幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

TV音声の聞き取りにくさを補う「手元スピーカー」

2021-12-24 | オーディオ

ちょっと切ない話を一つ。

 

年を重ね、近頃テレビの音が聞き取りにくくなっている。

他に指摘されるまでもなく、ボリュームは年々大きくなっていることは自覚している。

「耳が遠い」というより、聞こえている音を「認識する能力の衰え」を感じている。

それでも、アナウンサーの声だけは、ほぼ問題なく聞き取れる。

それは、アナウンサーの人たちは、発声の基本から訓練されているからのように思える。

聞き取りやすいのである。

それに反して、ドラマや映画の、人がささやくようなシーンは全くお手上げである。

 

そこで、「手元スピーカー」というのがあることを知り、早速購入した。

年寄り向きの商品らしく、取説の文字は大きく、ケーブルの接続も分りやすい。

① まず、送信機とテレビとを光ディジタルケーブルでつなぐ。

② 送信機の電源ケーブル(USB)のACアダプターをコンセントに挿す。

③ テレビの音声出力をPCMに設定。

④ リモコンとしての機能するように設定。

⑤ スピーカーを送信機に載せ充電。

以上でセット完了となる。

 

ワイアレスなので、テレビとの距離の制限以外は置き場所は自由である。

また、それ自体がテレビのリモコン機能もそなえているので、とても便利である。

聴いてみると、心配していた、テレビの音声に対する音の遅延を感じることはない。

すぐそばから音が出てくるので、テレビのボリュームをうるさいほど挙げなくても済むようになった。