湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 久しぶりに街へ買物に

2015年05月14日 23時24分56秒 | 日常・その他
母の誕生日プレゼントを買いに街へ出かけました。

   母は明日90歳になります。
   「卆寿のお祝い」(*)は既に済ませていますので
   明日は家族の普通の誕生日祝いになります。

    * : そのときのブログ記事です。
      ・母の卆寿お祝い一泊旅行(1/3) - 蕎麦屋「蕎麦工房まつ田」での昼食 -
      ・母の卆寿お祝い一泊旅行(2/3) - 旅館「竹楽亭」にて -
      ・母の卆寿お祝い一泊旅行(3/3) -リンゴ狩り-

プレンゼントの品は前もって母から希望を聞いていました。

  ステッキ(杖)です。

既に2本以上持っているので、
『使っているのが壊れたのか?』と尋ねたら
『街へ出かけるとき用のものが欲しい』とのことでした。

  今持っているうちの1本は家庭菜園などへ行くときの近場用
  別の1本は室内用に使っているとのことです。

    他にもまだあったと思いますが、それは気に入らないのでしょう。


今では熊本市内で唯一の百貨店となった「鶴屋」さんへ行きました。

案内嬢(差別用語かも)に売り場を尋ねると
1階(婦人物売り場)と8階(介護用品売り場)を案内されました。

   1階を見たあと8階にも行き適当なものがないか探しました。
   先日の「母の日」の贈り物用でたくさん売れたため、残り少なくなっているようでした。
   結局1階に戻り、
   目を付けていた地味(本人希望で絵柄がない)で最も軽量な(167g)
   カーボン製のものを買いました。

誕生日の夕食は母が好きなステーキにしようとカヅちゃんが言ってたので
肉も買いました。
(本人の咀嚼力が衰えないためと経済的事情により高くないものを購入)

  膝痛の治療で2週間に1回の病院通いはしている母ですが、
  お出かけ用の杖を欲しがったり、ステーキ・焼鳥などの肉類をパクツクところをみていると
  本人が時々口走る『もう来年あたりが寿命かもしれない』なんていう言葉は
  冗談としか思えません。


繁華街へ出かけたのは久しぶりのことで、丁度昼時でもあったので
「鶴屋」さんを出て上通りアーケード内にあるラーメン店「こむらさき」さんへ向かいました。

「こむらさき」さんまで100mほどになったところで
左側に「熊本ラーメン」という看板が目に入りました。

「こんなところにラーメン屋さんがあったかな」と立ち止まりました。
店名が「山水亭」となっています。


   ※窓ガラスに「AED(自動体外式除細動器)設置施設」のシールが貼ってあります。
     他にも色々と社会貢献をされているようです。

  聞き覚えがない(たぶん入ったことがない)店でしたが
  どんなラーメンか食べて見たくなりドアを入りました。

  カウンター席に座って、基本のラーメン「山水亭ラーメン」をたのみました。

   ※これ以外にも、
     新しく開発されたという「黒味(コクアジ)」(山水亭ラーメンよりコク・香りがアップ)や
     一番人気となっている「ルーロー麺」(独特の味付けの角煮入りラーメン)などがありました。
     私は、初めて入ったラーメン店では一番安い基本のラーメンを食べるのが普通です。

これが「山水亭ラーメン」です。    550円(税別)だったかと


一般的な熊本ラーメンと比べると、麺は少し細めで、スープは臭みがなくまろやかな味だと思います。
上品な中年女性がテーブル席に一人座って、ラーメンを食べておられました(**)。
「山水亭」さんには「豚まん」、「ちまき」、「ギョウザ」などもあります。
ラーメンを出される店にしては、清潔感があり静かで落ち着いた雰囲気なので、
女性一人でも入りやすいのではと思いました。

   ** : メニューに「野菜ラーメン」もありますので、それだったかもしれません。
       レディが一人でラーメンをズズズーッと音を立てて食べている姿は、意外性もあり
       様になります。

「髪ゴム」が目の前に置いてありました。

   ※私には永遠に必要ないものです。
   ※代わりに「顆粒の揚げニンニク」が置いてあったら、大さじ2杯は掛けていたのですが

店を出て、来た道を戻っていると
絵画展「淡水彩画 土筆会」(タイトルは不確か)の看板があったので
寄って行こうかとエレベータに乗りました。

  文具屋さんの3階にあるギャラリーで開催されていたのですが
  初めて入る所で、エレベータを降りた目の前が受付となっていました。

    「エレベータから降りる」即ち「受付の前に立つ」ことになります。
  
  先ず外から中の様子を窺ってから入るか否かを決めようと思っていた私は
  ドアが開いた途端に受付女性の笑顔が現れ、不意を突かれた形で狼狽しました。

  受付の方の話では、
  某病院内の場所を借りて月1回仲間が集まり、一人の先生から習っておられるとのこと。

    50平方メートルほどのギャラリーには
    濁らない爽やかな色の透明水彩で描かれた、花木や風景の小品が並んでいました。
             
    受付の方二人(中年男女)は親しみ易い方でした。

      穏やかな楽しい会のようです。