日本には、昔から労使交渉、或いは賃上げ闘争といった、
交渉や闘争は、定例では一年に一回しかなかったのか。
実際のところ、春と秋有りました。
春は、ベースアップ中心で夏のボーナス。秋は労働条件と、
暮れのボーナス中心でした。
この長い習慣を、春一回にするという提案は、
鉄鋼業界の八幡製鉄所でした。
会社は、一年の利益計画を策定するのに、
総材購入費、外注費、総人件費、土地設備費、
消耗水道電気ガスなど、研究開発費などを
算出しなければなりませんが、総人件費だけは、
暮れにならないと判らない。
そこで、労働組合に、「暮れのボーナスも、
春一度に決めてしまおう」と提案のですが、
結果的に、秋定例となっ大行事が行事が、
無くなりました。
労組の,後で気が付いたのでですが、春秋の
二大イベントが一つ無くなってしまった。
組合員から、「一年の半分は遊んでいる
と文句を言われるかもしれない」
まあそんな文句も無く、ただ労使間に、
イレギュラーとして、【春闘】だけの名が
残ったわけですね。
賃上げの不合理については、次回検証します。
八幡製鉄所は、今回の記事の前に、日本の労使関係を、
大きく改善することになった、改革がおこなわれたのですよ。
賃上げ要求を会社に提出した後、最終的に労使が妥結するまでには、
何回かの団体交渉や、時にはストライキを交えたり、会社からの回答も数度に及び、
最後は、僅かの妥結金を、上乗せして妥結、がお決まりのパターンでした。
八幡製鉄所は、伝家の宝刀【一発回答】を宣言したのです。
そして最後まで譲らず、これが日本の春闘の形になったのですね。
では、なぜ八幡製所は、こんな大事が成功したのか・・・
この会社は、日清戦争で今の中国から賠償金を取り、この製鉄所を作った、
所謂半官半民の会社だったからだと、考えています。
ワー長くなってしまいました。お疲れ様
これは、説明すると大変難しいことなのです。
どうぞ次回に期待してください。
体調の方は、まだ顕著な変化は見られず、今日は、四月最後の通院日でした。
痛いことや辛いことは無いのに、やはり苦痛でして、やっとホットしています。
教えてほしいことは、近々まとめて、メールさせて頂きますので宜しく!
勉強になりました✨
今まで、それで給料が上がってたの?
労組が無いと駄目だし、女性ではどうなんだろう。
次回を待ちます。
体調は如何でしょうか?