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薫 風 ~KUNPOO~

初夏に薫る爽やかな風に思いをよせ、YukirinとKaorinが日々の出来事などを綴るページです。

ふざけるな!!SPスペシャル特別編

2008-04-06 | ド ラ マ
■ フジテレビ「SP(エスピー)スペシャル アンコール特別編」。何か月も楽しみにしていたのに、裏切られた。失われた2時間を返せ~と、思わず叫んでしまいたくなるほど、疲労感を感じたドラマ。

■ って、内容がどうのこうのということはないんですけれどもね。「スペシャル」ってことはないだろ~。取り調べシーンだけを細切れに挟み込んだ、ただの総集編じゃん。いつから「スペシャル」になるんだろ~って、ワクワクしながら見ていたのに...結局、なんだよ。

■ それに「つづく」って、どこに続くんだよ?単なる映画の宣伝かい。

■ と、久々にぼやいてしまいました。まんまとフジテレビの戦略にのせられちゃった自分が悔しい。

SP-警視庁警備部警護課第四係

2007-12-08 | ド ラ マ
■ 毎週欠かさず見ているドラマ第3弾。警視庁のセキュリティ・ポリスを主人公としたドラマだ。アクション場面はもとより、スピード感があって実にキレがいい。脚本やキャスティングも素晴らしい。悪人(役)も存在感バッチリ。

■ 岡田准一というと『タイガー&ドラゴン』で「タイガー、タイガー、じれったいガー」とやっているイメージしかなかったが(あっ、それは長瀬くんか)、どうしてどうして、とてもいい味を出している。恥ずかしながら今日、番組のオフィシャルサイトを見るまで、彼がV6のメンバーだということを全く知らなかった(アクションシーンのうまさには納得)。これから徐々に井上薫の過去と警察上層部の暗部が明らかになっていくのだろうけれど、今後の展開が楽しみだ。

■ そういえば、フジの土曜日の夜遅くから始まるこの時間帯のドラマは結構見ていた。『ライアーゲーム』、『ライフ』、どれもそれなりに秀作だったが、SPはその比ではなく、群を抜いている(と少し誉めすぎ?)。『ライアーゲーム』もドラマの展開が読めずハラハラ・ドキドキだったが、最後にみんなが“いい人”になってしまって少し物足りなかった。『ライフ』もこんな美男美女ばかりの高校ならぜひ入学してみたいと思ったが、イジメの度合いがちと行き過ぎていてあまりにも現実離れしていた。

■ それにしても不思議なのは、警護課第四係の机の上にはいつも物が何もないことだ。いくら、いつも現場に出ているのが仕事とはいえ…そんなものなのか。

医龍Team Medical Dragon 2

2007-10-25 | ド ラ マ
■ 久々に見始めたテレビドラマ。坂口健二演じる天才心臓外科医の活躍を通して、昨今の医療行政の問題点を炙り出すもの。現在も連載中の漫画をドラマ化した、シリーズ2作目らしい。

■ 「白い巨塔」を思わせる大学病院の権威的な体質や、とかく営利主義に走りやすい最近の医療の風潮を批判的に描く。また手術の場面では生々しい画像と緊張したシーンの連続で息をつく暇がない。登場人物のキャラクターも個性的でバラエティに富んでおり、面白い。全体的に、ドラマとしてはきわめて秀作である。

■ となると気になるのはシリーズ1作め。そこで、この前の週末、娘が寝静まった後に、ワイングラスを傾けながら二晩かけてすべて通して見てしまった(12カルテ?さすがに疲れた)。次から次へと見ている者をドラマの世界へ引っ張っていく迫力、ここまでの感じでは、1作目の出来映えのほうが勝っているか。

■ 冷静に考えると、心臓外科なんて極めて得意な分野であり、そう需要が大きいとも思えないが、そのあたりはちゃんとERとか難民キャンプでの活動なども描いてフォローしている。昨年身内を病院で亡くした身としては、病室の様子など見ているのがちょっとつらい場面もあるけれど、今後の展開が楽しみなドラマである。
<photo:下ノ廊下>

伊豆の踊子(再読)

2007-09-12 | ド ラ マ
■ ――道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思うころ、雨脚が杉の密林を白く染めながら、すさまじい早さで麓から私を追ってきた。――ノーベル文学賞作家、川端康成『伊豆の踊子』の書き出しだ。

■ この本を手に取るのは何十年ぶりだろう。高校生のころだったか、はたまた中学生のころ教科書にでも載っていたのか、それとも…。“スローリーディング”に触発されて読み返してみる。当時、必ずしも本が好きではなかった私には退屈にしか思えなかった読書という作業。当時は文字を追うことが苦痛にすら感じたものだが、こんなにも短い作品だったんだ~とあらためて思う。

■ しかし、いざ読み直してみると、とどのつまりは二十歳の学生(私)が14歳の少女(踊り子)に恋心を抱くという、今風に言うと何の事件も起こらない“ロリコン”小説なのだろうか?偶然を装い、それとなく踊り子たちを追いかけていくのだから、むしろ“ストーカー”行為に近い?いや、今の時代なら“淫行”か?…なんて言われたら、さすがの文豪も泣いちゃうだろうね、きっと。

■ はたして、何十年も人生経験を重ねてきた結果が、こんな読み方でいいのかしらん。もっとも、「私」が「踊り子」に対して「恋してる」なんてことは、小説中、どこにも書かれていない。「踊り子」の「私」に対する感情も、彼女の仕草などから同様であろうと推測できるが、これもハッキリとは書かれていない。このへんが、もう古典といってもいい“名作”の名作たるゆえんだろうか。

■ なにより以前読んだときと違うのは、もう何度か伊豆を旅行しているので、修善寺や下田などの情景も自然と目に浮かぶこと。そして一番ビックリしたことは、踊り子の名前が奥さんの名前と一緒だったことだ(とくに意味はないけど)。

ホテリア

2007-06-09 | ド ラ マ
■ 上戸彩に誘われて(?)、ついつい見てしまっている。一流ホテルを舞台とした愛と憎しみと買収劇も絡んだ恋愛ドラマだが、さすがに韓国原産だけあって、ドロドロとしている(って韓流ドラマは見たことがないのだが・・・)。

■ 恋に落ちるのか?~と思っていた小田切杏子(上戸)と水沢圭吾(及川光博)が“実は兄妹だった~~~”なんて、思わず“君たちはルークとレイア姫か~~~!?”と叫びたくなってしまった。今どき、なんだか手垢のついた感さえあるストーリー展開ですな。仮面ライダーファンとしては、北野洋介(佐藤祐基)が今にも変身しそうだし。

■ とはいえ、次回はもう最終回。大ドンデン返しも期待できるか?今回のキャストの中では、甲本雅裕演じるエドワード・キクチのクールでコミカルな感じが好きだ。彼が次回の鍵を握っているような気もする・・・。

■ なんにしても、あんな豪華なホテルで働くよりも、お客として泊る側になりたいな~と思ってしまう今日この頃です。

グッジョブ

2007-03-28 | ド ラ マ
 松下奈緒主演、NHKドラマ『グッジョブ』。営業マンを補助するOLさんたちの活躍(葛藤!?)を描いたドラマ。夜11時スタートというのが、姫君を寝かしつけてから見ることが出来るので、こちらもまた具合がよい。

 多少説教くさいところもあるが、民放のようにチャラチャラしたところがなく、落ち着いて見ることのできる大人のドラマだ(と感じるようになったのは、歳をとってしまったせいか・・・)。それと、――同じような感想が、公式HPの掲示板にも載っていたが――ぼそぼそと喋る俳優さんの台詞が、どうしても最近聞き取りにくくて弱る(それも歳のせいだろうか・・・ウ~ム)。

 そう、“職場でのストレスの主な原因は、仕事の内容というよりはむしろ人間関係にある”というのは思わず頷いてしまうところ。女性ならずとも“上ちゃん”のようにいつも笑顔でいたいと思うのは山々だが、そうはうまくいかないのが現実・・・だね。

 今日を入れて、残すところあと3回。台詞のテンポも俳優の演技もよく、これからも期待大!! 『風林火山』『ハゲタカ(は初回を見逃してしまったので、以来見ていないが・・・)』など、最近のドラマにはNHKのやる気が感じられて、とても好感が持てる。ちゃんと受信料払おう!!(いや、しっかり口座から毎月引き落とされているのだが・・・)

風林火山

2007-02-11 | ド ラ マ
■ いわずと知れたNHK大河ドラマ『風林火山』。正直あまり期待していなかったが、これが結構面白くてハマッっている。いずれ信州も舞台にもなってくるのだろうが、久々の本格派時代劇の予感!!

■ 甲斐武田の軍師「山本勘助」を演じるのは内野聖陽。6話まで終わったところだが、まだ仕官も出来ず、うらぶれた浪人役をうまくこなしている。ドラマ全体を通じてテンポがよく、そして何より『功名が辻』のようなミョーな軽さがなくていい。スタッフが本気で“戦乱の世の男の生き様”を描こうとしている気概が伝わってくる。やはり大河ドラマの主役は「男」にして欲しい(今の時代、こんなことを口にすると叱責されるかも知れないが、最近家庭内の地位が危ういオヤジのぼやき・・・)。

■ 内野聖陽(何度聞いても“まさあき”とは読めない、覚えられない…)もさることながら、やはり周りを固める脇役人がいい。千葉真一の骨太の声、伊武雅刀の狡猾そうな表情(この前までラーメン屋の親父だったのに…)、そして仲代達矢の圧倒的な威厳と存在感。無骨な男たちが多いから、三条夫人の可憐さも目立とうというものか。

■ 仲代達矢といえば、黒澤明監督の『椿三十郎』の敵役・室戸半兵衛がなんといっても印象的。あのギョロッとした大きな眼で睨まれると、見ているこちらまで思わず足がすくみそう(白黒ならなお更だ)。そういえば『椿三十郎』もまったく同じ脚本でリメイクされるらしい。主役の三十郎に織田裕二、そして敵役の半兵衛には豊川悦司。こちらもどうなることか、楽しみだ(製作総指揮が角川春樹というのちょっと気になるが・・・)。

■ てなわけで『仮面ライダー』なきあと、我が家で唯一鑑賞するテレビドラマとしてなかなかポイントが高い。対して、豪華キャストに惹かれてチャンネルを回してみた『華麗なる一族』は、あまりに退屈な展開に10分ほど見てスイッチを消してしまいまった・・・。

のだめカンタービレ ふたたび

2006-10-24 | ド ラ マ
■ ドラマ「のだめカンタービレ」の2回目。やっぱり面白い!!“くだらねぇ~”と思いつつも、つい笑ってしまいます。

■ 漫画もとても楽しいけれど、やはり映像となって実際に“音楽”が加わるとさらに面白いですね。“あ~、こういう曲だったのか”とか“この曲のこの部分だったんだ~”ということが見ていて再確認できます。

■ 今回の登場人物の中で異彩を放つのが、竹中直人演じるシュトーレーゼマン。今はただのエロ親父だけれど、マエストロとして真剣な表情に変わるときの演技が見もの。とても楽しみにしています。しかし、適役だね~、竹中直人っていうのは。

■ それに比べてよくわからないのが、伊武雅刀。なんでラーメン屋の親父の役なんかで出ているのか?。これから何か大きな見せ場があるのかしらん。それとも、ただ“子どもが嫌い”なだけ?(謎) ←かなり古いです。

のだめカンタービレ(ドラマ編)

2006-10-16 | ド ラ マ
■ かの有名な人気漫画のドラマ化。「のだめ」をまったく読んだことがない人は、“なんだコリャ!?”と思ったでしょーね、きっと。私もおそらく原作を読んでいなかったら即座にチャンネルを変えたであろう・・・といった類のおちゃらけたドラマです。

■ 最初キャスティングを聞いたときは“どうかな”と思ったけれど、のだめも千秋も結構原作に近い(わりとイメージどおりの)雰囲気を醸し出していました。千秋役の玉木宏にしても、いつかの『氷壁』より、よっぽど役にはまっていたような気がします。竹中直人や西村雅彦、伊武雅刀まで脇役として出ているあたりは、さすがフジテレビ、ギャラにお金かけているよなぁ、といったところか。

■ なんだかんだいって初回は笑いながら見てしまったので、次回以降に期待です。これからいろんなクラシック音楽が登場してくるのは楽しみだ。果たして裏番組の「たけしのTVタックル」を凌駕できるのか!?

最近のお気に入り

2006-07-16 | ド ラ マ
■ ・・・は何といっても『仮面ライダーカブト』(テレビ朝日系列)。とても子供向け番組とは思えないシュールな展開に画面に釘付けとなってしまう。もう日曜日の午前8時は欠かせない。

■ 昔と違って、特撮技術が格段に進歩したのは当然としても、ただ単純に怪人を倒すだけではない。ヒーローが料理に凝っていたり、美女のメイクを手がけたり、そのほかにも所々にギャグが散りばめていたりなんかして。なぜワームという悪者と戦っているのかという、そもそもの理由もよくわからない。計算されつくしたミステリアスなストーリー展開は、大人が見ていても十分楽しめる(と言っても私だけ?)。

■ 気が付くと、横で奥様まで画面を凝視している。今のところ、二人の注目の的は“じいや”である。仮面ライダー生誕35周年記念ということらしいが、このままだと夏休みの劇場版公開映画も見に行ってしまいそうだ・・・(なんてね)。