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薫 風 ~KUNPOO~

初夏に薫る爽やかな風に思いをよせ、YukirinとKaorinが日々の出来事などを綴るページです。

7人の女弁護士

2006-04-20 | ド ラ マ
■ 『英語で喋らナイト』のレギュラー、釈さん主演の弁護士ドラマ。女ばかり7人の弁護士事務所のお話しです。所長の野際陽子も、やっと嫌味な義母役から解放されたか。

■ 他局の弁護士ものドラマと比べると、内容よりは出演者重視か。法廷ものというよりは、これは真犯人探しの探偵モノ?裁判で被告人を弁護するというより、なぜか法廷に真犯人を証人としてひっぱりだして犯人にしたてあげてしまう。「どこにも逃げ場はありませんよ!」なんて、釈さんに指を差されて追求されると、みんな洗いざらい素直に白状しちゃうのね。

■ 確かに、こんな華やかな弁護士事務所があったなら一度は訪れてみたい気もするけれど、きっと依頼はせんだろうな~。BGMも一昔前の刑事ドラマみたいだし…。

仮面ライダーカブト

2006-04-09 | ド ラ マ
■ 何気なくチャンネルを回していたら(いや、この表現は適切でない。チャンネルのボタンを押していたら…だな、きっと)、あら懐かしい『仮面ライダー』がやっているではありませんか。

■ 「へ~んしん」なんて遊んでいたのは何十年前のことか。う~む、それにしても最近の子供番組は凄い!! 特撮を駆使して実によくできてるなぁ。オレ達の子供の頃なんて、いかにも“人間がヘルメットかぶってます”って感じだったもんなぁ(子供心にもそのくらい見抜けたのだ)。

■ 出演者も美男美女ばかりだし、人間関係なんかも結構どろどろしていて、大人が見ていてもそれなりに楽しめる(?)。“ライダーキック”も“とび蹴り”ではなく単なる“まわし蹴り”と化しているが、極めてク-ルに決めてしまうのだ。でも、おんなの子なんかだと、やっぱりこの手のヒーローものには興味を示さないんだろうか。

■ それにしても面白かったのは、番組の間のコマーシャル。ちゃんと“おもちゃのバンダイ”やら“ジャポニカ学習帳”なんかが提供しているのね。あ~、あんな変身ベルト欲しかったな~(けど、買ってもらえなかった。グスン)。

マチベン

2006-04-08 | ド ラ マ
■ NHK土曜ドラマ『マチベン』。なぜか今年の4月からのドラマは弁護士を扱ったものが多いが、これもそのひとつ。江角マキコがノー・メイクで弁護士役に挑みます。

■ 初回を見た限りでは、なかなか面白そう。長身の江角が颯爽と女弁護士を演じています。法廷シーンも迫力があり、(鬼の副長)山本耕史の方が線が弱く見えてしまうほど。事件の筋としては、ちょっと無理があったような気がしないでもないけど…。

■ それにしてもビックリしたのは沢田研二。いや~、丸くなっちゃいましたね~。さすがのジュリーもああなってしまっては、ちょっと…。

タイガー&ドラゴン

2006-04-04 | ド ラ マ
■ 遅ればせながら、クドカンのドラマ『タイガー&ドラゴン』を見てみました。人気脚本家の作品だから是非見ようと思っていたものの、ヤクザと落語家のイメージがどうしても噛み合わず、放映時はパスしてしまっていたのでした。

■ いや~、でもやっぱり面白い。毎回大笑いしてしまう。古典落語を題材に、よくもまあ、これだけ“下げ”のついたストーリーを編み出せるものだ。キャスティングもだいぶ『マンハッタンラブストーリ』とダブっているし…。クドカンは、なにか東北の女性にコンプレックスでもあるのだろうか。

■ 『白線流し』では定時制の高校生を演じていたTOKIOの長瀬くんも、立派なヤクザに成長していた(そういえば白線流しのときも、不良だったか)。そして、“あれっ、どこかで見た風景だな”と思ったら、このドラマの初回では美鈴湖がロケ地として使われていた。

■ “俺の話を聴け~”で始まるクレージーケンバンドのオープニングテーマもインパクトがある。お店なんかで有線でこの曲が流れると、不思議と耳にこびり付いてしまったものだった。もっとも、私はずっと和田アキコが歌っているものだとばかり思っていましたけれど…。

「おとな」の結末!?

2006-02-26 | ド ラ マ
■ NHKドラマ『氷壁』最終回。まあ結局、みんな丸く収まるところに収まったと申しましょうか…。つまるところ北沢がK2で滑落して亡くなっただけ??…というきわめて常識的かつ他愛のないドラマとなってしまいました。

■ 井上靖の“原案”では、滑落の原因は謎のままで終わっていますが、ドラマでははっきりと自殺と描いていましたね。奥寺の負担とならないために、自らロープからカラビナをはずす…。そうだよね~、あの状態で70メートルもある氷の壁を腕の力だけで登りきるなんて、どう考えても不可能だもんな~。となると、あの意味ありげなスポーツライターの存在理由は、一体なんだったんだろう???

■ 最後は奥寺が再びK2の頂上を目指すという場面で終わります。確か“原案”では、奥寺が単独で滝谷から北穂を目指すんですけれどもね…。まあ、山男の友情がテーマになっためったにない設定ということで、よしとしましょうか。終始、八代社長の余裕が感じられたドラマでした。

生死を賭けた挑戦

2006-01-22 | ド ラ マ
■ NHKドラマ『氷壁』の2回め。悪天候の予報にもかかわらず、いよいよ奥寺と北沢はK2マジックラインルートに踏み出しました。白銀の峰々が美しいですね。

■ しかし、標高7,000メートルではテントのなかでも氷点下20度の世界!? う~ん、寒がりの私には絶対に行けません。岩の隙間や雪のなかでビバークなんて、とてもとても。しかし、テントやシュラフが入っているにしては、二人が背負っているザックが小さいように見えましたが・・・せいぜい40~50リットル?

■ 登攀4日目。“三日月のガリー”と呼ばれる標高8,000メートルの地点に到達しますが、ふいに雪崩が襲い、北沢は足を骨折してしまいます。その前に、北沢!いくら酸素が薄いとはいえ、命の次に大切なザックを簡単に落とすでない!! そもそも、無酸素登攀だったっけ??

■ でも足を骨折してしまったら、その辺の里山でも自力で下山するのは厳しいッスよね~。にもかかわらず、70メートルの氷壁をよじ登ろうというのだから、彼らはスーパーマンだ!! 奥寺がベースキャンプへ戻ってきたときも、吹雪の中、何も持っていなかったし・・・

■ まあ、(今回の感想はこのくらいにして)とにかく帰国してからのドロドロした展開が楽しみですな。井上靖の原案では新素材のナイロン“ザイル”の耐久性が焦点だったけど、ドラマでは“カラビナ”ですか。

■ それにしても八代社長、いい部屋で音楽を聴いてますね。しかも、今の時代にレコードだもん。

日本の、これから

2006-01-21 | ド ラ マ
■ NHKで『日本の、これから-本当に増税しかないのか』という討論番組を放送してました。最近増えましたね、この手の番組。

■ ふ~む、国の借金が770兆円!? 今さら、“どうする?”って言われても困りますけどねぇ・・・。3分間で2億円もの利子が増えていくっていうんだから、これはもう、想像すらできません。

■ まあ、結局のところ増税するしかないんでしょうね。サラリーマンの私としては、どうせなら消費税を上げてもらいたいな。国民の税金を“預かった”事業者がちゃんと納税してくれるのかどうか少々不安だけれど、一番簡単だし公平だと思う。番組の中では、“売り上げが1千万円以下の事業者だって納税しなくちゃならないんですよ”って騒いでいたおばさんがいたけど、そんなの国民から預かったお金なんだから当たり前だ!!と思いますけど…

■ 番組を見ていて感じたのは、“結局、人間なんて自分勝手なんだ~”ということ。みんな自分では少しでも負担をしたくはないのだけれど、福祉やら社会保障やらはそれなりの水準を求めるんだものねぇ。田中角栄ではないけど、地方には地方の言い分があるし・・・。限られた資産をどのように配分するか、それこそが政治の政治たる所以なんですね。

■ 番組の最後に若者が発言した「政治家を選ぶのも、役人を使う首長を選ぶのも、結局は市民」と言う言葉がいちばんよかったな。“政府が悪い”“役人が無能だ”とみんな自分には責任のないようなことを言っているけれど・・・。こう寒いと、なんだかシニカルに構えてしまいますなぁ。

功名が辻

2006-01-15 | ド ラ マ
■ 今年も見始めたNHK大河ドラマ『功名が辻』。2回目にして大きく成長した千代が登場!! 馬に乗っている姿がなんだか危なっかしかったけれど、名実ともに仲間由紀恵が主役なんですね。

■ 戦国乱世を描いているから楽しめそうだけど、どうしてこうも配役のイメージがかぶるのか。武田鉄矢はたしか『徳川家康』で秀吉だったし、津川雅彦は『独眼竜 正宗』で家康だったか。おぉ~と、最後には会津のお殿様(『新撰組!』)まで現れたゾッ。

■ まぁ、仕方がないと言えば仕方がないのだけれど、日本にはこれしか俳優がいないのかい?と思ってしまいます。そういう意味では、明智光秀と木下藤吉郎は安心してみていられますね。

■ 次回以降に、期待です。

氷  壁

2006-01-14 | ド ラ マ
■ 井上靖原案(?)『氷壁』のドラマ化。“受信料不払いなどで逆境に立たされたNHKが、ドラマ作りで原点に返る???”

■ 明るくて軽いトレンディ・ドラマが流行るなかで、“あえて重厚な作品で大人の視聴者に訴える”のか!? 原作では前穂の東壁が舞台となるけれど、ドラマでは高峰K2での滑落事故を巡るサスペンス。

■ 第1回目の放送を見た限りでは、なかなかの滑り出し。ニュージーランドでロケしたと言うけれど、雪山が綺麗!!(私には縁がないけれど…) 主役の玉木宏よりも、やはり山本太郎がいい味出してますね。鶴田真由も“魔性の女”っていう感じで、美奈子役を好演しています。

■ ザイル・パートナーが滑落して「ザイルを切れ~」って叫ぶシーンは、映画『パーティカル・リミット』をも彷彿とさせますね。私的には冬場はシーズンオフとなるので、山登りシーンを見るだけでワクワクしてしまいます。

■ しかし、気になったのは八代社長役の石坂浩二の髪型か・・・。いやいや、社長だけあっていいオーディオシステムで音楽を聴いていましたね。あ~、タンノイのスピーカーほしい...

紅白の舞台裏

2006-01-02 | ド ラ マ
■ NHKで『すべて見せます!紅白の舞台裏』というドキュメンタリー(?)番組を放映していました。な~んかNHKも意固地なくらい躍起になってますな。大晦日前から何回も予告編的な番組も流していたし・・・。まぁ、出演者の素顔が覗けるぶん、本番の「紅白」よりも面白かったような気がしたけど(←結局見ている)。

■ 例年、お年取りの晩は家族そろって紅白を見て過ごすのが常だけど、昨年の紅白もさして“変わった”とも思えませんでしたね(もっとも、かなり酔っ払っていたけど・・・)。確かに、みのもんたや仲間由紀恵、山本耕史といった司会陣や出演者は豪華だけど、それぞれの個性がまったく生かされていない。料理で言えば、フォアグラやキャビア、トリュフがごちゃ混ぜに入っている感じ・・・でしょうか。

■ これだけ国民の趣向が多様化してくると、もう単に視聴率を上げるなんてことは至難のワザですよね。演歌からポップスまで、あらゆる年代に受け入れられようとするには無理がありすぎる?そういった意味では、Mステーションの特番の方が、じっくりと曲を聴くことができて何倍も面白いものでした。

■ さて、明日の晩は『新撰組!!土方歳三最後の一日』を見るべきか、はたまた『古畑任三郎ファイナル』をとるべきか・・・。もう、お正月休みも終わっちゃうよ~