como siempre 遊人庵的日常

見たもの聞いたもの、日常の道楽などなどについて、思いつくままつらつら書いていくblogです。

風林火山 第48話「いざ川中島」

2007-12-03 22:21:15 | 過去作倉庫07~10
Story 上杉政虎は川中島に着陣した。 信玄は直ちに出陣を下知し、勘助もいよいよ決戦に旅立つ。途上、勘助は由布姫の墓前に勝頼の初陣を報告する。そこに現れた由布姫の幻影に「なりませぬ」と止められた勘助は、初陣に気負い立つ勝頼を、とっさの嘘で諏訪に留める。川中島の戦場で、政虎は敢えて自らの退路を断ち、妻女山に陣を置いた。武田軍に仕掛けさせようという政虎の意図を勘助は看破し、両軍はともに動かず対陣を続ける。膠着戦の中、行方不明になっていた原虎胤が生きていたとの知らせが届く。駆けつけた勘助は、原を介抱する不思議な老婆・おふくに出会う。勘助は、おふくに川中島に深い霧がいつ出るかと尋ねる。…

庵主のCheck!
 先週でもう俗世間との名残も断ち切って、今週から3週連チャンめいっぱい戦場だぞと、ワクワク期待してましたのに…。今週はまだ、「いざ川中島!」。いざ!いざ!と気合いばかり入れている感じの45分でした。まあいいけど…。
 その分、ガクトのメイク気合い入ってるなーとか、信玄のヅラのもみ上げがどっから見てもヘンで笑ってしまうとか、ビジュアル的に妙なとこばかり気になって。こんな隅っこをつついて笑っていられるのもコレが最後なんですよね。そう願いたい。
 ということで、いよいよ大詰め風林火山第48話。今週もお付き合いよろしく!

 今週のプレ・オープニングは「マサトラ王子の出陣」。例の、どうやって抜くのか不思議な超長刀を振るって「出陣じゃー!」からです。上杉軍の、紺地日の丸の特大扇子の飾りもの、色のセンスは素敵なんですが、見た目どうしても「学園祭」とか「高校野球の応援」みたいですね。
 政虎出陣のニュースは、甲斐の武田家を震撼させますが、勘助は落ち着き払って「海津城は大丈夫」と。なぜなら、上杉政虎は武田信玄を戦場に引き出して直接対決を望んでいるわけなので、海津城を攻め潰してもべつに何の得るところもないからです。
 同じことを上杉陣営でも言っていて、直江のおっちゃんなどが「海津城を攻めましょう」とせっつきます。が、政虎王子は落ち着き払って、何言うかと思ったら「弱いものいじめは嫌いだ」ですと。王子…。
 ということで、王子は信玄の出陣を、べんべらべんべらと琵琶なんぞ弾いて待ち、信玄も満を持してゆったり出陣という、なんとも悠長なムードになってきました。

 出陣に先立ち、信玄は不動明王に祈りを捧げます。そこへ妻の三条夫人がやってきて、信玄は「今までいろいろ申し訳なかった」とか詫びるわけです。なんだか異様に低姿勢。三条夫人もここぞとばかり乙女チックに、「私を一人にしないでください」とか言います。
 まあ、そのあたり別にどうでもいいような会話なんですが、それよりここで信玄のハゲ頭が、モミアゲとヒゲと相まってなにか思い出すとおもったら加藤茶の往年のギャグ「チョットだけヨ♪ アンタも好きねえ~」(って若い人は知らないよね)でした。そんなもんで爆笑してたおかげで、三条夫人の、たぶん最後のしみじみした場面は、あんまり印象にのこっておりません。うわぁ~!池脇さん最後までごめん!

 出陣の布令が出、勘助も朝っぱらから気合いを入れて槍のけいこなどをしています。とても60過ぎとは思えないですが、そんな勘助を見守るリツは、「父上、リツはお嫁にいきます」と優しくいいます。
 お、お父さんと呼んでくれるのか~!と、勘助感激。涙ぐましい場面です。ここで「父上のお心にどなたが居ようとも」というのがちょっと気になったんですが、リッちゃんは、先週宣言した「(勘助が)亡くなってからお嫁にいく」という怖い公約は撤回したんですね。香坂くんのお嫁になるから、生きて帰ってきてください、と。いい娘だなあ、リッちゃん。
 こうして、勘助は二度と帰らぬ甲斐を出陣していきます。

 勘助が、まず向かったは諏訪湖畔の由布姫さまの墓前です。
たとえ墓に入ろうとも、姫様の前では人格崩壊してしまう勘助は、延々と姫様との思い出を喋り続けます。雪の日のお堂のスイートメモリー(!)からはじまって、勝頼様の初陣の報告…と、正直いつまで続くのか頭抱えそうになりましたが、そろそろ出るぞ出るぞとおもったらやっぱり、ドロドロドロドロ……じゃない、キラリーン!という効果音とともに由布姫の幽霊登場です。
 ここで幽霊がまたベラベラしゃべったら物を投げたくなったと思いますけど、賢明にも「勘助、なりませぬ」といっただけでした。盛大なお姫様オーラに包まれて消える幽霊…。ああそうか、今週の演出は迷演出で名を馳せたあのお人でしたね。名場面「源さんの幽霊」(@『新選組!』‘04)を思い出すわ。
 もとい。幽霊に諭されて正気に返った勘助のところに、鎧をきて張り切った勝頼がやってきます。理性を取り戻した勘助はとっさに「今回は初陣はなしです!」と勝頼を止めることにしました。
「お父上の命令」(ウソですが)と言われたら仕方ありませんが、勝頼は「なんで取りなしてくれなかったんだよ」とか言ってダダをこねます。おつきの秋山信友は、一瞬不審そうでしたが、すぐ勘助の真意を悟って「私が諏訪に送っていきますから」と勝頼をなだめてあげてました。この人けっこう使える男です。顔もワイルドなイケメンだし、出し惜しみしないで早くから露出しておけばよかったのに。

 武田軍は、信濃衆と合流するために信州上田にいったん着陣。勝頼の参戦回避について、勘助はここで信玄に報告し、事後承諾を得ますが、「勘助は今度の戦に怯えているのだろうか」と、信玄はお付きの駒井政武に憂い顔を見せます。
 いつも役に立つ駒井学級委員長は、山本どのはひたすら武田家のためを思っているのだとフォローします。武田家のためというより、個人的にお屋形様のためだけにひたすら身を挺しているので、それは「いささか、羨ましい…」とちょっとホホをそめてはにかんだりして。駒井君…。この終盤に来てえらいことをカミングアウトするなあ。
 そんな駒井君を信玄は、「元服のときから片時も離れずよく使えてくれた」「お前あってのこの私だ」とか目一杯ヨイショします。駒井君は目を潤ませ、いいえ違います、お屋形様あっての私、お屋形様の人を見る目の凄さはこんどの戦で明らかになるでしょうと、なんか不自然に二人で絶賛しあい、あやし~い空気が密室に流れるのでした。
 でも実のところこのふたりの関係ってどうだったんだろう…と、やめときましょうね、突っ込むのは。
 
 さて、政虎王子ひきいる越後軍は、妻女山に布陣しました。山の上に孤立して、囲まれれば退路はない。ようは武田のほうから仕掛けてくるのを待つ体勢に入ったわけです。一方で武田も海津城に立てこもり、政虎王子がイライラして打って出てくるのを待ちます。双方相手に仕掛けさせるため、戦は最初から膠着状態になりました。
「人の戦なら我らが負ける」と、自分から妻女山に立てこもったくせに王子は思いっきり無責任です。「神の戦なら我らの勝ちじゃ」って、それは小田原城の大手門前で酒をくらって見せた時と同じ論法。非現実的なこの大将に、直江のおっちゃんや柿崎の兄さん、宇佐美さんも不安を隠せません。
 このまえ痛い目にあって反省したはずなのに、なんも懲りていない王子です。うっとり琵琶なんか弾いている場合じゃないですが、そろそろこの異形も見納めとあって、今週無駄に多い政虎のアップは、おもわずじっくり見入ってしまいました。あの鎧の肩にヒラヒラしている白いマントみたいなのは何でしょう。巷間伝わる上杉謙信の、白い行者頭巾をイメージしたんだろうか。

 なかなか動かない上杉軍。待ち続ける海津城の武田軍もイライラしています。士気にも影響するし、ここは早く一戦を!と武闘派の馬場信春などが言い出し、勘助と何かとぶつかるようになっています。ふたりは信玄に呼び出され、「何かと意見の割れる君らで、今後の作戦を立ててみろ」といわれました。
 こうして世に名高い「啄木鳥戦法」が編み出されるわけなのですが、それはまだ来週のお楽しみ。相木さんがびっくりするような知らせをもって駆け込んできて、啄木鳥戦法はいったんお預けです。その知らせとは「鬼美濃が生きていた!」。
 このまえの割ヶ嶽城攻めで負傷して、川中島の百姓家で一命を取りとめ、養生しているとのこと。勘助は感激で目を潤ませて、すぐにその百姓家に向かいます。
 
 そぼ降る雨のなかたどり着いた家は、ものすごいむさ苦しいアバラ屋で、足を踏み入れたとたんウッと異臭に鼻をつまむほど。その家の奥に、これもむちゃくちゃ汚くなった鬼美濃が転がっておりました。
…なんかもう、ここまで汚くならなくてもいいじゃないかと思いますが、坊主頭に半裸できたないボロをまとった鬼美濃はヒンズー教の行者のようで、そのポーズがまた妙な、それこそチョットだけヨのポーズ。もう来週はプレ最終回だというのに、こんなところで人を爆笑させてる場合じゃないんですが…。
 そこへ緑魔子扮する怪しいババア「おふく」登場です。鬼美濃を助けてくれたのはこのババアなんですが、なんかもの凄いビジュアルで、ヒッヒッヒッと笑いながらおぞましい大鍋をグツグツグツ…と煮立てたりしており、「マクベス」に出てくる魔女みたいです。マクベスの魔女とヒンズー教の行者が「チョットだけヨ」のポーズって…なんかもう、うわぁ!もうどうなるんだこの大河わぁ!と頭抱えそうになりました。
 で、どういう閃きかわかりませんが勘助はこのババアにお天気のことを尋ねるわけです。「川中島に霧が出るのはいつだ!」と。金3粒を情報料として請求し、ババアが提供した天気予報は「明日だ!」でした。明日の朝、川中島は霧ン中、一寸先も見えるもんじゃねえヒッヒッヒヒヒヒ…。
 と、ここで勘助の頭に壮大なことが閃いた、わけなんですが、そんなことより鬼美濃をこの劣悪な環境から救出してあげるほうが先じゃないでしょうか? 可愛いリッちゃんの結婚式も近いというのに、父さんをこんなババアと二人っきりで放置するなんて、いくらなんでもあんまりだよ。

 この有料お天気お婆さんは、予告編で、宇佐美さんに情報料を請求してました…って、ええ~っ!! この終盤にきて、このババアが歴史を変えるのですか!!
 というわけで、今宵はこれまで。次週「死闘!川中島」。プレ最終回ですが、もうたいがい展開は分かっているのに思わぬことで客を掴みます。いやいやいや。目が離せません。
 また来週! 


11 コメント

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鬼美濃 (SFurrow)
2007-12-03 23:27:19
行方不明のままだったら、つっこもうと思っていたのですが、生存していて何よりでしたね。この前の鉄砲狙撃でも生き延びたし、この人のサバイバル力はすごいです。早くリツちゃんに知らせてあげなくちゃ。
しかし、すごい汚いカッコしてたのに、坊主頭だけは綺麗に剃られていて、普通ああいう時って、髪も髭もむさ苦しくなるもんじゃありませんか? あの妖怪オババが毎日剃ってあげてたんでしょうか? っていうか、オババと鬼美濃は結構、あのアバラ屋で蜜月生活してたのかな~
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いやあああ~!! (庵主)
2007-12-04 00:04:57
SFurrowさん

>オババと鬼美濃は結構、あのアバラ屋で蜜月生活してたのかな~

いやだぁああ~!!
…とか言って、実は私もチラッと考えた(笑)。坊主頭とヒゲが伸びていなかったのは、あのババアが…。
しかし、それにしても凄すぎますね。ビジュアル的に。あの環境で鬼美濃はけっこうくつろいでいたようだし、オババは死にかけの侍を拾ってきて世話する趣味なのかもしれません(イヤだあ~~!!)
もしかして最終回で、「あの人」が死に損なってオババの世話になるのでは!?
…などと想像しちゃいましたが、ともかく、今週は鬼美濃のビジュアルが凄すぎて、翌日まで思い出し笑いがやまず、仕事中も笑いがこみ上げてきて大変でした。最終回も近いっていうのに、こんなことで笑いをとってどうするんでしょうか…。
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庵主さま、初めまして! (systomo67)
2007-12-04 14:19:12
「風林火山」ラス2にしてたどり着きました。いままで知らなかったことに後悔しながら(なんせすでに12月…)、最初からまとめ読みして感動しています。緻密、かつ分かりやすく、かつ抱腹絶倒。レビューも楽しませていただきましたが、ご当地直送の遠足レポなど現地ならではの臨場感が素敵です。県民性の違いも分かったりして(生まれも育ちも現活動圏も西日本onlyなので)、日本って広いなあ、なんてしみじみもしてしまいました。

あと2回+総括もよろしくお願いします! 本サイトにもお邪魔させていただきますね。歴史好きなものですから(嬉)。
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確かに☆ (なおみ)
2007-12-04 22:45:57
庵主さん、こんばんは。
>今週はまだ、「いざ川中島!」。いざ!いざ!と気合いばかり入れている感じの45分でした。
ですよね~「いつになったら戦が???」な展開ですよね。鬼美濃が「行方不明者」のまま姿を消すかと思っていたのが「森の妖精」に拾われていた。という衝撃の事実が明らかになっただけでも良しとするべきでしょうか?
>このババアが歴史を変えるのですか!!
違いますよ、庵主さん「森の妖精」さん◎
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ありがとうございます♪ (庵主)
2007-12-04 23:57:14
>systomo67さん

ようこそいらっしゃいました。コメントありがとうございます。
いやいやもう、過分なおことば恐縮です。毎週のレビューと校外学習、自由研究といっぱいいっぱいで、あまり外でコメントもTBもできず自分の庵に引きこもってましたのに、いつのまにか素敵なご縁がたくさんできて、皆様のお励ましで1年つづきました。有難いことです。
ラスト2回ですが、どうぞお付き合いくださいませね。
なんだかんだと、日本も広いですよねホント。両親方とも甲信越のワタシは、この1年はディスカバー・地元でしたが、やっぱり京都以西が憧れ…。来年の大河も楽しみですね♪
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妖精…? (庵主)
2007-12-05 00:04:03
>なおみさん

>「森の妖精」に拾われていた。という衝撃の事実が明らかになっただけでも

え、妖精…?
宇宙人すらかすむようなあの妖怪が?(いや、たしかに声はかわいかったが…)
来週はババアが妻女山に乗り込むんですかね?うさぎさんとの対面が予告に映っていましたが。是非とも宇宙人と対面して欲しいです。もう、ふたりの対面が見たくて仕方ありません。

鬼美濃はこのまま妖精と森で暮らすのかもしれませんね。それこそSFurrowさんじゃないですが、2ヶ月間ババアとまったり甘い生活を…。
イヤだあーーー!!!
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森の妖怪もとい妖精 (SFurrow)
2007-12-05 00:47:37
>最終回で、「あの人」が死に損なってオババの世話になるのでは

なっるほど!!これ、あるあるある~~~
義経が蝦夷(?)から大陸に渡ってジンギスカンになり、明智光秀は天海僧正になり・・・そしてあの人は誰になったんでしょうか? もっとも、もう還暦を過ぎているので、あまりその後の人生も長くはなかったと思いますけど、でも妄想するのは楽しい!
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Unknown (レビュ丸)
2007-12-05 12:19:13
庵主様こんにちは!! 先日は拙宅をご訪問頂きましてありがとうございました。
雪の中の春日山探訪、それから川中島再訪と、すばらしい行動力ですね! こちらは「いつか行こう・・・」と思っているうちに、寒い季節となってしまいました・・・。現場からの「生」の情報、ぜひぜひ参考にさせて下さい!(それにしても典厩寺の閻魔大王様、怖すぎる・・・)

さて第48話、いよいよ大詰めですね~。原美濃サンの「チョットだけヨ」には笑ってしまいましたが、ワタクシはおふく婆の庵を訪ねる勘助の、年相応の後ろ姿にヤラれました。第1話で原サンに足蹴にされ、殺されかけた勘助のことを思うと、今やこの二人もリツ殿を介して実父と養父・・・。時の流れを感じます。

そして、なんだか怪しげな有料お天気お婆さん、SFurrowさんの情報によると、実生活での旦那さんは、庵原殿こと石橋蓮司さん! レビュ丸は知らなかったのでオドロキでした。ご存知でしたか!?

紅白出場が決まったガクトさん、まさかあの格好で歌ったりして・・・。
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若い方はやっぱり (SFurrow)
2007-12-05 21:38:44
ご存知なかったですね。70年代は、緑魔子さんのほうが有名だったと思いますが・・・石橋蓮司さんは若い時は変質者みたいな役ばっかりで、それがまるで演技ではなく地みたいで、特異な印象のある役者さんでしたが、最近は渋い「良い人」役も多いですよね。アングラ夫婦も年を経て落ち着いたかと思ったら、魔子さんのほうは、まだまだキョーレツでしたねぇ恐れ入りました(笑)
オババいや森の妖精は、来週は宇佐美氏と会談ですか。宇宙人王子とも対決があれば面白いのに。
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紅白! (庵主)
2007-12-06 00:05:02
>レビュ丸さん

こんにちは♪ 思えば初期のころ、レビュ丸さんに「小山田信有」の項で反応していただいたのがご縁でしたね。ホント、皆さんに盛り上げていただいて1年続きました。レビュ丸さんのレビューもいつもじっくり読ませていただいて、感慨にふけってます(自分とこがあまりにお笑い方向に過ぎたから…ははは)。

勘助の歳相応の後姿。そうですね、第1話の、まだ30代の張り切った足取りを思い出すと、ほんとうに時の流れを感じますよね。背中で人生を語るまでに演じきった内野さんってすごいなあ。

大晦日の紅白歌合戦は、実はいまからすごく楽しみにしているんです…。
ガクトさんが政虎王子のコスプレで「Returner~闇の終焉」(ですっけ?)をうたうんではないかと。そうだ!それをやらなくて何のための紅白か。期待してますぜ。ふふふ…。
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