ネットの記事でいいなって思ったのが
抜けた乳歯や抜いた親知らずの幹細胞を培養して
歯周病などで失われたあごの骨を再生するというもの
これはもう20年ほど前から研究されていたもので
ここ数年のうちに実用にこぎつけるという
この治療のいいところは
まず乳歯は自然に抜けるし、親知らずは虫歯の危険性があるから抜くことが多く
ふつうは捨ててしまうものを治療に活用すること
それからエナメル質に包まれているため感染の影響を受けにくいこと
そして骨髄から取り出した幹細胞より増えやすい性質があり
短時間で骨などを作れるというところ
すでに人で臨床実験を行っているそうで
実際治療に使われるのは間近らしい
確かに骨髄の組織を取るには局所麻酔使ったり、体を傷つけて取り出すなど
いくつかのリスクがあるから
抜いた歯(抜けた歯)を利用できるなら
これ以上安全安心なことはない
それに
この幹細胞は骨だけじゃなく軟骨や神経、筋肉など
多くの細胞に分化できるため
脳梗塞やパーキンソン病、脊椎損傷など様々な病気へも応用できるそう
ってことは
将来的には抜けた歯(抜いた歯)の幹細胞で
多くの病気の治療ができるかもね
人の体って本当に無駄がないし
いらなくなった人の体の一部で人を治すってことが
この先当たり前になっていくのかもと思った
抜けた歯(抜いた歯)で骨の治療のお話でした
遊びに来てくださって、ありがとうございました