薫 風 ~KUNPOO~

初夏に薫る爽やかな風に思いをよせ、YukirinとKaorinが日々の出来事などを綴るページです。

オニババ化する女たち

2006-07-17 | 本  棚
■ 『オニババ化する女たち』三砂ちづる(光文社新書)。ずっと過激なタイトルが気になっていましたが、読む機会がなく・・・。でも、この前ふらりと寄ったBOOK OFFに100円で置いてあったので読んでみました。

■ 要は、“女性は子どもを産み、次の世代を継いでいく力を持った存在で、生物としてはそれを目的に生まれてきているわけだから、その力を使わずにいると多くのエネルギーが行き場を失ってしまい、ひいてはオニババと化してしまう”といったところ。いわゆる男性の側からではなく、女性という同姓の側からの指摘という点が注目すべきところでしょうか。でもまぁ、いつの時代も“女性の敵は女性”だからなぁ。

■ 著者は国際協力機構の疫学専門家として、約15年間、海外で疫学研究(女性の保健?)、国際協力活動に携わるという経歴を持つ。しかしながら、本書の内容がどの程度科学的根拠に基づくものなのかははなはだ疑問で、それほど説得力は感じませんでした。

■ もっとも、最近はbabyの不穏行動が活発なため、おちおちと読書もしていられません。新書1冊読むのに、1ヶ月近くもかかっちまった・・・。はよ寝てくれ~。