巨星墜つ…。
といっても劇中の秀吉のことではございません。今週、東京都知事選挙の特番のため45分前倒しで真田丸が始まる前に、九重親方の逝去の速報が入ってきました。
なんという…。まだ61歳。Too Young to dieであります。千代の富士時代の美しい土俵入りと、最近の本場所の土俵ではめったに見られなくなった華麗な上手投げなど、まだ目に焼き付いて誰にも上書きを許しておりません。
そんな . . . 本文を読む
29回です。秀吉の死も近づいているかもしれませんが、大河ドラマ定点観測ポイント(注・独断と偏見による)「第30話前後」も近づいているのです。第30話前後、別名「夏枯れテコ入れ入魂エピ挿入ポイント」とも申し(注・勝手に定義)、ようは、暑いのでこの辺でガクッと落ちる視聴者のテンションを上げるために、30回くらい(8月第1週前後)に、強烈なエピソードをぶつけてくることが多い。主に、助命嘆願がかかるよう . . . 本文を読む
今週は秀次さまのサヨナラ公演です。今作の秀次は、「ただ純粋に善いだけの人」という、奇人変人とは逆方向で極端なキャラであり、なかなか心打つものもあって、わたしはずっと好きでした。人口に膾炙する秀次の凄惨な最期をこの人にはめると、それだけでウッ…とこみあげてくるくらい、善い人度がどんどん上がってきて、いやがうえにも期待をさせたのですが…。
わたし、できれば真田丸のファンの人に嫌われたくないし、ま . . . 本文を読む
今週は選挙特番のため、繰り上げで7時10分からの放送です。まあ内容になにも関係ないのですが、現実世界でやってる合戦のほうが面白い(野次馬的にみて)という状況は、大河ドラマにとってあきらかに不利であり、こういう変則回は捨て回になることが多いです。
実際、内容はどうということもなし。先週の唐入りもそうだし、今週の吉野の花見もそうなのですが、有名で派手なイベントが、不思議なことに全然盛り上がって見えな . . . 本文を読む
はやいもので、真田丸ももう折り返しを回ってしまいました。折り返し地点は6月最終週ですが、大河ドラマはその辺で一回リセット&再起動があるべきなのです。つまり、前半を彩った強敵が死んだりして退場し、主人公の身の上がガラッとかわる。大事な定点観測ポイントでもあります。
タイミング的にも完璧でお手本みたいなのが「新選組!」の第25回「新選組誕生」(6月27日)ですね。戦国もので真田丸よりもうちょっと前 . . . 本文を読む
今わたしはちょっと大きなショックをうけて、がっくり落ち込んでいます。今週の真田丸ががっくりするくらいつまんなかったことではございません。同日の昼間にやった「武田信玄」の録画を間違って消しちゃったのです。それも、前の回のラストに三条夫人(紺野美沙子)が、八重(小川真由美)と一緒に部屋に戻ってきた瞬間、「……?……あ、あ゛あ゛あ゛――――――っっつ!!!」というぶっ壊れた絶叫で「今宵はこれまでにいた . . . 本文を読む
先週のレビューをあげたあと、コメント欄にご意見をいただきました。
いつもコメント欄は閉じているのですが、先週は、あまり気分もノッていなかったところをがんばってレビュー書いて、アップして、疲れちゃってろくに確認もせずに寝てしまったら、コメント欄に鍵をするのを忘れてたんですね。単純な不注意であります。
せっかく貴重なお時間を割いてコメントを入れていただいたので、今回だけ例外的に表示させようかとも . . . 本文を読む
今週は、先週みたいにアカン出来ということもなく、そこそこ面白かったしそこそこ大河ドラマらしかったのですが、やっぱり一度ドンと下がったテンションを立て直すのはあんまり簡単じゃありません。年のせいか、そんなに簡単にキャーキャーいって盛り上がれなくなってきました。
とかいって同じ日曜日の夜11時には、BBCドラマの「マスケティアーズ」を欠かさず見て、おほほ、やっぱりイケメンは目の保養じゃのうと満足し . . . 本文を読む
今週は、うーん、なんというか、あかんかったなあ。正直、前半で、もう見るのやめて11時からの「マスケティアーズ」でイケメン盛りを見て口直しして寝ちゃおうかと、去年の「花燃ゆ」思い出すような投げやりな気分に襲われました。
そうはいっても今週は全体がダメダメということはなく、後半は持ち直して面白かったので、まあ、よかったのですが、それにしても前半のクソ寒い展開はいったい何だったんだ。
いま、昭和最 . . . 本文を読む
今週はけっこう面白かったです。先週があまりにつまんなくて文句言い倒したのですが、今週もそんなに空気が変わっているわけでもないのに、ガラッと一転して面白かったですね。
その理由を考えるに、あれですね、これから好みの展開に盛り上がっていくぞという予感です。これに尽きる。なんだかのったりもったりしていた停滞に穴が開く気配を感じたことも大きいんじゃないでしょうか。
好みの展開というのは、とにかく政争 . . . 本文を読む