中村 幸春 夢丸釣行記

遊漁船 夢丸での釣行記をお届けしております。
スズキ、太刀魚、メバル、スルメカ、甲烏賊、アオリイカ、キス 案内

瀬野川探索会無事終了

2012年09月14日 | ブログ
9月14日 海田南小学校3年生 瀬野川探索会
海田南小学校3年生100名を瀬野川に案内。
サポートには、広島大学生物生産学部海野准教授のグループ6名、太田川淡水魚保護の会 岩本会長、瀬野川を楽しむ会から、加藤さんと私
そして、父兄が約10名ほどが参加。

事前にクラーク記念国際高等学校の皆さんと、今年は2回ほど河川内のゴミは回収。
目立ったゴミや空き缶は少なかった。
年々ゴミが少なくなっている。
非常にうれしい。
2005年頃は大型ゴミのタンスや、自転車、テレビなども捨ててあったが、最近見かけなくなった。

この日は午前10時30分からの開始だが、10時10分には子供達も到着。
直ぐに整列した。
今までで一番早い子供達だ。
これはもの凄いこと。
整列ができ説明をする。
私語は一切無い。
直ぐに開始

 すると大歓声の子供達
これでエエ!!
教室は静かに!瀬野川は大声で!!
100名を2班に分けて、1班は私と広島大学生物生産学部の学生3名と一緒に上流
2班は海野先生岩本会長、加藤さんと下流

上流は砂地の平坦。
中州は2005年頃に残した。
何処に魚やエビが棲んでいるか?を体験するには最適な場所。
シジミやカワニナも採取する。
カワニナも蛍の餌放流を12年継続している。
今ではもの凄い数の蛍が乱舞している

 机の上で教えるのではなく、現地で捕まえる。
これが一番伝わる。
大歓声がいたる場所でわき上がる。
シジミがいたよ!エビ捕まえた!と大騒ぎ。
そして30分後、上流と下流の入れ替え
今度は海田町が大幅に中州を残した場所。
生き物がウヨウヨ生息している。

下流域ではドンコやウキゴリ、カマツカも捕獲成功。
そんな時、瀬野川を楽しむ会の加藤さんがついにカジカを捕獲
絶滅危惧種の最上位に位置する淡水魚の貴重な魚。
2000年からの定点観測では1匹だけ成功したが、その後は加藤親子が数匹捕獲しただけ。
12年間、瀬野川探索会で捕獲したのは始めて。
この1匹がもの凄い印象を子供達に与えたはず。
仏様がご褒美を与えてくれたと思う。

11時30分 無事終了。
海田南小学校の子供達、私たちの気持ちがストレートに伝わったと思う。
無事に終了したことがマジでうれしい。

帰りに瀬野川の支流にカワニナの放流もできた。
今年は少し遅れての放流。
8月なら産卵前なのでかなり効果があるが、すでに産卵は終わっているはず。
蛍の餌放流、今年で12年
完全に復活した。
18日は海田小学校の瀬野川探索会だ
台風が心配だ。
*******************************
         中村幸春
E-mail:fffnakamura@silver.plala.or.jp
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夢丸式捨てオモリ結束方法 | トップ | アメリカ人優勝Congratulatio... »
最新の画像もっと見る

ブログ」カテゴリの最新記事