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サラリーマンが、会社から月一で受け取るのは

2022年04月26日 | うんちく小ネタ

サラリーマンが、会社から月一で受け取るのは、

賃金でしょうか、給料でしょうしょうか?

母親と幼い子供が、夕飯の買い物にでかけます。

「今日は、お父さんの給料日だから、今夜は、

美味しいものを作ろうね」。

「うわーい、嬉しいな」。

 

やがて、ご主人が帰宅して、お金の入った封筒を、

奥様に渡します。

その封筒を「お疲れさま」と言って神棚に備えます。

それが、いつの間にか、銀行振り込みになって、

亭主の威厳は地に落ちました。

 

余談はさておき、この日を【賃金支給日】と言いますか、

それとも【給料日】と言いますか?

百人が百人【給料日】と言いますね。

では、給料として受け取るお金を、労使で闘争することを、

日本のメディアと、労働組合は、賃上げ闘争といっている

のでしょうか?

 

 

それには二つの要因があったのです。

一つは、過っての大手企業は、職能別に職人グループを、

請負契約をして、工場の一部、必要な機工具

等を貸与して、働いて貰っていたのです。

その請負のグループを組(くみ)と呼んでいました。

従って、この組として出社しても、社員ではないので、

一緒に春闘を戦うありません。

唯、労働組合としては、仲間意識をもって、

自分達が、力になれることは、面倒を見ようと、

していたのです。

 

もう一つは、自分達が大きな成果を上げれば、

回りまわって;、組の者たちにも、お零れがあると、

考えていたようです。

 

 

最後に、賃金と給料の違いについて、解説します

賃金は、請負の場合支払われる金銭です

請負という言葉は使いませんが、同義として家賃・

バスや電車の運賃・内職などで、出来高払いです。

これを労働の対価と呼んでいます。

 

給料は、出来高に関係なく、基本は能力査定×

拘束時間によって、支払われる金円です。

査定は、今年度行い、来年度に当てはめますが、

それでも見込み違いや、過小評価もあります。

これを成績評価して、一時金の成績などで、

修正します。

これを称して、労働力の対価と読んでいます。

 

労働の対価と労働力の対価、この違いを

        良く味わってみてください。

 

 

 

 

 


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