にか、年金を受け取る年となっていた。先日、年金の請求用紙が送付されてきて、今日千葉銀行が開催している「年金教室」に参加してきた。
教室に参加して、年金制度だけでなく、それを生んだ社会背景が透けて見えて、実に面白かった。
なぜ、寿命の長い女性が早く厚生年金を受けられるか不思議に思ったら、女性の定年が昔は男性より早かったため、その救済が年金に託されたことが、わかった。
配偶者や18歳以下の子供についての記入部分があるのでなぜと思ったら、年金生活に入るのに、奥さんが若かったり子供がまだ学齢だとお金がかかり困る。
だから、奥さんが65歳になり、子供が高校卒業まで、年39万円強の加給年金が出るためだった。
年上の奥さんや、奥さんが65歳になった後は、加給年金は打ち切られるが、奥さんへの振り替え年金として昭和41年4月1日生まれまでは、年金を加算してもらえる(高齢者ほど高い加算額)。なぜ?と思うと、それは昭和61年まで国民皆保険でなかったので、年金額が少ないことへの救済策らしい。
沖縄に昭和36年から47年まで住んでいたかの質問は、米国の占領により年金制度が不備だったので、特例による救済があるらしい。
60歳定年では、老齢年金受取りが65歳では困る。そのために、給料が下がっても65歳まで働くことを後押しするため、給料減額分を補填する「高年齢雇用継続給付」があるのもわかった。
それぞれに面倒な計算式があり複雑に見えるが、要は差別や社会制度の不備を年金で補填しようとする試みといえる。
こうした補填は、現在年金を払っている人達の負担増しとなり、少子化もあって将来に問題を生じると懸念されるが、年金が生活保護を下回る事態が生まれていることから考えると、生活保護よりは、年金制度で必要な人に補填していくのも仕方ないようにも思えた。
話は少しずれるが、先ほど100歳になってなお現役の医師として活躍する日野原さんのことをTV番組でやっていた。
WHOによると、2011年世界の平均寿命は男女平均が68歳。日本人の平均寿命は83歳で、世界1位だそうだ。
あと何年生きるのかは、神のみぞ知るだが、日野原さんのように、(人の役にたつように働きながら元気に人生を全うしたい!)と心から思った。
教室に参加して、年金制度だけでなく、それを生んだ社会背景が透けて見えて、実に面白かった。
なぜ、寿命の長い女性が早く厚生年金を受けられるか不思議に思ったら、女性の定年が昔は男性より早かったため、その救済が年金に託されたことが、わかった。
配偶者や18歳以下の子供についての記入部分があるのでなぜと思ったら、年金生活に入るのに、奥さんが若かったり子供がまだ学齢だとお金がかかり困る。
だから、奥さんが65歳になり、子供が高校卒業まで、年39万円強の加給年金が出るためだった。
年上の奥さんや、奥さんが65歳になった後は、加給年金は打ち切られるが、奥さんへの振り替え年金として昭和41年4月1日生まれまでは、年金を加算してもらえる(高齢者ほど高い加算額)。なぜ?と思うと、それは昭和61年まで国民皆保険でなかったので、年金額が少ないことへの救済策らしい。
沖縄に昭和36年から47年まで住んでいたかの質問は、米国の占領により年金制度が不備だったので、特例による救済があるらしい。
60歳定年では、老齢年金受取りが65歳では困る。そのために、給料が下がっても65歳まで働くことを後押しするため、給料減額分を補填する「高年齢雇用継続給付」があるのもわかった。
それぞれに面倒な計算式があり複雑に見えるが、要は差別や社会制度の不備を年金で補填しようとする試みといえる。
こうした補填は、現在年金を払っている人達の負担増しとなり、少子化もあって将来に問題を生じると懸念されるが、年金が生活保護を下回る事態が生まれていることから考えると、生活保護よりは、年金制度で必要な人に補填していくのも仕方ないようにも思えた。
話は少しずれるが、先ほど100歳になってなお現役の医師として活躍する日野原さんのことをTV番組でやっていた。
WHOによると、2011年世界の平均寿命は男女平均が68歳。日本人の平均寿命は83歳で、世界1位だそうだ。
あと何年生きるのかは、神のみぞ知るだが、日野原さんのように、(人の役にたつように働きながら元気に人生を全うしたい!)と心から思った。