como siempre 遊人庵的日常

見たもの聞いたもの、日常の道楽などなどについて、思いつくままつらつら書いていくblogです。

篤姫 第10話「御台所への決心」

2008-03-10 21:20:49 | 過去作倉庫07~10
 今週も来ましたね~!ナニがキタかって、あひるです、あひる。あれをお庭にダイブして捕まえようとする上様の動きも素晴らしかったですが、あのあと当然、キャッチして、「一生、一緒ダ♪」と言ってくれるものと思って待ってましたのに。「うまくゆかぬの~~~」(…)。
 え、あれは小ネタじゃないんですか? しかもアヒルじゃなくてガチョウ? まあいいじゃないですか、細かいことは。というわけで今週のサブタイトルは「わたし御台所になります♪」…いや「御台所への決心」。何かぎこちない語呂ですが、本編は小ネタと突っ込みどころ満載でございます。それでは今週もご一緒に。お付き合いよろしく!

 さて、先週幾島に宣戦布告した篤姫は、お姫様修行も全然やる気がありません。幾島は何でもできるわけです。日常のお作法や、お琴、鼓。いよぉーーーっ、ポポンぽん!ひと~つ人の世生き血をすすり……(違いますね)。
 何をやらせてもぶざまで、お習字のときにマブタに目を書いてふざけているような姫。幾島はホトホト持て余し、やる気をださせるために御台所の話を本人に伝えたらどうかと、桃太郎に相談します。が、「まだ早い…」と桃太郎は煮えきりません。「家祥さまですけど、いろいろ問題ある人だとウワサは聞いてます」と幾島は心配してます。
「わたしは、あのお方が世間でいわれるようなパッパラ殿様だとはどうしても思えぬ…」と考え込む桃太郎に、幾島は「意地悪なようですけど殿様は、篤姫様に悪いと思うあまり、家祥様がパッパラではないと思い込もうとしてるのではないですか」と突っ込みます。
…なんか幾島、むちゃくちゃハッキリ物いってますが、相手、殿様だよ? まあ、京の五摂家の女官筆頭という立場は、ある限定された部分では大名と同格なのかもしれませんが…。松坂慶子がやると、単に「天然」て感じに見えるんですけどね。

 姫がこんなバカやってるころ、千代田のお城では、イケメン老中阿部正弘様の顔色がどんどん悪くなっていきます。
 将軍世子の家祥様は、老中の報告を聞く間もお菓子を食べっぱなしで、黒船対策の献策も、「酒を飲ませて異人を酔いつぶし、その隙に船に放火して爆破する」みたいな非現実的な策を、「それ面白い~!それにせよ。献策したものに褒美をやれ」…てな感じ。
 若様も話になりませんが、海防参与になった水戸の老公・江守徹も勘違いをしていて、「かくなる上は徹底抗戦をし、焦土になっても戦い抜き、そのなかに国民的団結をはぐくむのだ」みたいな、無責任に過激な発言を連発します。
 海防策を素早くまとめるには、水戸斉昭みたいなネームバリューを利用するのが手っ取り早かったとはいえ、ご本人がとんでもない右巻きアタマで、阿部様の算段もドツボへまっしぐら。ますます憔悴していき、すがる思いで篤姫の入輿を待っている、というわけなんですね。
 それはともかく、江守徹の水戸公。ホントうまいですね。楽しそうになさってます。あの微妙にロレツのおかしい感じは、演技よね?大丈夫よね?と心配になるほど(笑)。

 そのころ、薩摩では。黒船ショックがワンテンポ遅く伝わり、動揺する若者たちが、「夷狄」と書いた紙とか「ぺるり」の似顔絵だとかを木に貼り付け、「気合いだ!気合いだ!」とかいってメッタ打ちにして士気を高めています。このくらい気合いがあれば異国と戦争しても負けはしない!と、まあそういうカンチガイのまま突っ走った結果、近い将来本当に薩摩は異国と戦争になるんですけども、それはまたの話。
 ジョン万次郎に話をきいてから、アメリカに好意を持っていた尚五郎は、こういう攘夷熱にちょっと複雑。西郷さんと大久保さんに、万次郎から聞いたアメリカの話を披露します。四民平等や選挙やレディファーストの話に「なんだそれは!聞いていられん!」と何故か大久保さんは怒って立ち去ってしまいますが、西郷さんは、わりと関心をしめすわけです。
…が。アメリカの話にというより「そういうお話を、姫様も一緒にきいたんですね?」と、微妙にポイントがずれています。さらに「もう、吹っ切れたのですか?」とか、まだ癒えない尚五郎の失恋の傷に塩を塗りこむようなことを言う。「いえ、まだ時々辛くなって…」と涙を浮かべる尚五郎。おいおい…なんだなんだこの空気は。しかも、
「そういう正直な肝付さんが、ワタシは好きです」
…って。どっひゃ~!なぜここで突然愛の告白!尚五郎、何故そこでハニカんでうつむく!
…とビックリしたあまり、ここでの西郷さんと尚五郎の会話に、どんな含みが隠されていたのかイマイチわかりませんでした。会話そのものも実はよく覚えてません。前後の流れを消し去るような唐突な展開はやめてほしいです(風林火山でもよくやってたけど)。

 さて、反抗期の篤姫はますます困った姫になり、幾島の個人教授もなげやりで、マトモに聞こうともしません。ガマンしていた幾島も、しまいに「姫様は赤子におわしますね。赤子ならいっそビービー泣いてみたらどうですか」と言い放ちます。さすが幾島は広川なんかとちがい、姫がちょっとばかり態度大きくしたくらいでは引かないわけです。
「今のままでは将軍家はおろか、平侍の家にもお嫁にいけません」と嘆く幾島。それを聞いた桃太郎は「んじゃ、姫に話すか」と、すごい気軽に、着流しのままで、どんどん姫のお部屋にいってしまいます。
「於篤、話がある。実はお前の嫁入り先が決まってて、そのために幾島に来てもらってるんだからもっと頑張りなさいよ。あ、言っとくけど相手、将軍家だから」
…みたいに、さらっと重大なことを言い捨てて去る桃太郎。呆然とする篤姫。
 そりゃまあそうですよね。姫は驚きのあまり、ガキじみた反抗をつづける気もうせ、不眠と食欲不振、さらに「お母さんに会いたい…」と空ろな顔で言い続けるという、お城に来た直後と同じ状態になっちゃいました(なにかショックなことがあるとこのパターンなんだな。江戸藩邸に行ってからも、江戸城に入ってからも、きっと繰り返すでしょう)。
 実家の今泉家で花を生けていても娘を案じる、優しいお母さんに会いたいあまり、姫はお城から脱走を試みます。が、あっさり幾島に捕まって、当然ですが連れ戻されてしまいました。

 なんともはや呆れ果てた話にて…と、脱力しつつ桃太郎に報告する幾島。責任を感じた桃太郎は、姫を呼び、親子でじっくり話し合いを持つことにしました。
「なにか言いたいことはあるか」と正面から聞かれても姫は何も言えません。が、急に「わたしと碁を打ってください」と言い出します。わけがわからないま桃太郎は応じ、ふたりは碁盤をはさんで話し合うことになりました。
「わたしは父上様に利用されるのでございましょうか」と、ズバリ聞く姫。桃太郎も率直に「そうだ、その通りだ!」と答えますが…利用されるのがショックだってのは、ちょっとよくわからない。だって、なにも桃太郎が自分を幸せにしたくて養女に迎えたなんて、まさか思ってないでしょうに。
 桃太郎は、姫が将軍家に嫁げば諸々のことがやりやすくなるからだと、正直に言います。それというのも「薩摩から日本を変えたいのだっ!」と、なにか地方の知事選の選挙演説みたいなことを言い、姫もそれですんなり納得しちゃうのですね。なんでかというと、話しているあいだ桃太郎の碁の打ち筋が乱れなかったので、ウソはいってないと信用できたから、だそうです。
「わたしはわたしの意志で江戸へまいり、父上様のお役に立ちたいと思います。そういうことでよろしいですか」…と、微妙に恩着せがましいことをいう姫。ま、桃太郎としては姫が納得してくれればなんでもいいので、「礼を言うぞ。そなたならこの乱れきった世を変えてくれるような気がする、それはワシの勘だ」とか、めいっぱいヨイショします。
 が、女の子にとって、日本を変えるとかの遠大な話より切実な関心事は、「家祥さまってどんな方?」。これを聞かれると桃太郎はウッと言葉に詰まるのですが、ここで見え透いたウソをいったりはしません。「ワシがいろいろ言うより、そなたが自分で見極めるほうがよい」と。それはそうなんですけど、見極めたところで「じゃ、ヤメタ」とは言えないですからね。家祥さま対応は姫に丸投げ…って、無責任っちゃ無責任ですけど。
 一部始終をみていた幾島は腹を括り、「地獄の釜の底までつき合う」と、姫にずっとついていく決心をするのでした。「よもや極楽じゃないでしょう」と、桃太郎にプレッシャーをかけたりしながら…。

 てなわけで、冒頭の家祥さま、あひるんるん・あひるんるん♪というなんとも言えぬ演出と、嫁入りにむけて猛勉強をはじめた姫、という対比で今週はおしまい。なんかこのふたり、気が合いそうに見えるのは気のせいですかね。あひるつながり、ではないですが…。

今週のなおくん
ビックリしましたね、西郷さんの愛の告白。それでもふにゃふにゃと情けないリアクションの貴方が歯がゆくてたまりません。来週は久々、尚五郎主役(たぶん)。セクスィー部長にバカにされたり、姫様と再会して泣いたり、いろいろあるようです。心を強くして見届けたいと思います。正直、こうも歯がゆい状態がつづくとイライラして物を投げたくなったりするので。

今週の上様
あひるについては言い尽くしました(笑)。予告の、下からあおったバカ笑いが怖かった。いいわ~。その調子でもっと壊れてくれ。

 あ、それと、ネチネチ突っ込み続けたのが効いたのか(それはない)、今週から「阿部伊勢守よりの書状によると…」とか「伊勢守のいうには」とか、名前の呼び方問題に改善がみられたのは嬉しかったです。これだけで、だいぶ引き締まった感じになりますよね。
では、また来週!


14 コメント

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こんばんはです (ikasama4)
2008-03-10 23:57:23
自分は西郷さんと大久保さんの絡みは後の伏線ではないかって思ってます。

たしか西郷さんは斉彬にその才能を認められるんですよね。

一方の大久保さんは斉彬に自分の罪をなかなか許してもらえなかったという感情も
あるんでしょうけど、島津久光が政権を握った際に彼に重用されていたようで。

また、西郷さんの場合
まだ見ぬ異国にたいしても興味を持つ「先見の明」があるのに対して

大久保さんの場合
自分で見たもの経験したものしか信じない現実主義者


おそらく
斉彬VS久光という構図が

結果的に

西郷VS大久保という構図に
継承されていくという伏線ではないかなって思います。


斉彬は異国の力を知っていたために
戦わないために薩摩の武器を強化していましたが

久光はそういう事がわからなかったために尊皇攘夷を掲げ
その結果、薩英戦争を生み出し
異国の力を直に知った事で開国派になった経緯を考えると

後に二人が辿った軌跡を考えれば
こちらもまた奇妙な重なりを見せているような気がします。


まぁあくまで私の「ヤマカン」ですけど(; ̄∀ ̄)ゞ
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そんな童話が・・・ (なおみ)
2008-03-11 01:10:40
庵主さん、こんばんは。

>え、あれは小ネタじゃないんですか? しかもアヒルじゃなくてガチョウ?
「金のアヒル」だか「ガチョウ」をみんなで追い掛け回す童話がありましたよね?確か。
今年の大河はOPのクリムト使いといい、どこか「ファンタジー」仕立てにしようという匂いがぷんぷんするんですよね~!
「江守斉昭」なんか典型的な「魔法使い系」じゃないですか?ファンタジーにして「幽霊」登場させて、次は「妖精」さんですか?騙されないぞ!(><) 
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西郷と大久保 (庵主)
2008-03-11 07:27:59
>ikasama4さん

>斉彬VS久光という構図が結果的に西郷VS大久保という構図に継承されていくという伏線

ああっ!!なるほど!!!ですね。今すごい納得しました。
大久保さんがあそこで急に機嫌を悪くして、プイッとどっかに行っちゃうのが不自然な感じがしたのですが、そう考えると納得です。

大久保さんは、久光のイエスマンになるわけではないけど、立場的には久光を代弁することになって、亡き斉彬の影をずっと引きずっている西郷さんと、複雑な確執をしますよね。
一時的に、この二人が斉彬vs久光の写しみたいになって、それがまた開国VS攘夷の対立の写しでもあったりして。
結局、ふたりして久光を武力討幕に引きずりこんで、薩摩を官軍にするんですけど、明治になってから、このときの対立軸の立ち位置が、まるで逆転する。
日本を国際社会に強調させたい大久保と、国の誇りを失いたくない西郷。
こんどはふたりが斉彬vs久光の攻守を入れ替えて、日本を二部して、内戦の悲劇を誘導してしまう…。

…と、この両名のドラマって、ものすごく重層的で深いんですよね。
そういう一端が見えた場面だったんですね。

実は、あまりにケッタイというか唐突だったんで、そんなことまるで気づかなかったんですが(笑)。
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メルヘン? (庵主)
2008-03-11 07:40:32
>なおみさん

>今年の大河はOPのクリムト使いといい、どこか「ファンタジー」仕立てにしようという匂いがぷんぷんするんですよね

いや~、思えば去年のほうがメルヘンでしたよ。しかも、メルヘンにする気なんか全くない、男クサイ大河ドラマのはずが、どこかボタンを掛け違えてメルヘンになってしまった、というね(笑)。

くらべると、ファンタジーや少女漫画の仕立てがあからさまな今年のほうが現実くさかったりしてね。
江守は「よいお爺さん」て感じです。妖精は上様かな? 魔法使いは桃太郎よね。

全然関係ないですけど、今日、甲府にフグ(じゃない。亀にもどった)おいでになるんですよ。風林火山の舞台の成功祈願と、奉納舞を、武田神社でやるんですよ。見にいきたい~、けど平日の昼じゃどうにもこうにも
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大河ドラマ (SFurrow)
2008-03-11 22:27:25
>メルヘンにする気なんか全くない、男クサイ大河ドラマのはずが、どこかボタンを掛け違えてメルヘンになってしまった
>ファンタジーや少女漫画の仕立てがあからさまな今年のほうが現実くさかったり

去年と今年の大河ドラマについて、漠然と感じていながら言葉に出来なかったことを、庵主さまに見事に表現していただき感動です。

一昨年の「功名が辻」の今いち感は、上記の「意外性」に欠けていたってことかなぁ・・・上川さんも仲間さんも好きな俳優さんだし、信長をはさむお市の方とお濃の方の対比もなかなか良かったと思いますが・・・もともと原作も、他の司馬作品に比べてちょっと雑(言っちゃった)な感じもありました。

女性座長ドラマとはいえ、出てくる男が「みんなお千代に惚れちゃう」展開も安直だったので、篤姫では二の舞にならないでほしいです。尚五郎と家定だけに抑えたほうがいいと思う。あっ晩年(?)の勝海舟とはあってもいい。いや是非やりましょう(笑)
でも庵主さまも書いてらっしゃるように、家定と篤姫のカップルは案外うまく行きそう。原作ではひたすらナース的に虚弱な夫を支えるみたいな感じだったですが、そこはもう少し脚色してもらって・・・あの「お目目まぶた」に家定が大受け、とか?
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堀北真希(和宮)から「あのアヒル女優」とボロクソに言われている宮崎あおい (taira)
2008-03-11 23:34:40
庵主様、、、本当にお上手です
自分など前回の放送  笑うべきところは笑いながらもシリアスな場面はけっこう感動して見ていましたのに。
特に西郷さんが小松殿をいたわる場面・・・・まさか二人の関係がヤオイだったとは、、、
いや、もう腹抱えて笑いましたよ!  本当にお筆が冴えています。
女講談師顔負けの語りですね!
それと家定とアヒルの関係  あれも素晴らしい、、、  
ネットでも鋭い方は、NHKも粋なことをと突っ込んでおらっれました。
ところで家定とアヒル  あれは、どうやら史実というか そういう噂あったらしいですね
http://hagakurecafe.gozaru.jp/oooku13.html
しかし、それをアフラックのあひると結びつけて遊べるのもネットならではの楽しみ方ですね!
それとikasama4さんの西郷さんと大久保ドンの関係   斉彬VS久光の代理戦争の側面
いや、、鋭いです   なるほど、、ネットは本当に勉強になります。
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ジジ殺し (庵主)
2008-03-12 07:18:22
SFurrowさん

>出てくる男が「みんなお千代に惚れちゃう」展開も安直だった

ええ、それはもう…(多くは言わない)。
そのへんは「○家とま○」もそうだったんで、あーあーと思って見てました。女性が芯のドラマだと多くの男キャラを話にからめるために、その展開が手っ取り早いのでしょうが、でもなんかイヤですよね。同性としては(笑)。

今年はねえ…ストーリーブックなど見るにつけ、どうも姫は「ジジ殺し」という方向にいく気配が漂ってますね。
これから斉興公、江守徹、草刈老中なども手玉にとっていくようですよ(!)
これも、演ずる女優さんのキャラのなせるわざなのか。
んで、最後は北大路欣也の(ですよね、たしか)ハートを直撃ね。ぜひやって欲しいですね。
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あひると家定 (庵主)
2008-03-12 07:29:58
tairaさん

>堀北真希(和宮)から「あのアヒル女優」と…

って、そうなんですか!怖いわあ。

「あひると家定」。よかった、ほかにも多くの方が反応していたのですね。安心しました。んなことで喜んでいるのは自分だけなのかと、ちょっと不安になっていたので(笑)。

あひるに関しては、まじめな話、江戸城の奥庭に、さまざまな鳥を飼っているミニ動物園みたいなのがあって、将軍と御台所の憩いの場だった…と、「篤姫展・於江戸博」の展示にも、そのお庭の絵があったりしました。
天保の改革の緊縮財政で、多くの鳥は野に放たれたそうですが、あひるなんかはお金もかからず、放置されていたのでしょうね。
たぶん…これからもチョコチョコと出てくる気がします。あひる。あんまり狙いが見えすぎると笑えなくなりますけどね(笑)。

ハガクレカフェのハガクレ師匠には前から良くしていただいてて、というか一方的に私淑してるんですが(笑)、さまざま勉強させていただいてます♪
ほんとにアタマが下がりますよね。
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こんにちは (吉子)
2008-03-12 12:47:01
庵主様のレビューには毎回心底から笑わせていただいております~。
松坂慶子さんも、さすがの貫禄。
「毛利元就」では、父親の側室という立場でV6森田剛とバトルしてましたよね。
あの時は“美貌の小悪魔”的な役だったのに…
ワタクシは今回、ひそひそと密談しては含み笑う斉彬&幾島ペアに「一度はイロイロあった男女」的なニオイを嗅いでしまいました。
勘ぐり過ぎですねー。
でも殿様相手だからどうなのかしら。「どないじゃー」とお声がかかったら、やっぱ誉れなんでしょうか?
でもそこそこ重用されてる老女なんかだと、殿様も迂濶には…ねー。
斉昭公が姉小路の妹に手を付けて、それが原因で姉小路に嫌われたという話もありますものね。
江守斉昭、キャラ的にはバッチリなんですが、私は公の像なんかを見るたびに、大塚さんを思い出してしまいます…めざましテレビかよ…。
あ、前回の私の投稿に誤字がありました。お詫びして訂正します。
(誤)麻丘
(正)浅丘

書きながらも違和感があったんですよねー、めぐみ?雪路?と。
失礼しました。
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ホームドラマにはお色気厳禁。 (庵主)
2008-03-12 23:02:40
>吉子さん

>斉彬&幾島ペアに「一度はイロイロあった男女」的なニオイを

ええ、なんか匂いましたよね。お水な匂いが。
銀座か赤坂あたりの高いクラブのママと、どっかのオーナー社長さん、みたいでもありました(笑)。で、ママがおもむろにマイクを握って「愛の水中花」をうたいだすというね。

…と、妄想はともかく。
幾島いくらなんでもズバズバもの言いすぎだし、殿もそれを普通に聞いているし、なんかやっぱり、幾島が郁姫さまだかについて京都に行く前に斉彬と関係あったのか…と考えると全てきれいに説明できるんですが、いかんせん松坂慶子さんがそうゆうキャラじゃなく。
なんか、正々堂々としすぎ?憂いゼロ。
すばらしいです。ホームドラマにお色気は厳禁よ。

んなわけなので、斉昭公と大奥上臈の不倫さわぎなんかもスルーされるのか…と思いますが、江守が大奥で忌み嫌われた理由を説明するのに、避けて通れないでしょうから。
どう料理するのか、楽しみにしてます。
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