湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 切り札を残して切ったカード(?)

2015年05月31日 13時27分31秒 | 日常・その他
  心根は優しいと思っていますが、
  物事を斜めにみる悪い癖(?)がある私です。

今回のFIFA幹部収賄事件、

  ・事件捜査の陣頭指揮を執ったのはアメ○カ司法長官
  ・元FIFA理事チャック・ブレイザーさんがアメ○カ司法当局との取引に応じて(?)
    長年捜査協力活動(FIFA内部でのスパイ?)をしてきた
  ・起訴された者の出身地に次の国々がある

     ブラジル(*)
     アルゼンチン(*)
     ベネズエラ(*)
     ケイマン諸島 ※租税回避やマネーロンダリングに利用される国(?)
     ニカラグア ※反米のオルティガさんがまだ大統領

     * : 「米州自由貿易圏」構想を頓挫させたといわれている国々。
        「米州自由貿易圏」の略称"FTAA" (Free Trade Area of the Americas)は"FIFA"と似てますね、

  ・2018年WC開催予定国「ロシ○」、2022年WC開催予定国「カタール」の不正招致疑惑も睨んでいる(?)
     ロシ○:ご存じのとおり
     カタール:イ○ンと協定締結、ハ○スを承認、ヒズ○ラに武器提供、シリ○の反ア○ド派を支援、
            米軍基地もあり、親米なのか反米なのか判らないといわれている国


なぜ今カードを切ったのでしょうか?
狙いは別のところにあるのでしょうか?
日本の警察でも、万引きグループを捉まえるだけのために特別捜査本部を設けることはないでしょう。
FIFAの浄化が主目的とは考えにくいので、
今回のカードを切ることで誰かへの見せしめ(本命への脅し)にしたかったのでしょうか?
最も効果的に使うための切り札は残してあるのでしょうか?
(切り札を表に出せるのは勝算があるときであり、使ってしまったら弾が残りませんから)

一般的には、このような事案は表面化させないで裏で利用して処理するものだと思います。
裏取引に簡単には応じないくらい、アメ○カさんと距離を置く国・組織が多くなってきたのでしょうか?

アメ○カさんはそれほどまでに追い込まれてきたのでしょうか。
ジャイアンを追い詰めたら見境なく暴れ出すかも知れませんよ ・・・


  当然ながら、この記事は不正を働いた人間を擁護しているものではありません。