昨日の宿直勤務で職場に行くと、周知文書が回ってきていました。
特定外来生物(植物)の「オオキンケイギク」の防除に関する注意喚起の文書でした。
「オオキンケイギク」を育ててはいけません。
多くは河川敷や野原などに生えています。
家庭の庭にも生えていることがあるので見つけたら駆除しなさい。
等々 書いてありました。
白黒イラストの花の絵ものっていましたが、
ウチの家庭菜園に咲いていた黄色いきれいな花が、ひょっとしたらソレかもしれません。
(今度行ったとき確認するつもりです)
夕方、近くのスーパーに自転車で買い物に行きましたが、
行く途中で渡る川の土手に黄色い花が咲いていました。
いつもでしたら気にも留めなかったかもしれませんが
注意喚起文書を見たばかりだったので、橋を渡ったところで
その花の方がある方へ曲がりました。
これがその花です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/63/1b4f4d61d88a7a4c8bb35711bfbbf804.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/97/f16736c17cc96966fb5be95b5a918fe4.jpg)
帰ってからWebサイトで色々調べました。
※環境省自然局のサイトに特定外来生物に関する情報が掲載されています。
写真のものは「オオキンケイギク」に間違いないと思います。
「オオキンケイギク」は
1880年代に鑑賞目的で外国から導入されたもので、漢字では”大金鶏菊”と書くそうです。
繁殖力旺盛で病虫害にも強いことから”ワイルドフラワー”として河川の土手や道路法面などの
緑化植物として注目を集め、全国各地で大量に種子が蒔かれたそうです。
また、緑化フェアなどの催しで種が配布されたこともあり、品種改良も進んで八重咲き種など
様々な園芸品種が作り出され、ポット苗としても販売されてきたそうです。
ところが、在来の野草の生育場所を奪い生態系を壊す恐れが強いということで、
2006年に特定外来生物に追加指定され、悪者扱いされることになったというわけです。
駆除方法として
「種子がつく前に根こそぎ引き抜いて枯れ死させ、燃えるゴミとして処理を」などと書かれています。
(情け容赦ない、具体的で残酷な表現です)
「オオキンケイギク」さんに言わせれば、
『私達を遠い国から勝手に拉致してきて、最初の頃は大切にしてくれていたのに
今では手のひらを返したように邪魔者扱いして』と
自己中の人間様を恨んでいるかもしれません。
ちなみに、法律(*)で「特定外来生物を飼養等をしてはならない」と定められており、
「違反した場合は1年以下の懲役若しくは100万円以下の罰金に処す」となっています。
(販売目的等の場合はもっと重くなります)
* : 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律
(平成16年6月2日法律第78号)
河川敷や道路脇を彩るコスモスにも似たこんなに美しい花が
特定外来生物という嫌われ者とは ・・・
当初は可愛がられていたのに人間様の都合で邪魔者になった「特定外来生物」の種は他にも沢山あります。
しかし、地球からみたときは、悪質で救いようがない唯一の「特定害来生物」の種が
「ヒト(ホモ・サピエンス)」ということになるのでしょう。
「オオキンケイギク」は侵略的外来生物(**)にも指定されています。
** : 「日本生態学会」さんが定められたものです。
日本の外来種の中でも特に生態系や人間活動への影響が大きい生物が指定されています。
侵略的外来生物について、前記環境省自然局さんのWebサイトに次の説明文がありました。
「侵略的」というと、何か恐ろしい・悪い生き物なのかしら?と思われがちですが、本来の生息地では
ごく普通の生き物として生活していたものですので、その生き物自体が恐ろしいとか悪いというわけでは
ありません。たまたま、導入された場所の条件が、大きな影響を引き起こす要因を持っていたに過ぎません。
たとえば、日本ではごく普通にどこにでもいるコイという魚や土手などに生えているクズという植物でも、
本来生息・生育していなかったアメリカでは、「侵略的」な外来種だといわれているそうです。
なかなか意味深長な文章と思われませんか?
環境省さんではなく防○省さんが書かれたものであったとしてもシックリきそうです。
先日(15日)、安○法制関連の法案が政府から国会へ提出されました。
落日の御主人様の持ち駒となるために専守防○の自○隊の方々が外国の領土や領海へ行かされたとき、
現地の人々から”侵略的外来生物”に指定されなければよいのですが。
「オオキンケイギク」さんも
『良かれ考えた”つもり”の者たちに連れてこられたんです。私に悪意は全くありません』
と弁明したいことでしょう。
特定外来生物(植物)の「オオキンケイギク」の防除に関する注意喚起の文書でした。
「オオキンケイギク」を育ててはいけません。
多くは河川敷や野原などに生えています。
家庭の庭にも生えていることがあるので見つけたら駆除しなさい。
等々 書いてありました。
白黒イラストの花の絵ものっていましたが、
ウチの家庭菜園に咲いていた黄色いきれいな花が、ひょっとしたらソレかもしれません。
(今度行ったとき確認するつもりです)
夕方、近くのスーパーに自転車で買い物に行きましたが、
行く途中で渡る川の土手に黄色い花が咲いていました。
いつもでしたら気にも留めなかったかもしれませんが
注意喚起文書を見たばかりだったので、橋を渡ったところで
その花の方がある方へ曲がりました。
これがその花です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/63/1b4f4d61d88a7a4c8bb35711bfbbf804.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/97/f16736c17cc96966fb5be95b5a918fe4.jpg)
帰ってからWebサイトで色々調べました。
※環境省自然局のサイトに特定外来生物に関する情報が掲載されています。
写真のものは「オオキンケイギク」に間違いないと思います。
「オオキンケイギク」は
1880年代に鑑賞目的で外国から導入されたもので、漢字では”大金鶏菊”と書くそうです。
繁殖力旺盛で病虫害にも強いことから”ワイルドフラワー”として河川の土手や道路法面などの
緑化植物として注目を集め、全国各地で大量に種子が蒔かれたそうです。
また、緑化フェアなどの催しで種が配布されたこともあり、品種改良も進んで八重咲き種など
様々な園芸品種が作り出され、ポット苗としても販売されてきたそうです。
ところが、在来の野草の生育場所を奪い生態系を壊す恐れが強いということで、
2006年に特定外来生物に追加指定され、悪者扱いされることになったというわけです。
駆除方法として
「種子がつく前に根こそぎ引き抜いて枯れ死させ、燃えるゴミとして処理を」などと書かれています。
(情け容赦ない、具体的で残酷な表現です)
「オオキンケイギク」さんに言わせれば、
『私達を遠い国から勝手に拉致してきて、最初の頃は大切にしてくれていたのに
今では手のひらを返したように邪魔者扱いして』と
自己中の人間様を恨んでいるかもしれません。
ちなみに、法律(*)で「特定外来生物を飼養等をしてはならない」と定められており、
「違反した場合は1年以下の懲役若しくは100万円以下の罰金に処す」となっています。
(販売目的等の場合はもっと重くなります)
* : 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律
(平成16年6月2日法律第78号)
河川敷や道路脇を彩るコスモスにも似たこんなに美しい花が
特定外来生物という嫌われ者とは ・・・
当初は可愛がられていたのに人間様の都合で邪魔者になった「特定外来生物」の種は他にも沢山あります。
しかし、地球からみたときは、悪質で救いようがない唯一の「特定害来生物」の種が
「ヒト(ホモ・サピエンス)」ということになるのでしょう。
「オオキンケイギク」は侵略的外来生物(**)にも指定されています。
** : 「日本生態学会」さんが定められたものです。
日本の外来種の中でも特に生態系や人間活動への影響が大きい生物が指定されています。
侵略的外来生物について、前記環境省自然局さんのWebサイトに次の説明文がありました。
「侵略的」というと、何か恐ろしい・悪い生き物なのかしら?と思われがちですが、本来の生息地では
ごく普通の生き物として生活していたものですので、その生き物自体が恐ろしいとか悪いというわけでは
ありません。たまたま、導入された場所の条件が、大きな影響を引き起こす要因を持っていたに過ぎません。
たとえば、日本ではごく普通にどこにでもいるコイという魚や土手などに生えているクズという植物でも、
本来生息・生育していなかったアメリカでは、「侵略的」な外来種だといわれているそうです。
なかなか意味深長な文章と思われませんか?
環境省さんではなく防○省さんが書かれたものであったとしてもシックリきそうです。
先日(15日)、安○法制関連の法案が政府から国会へ提出されました。
落日の御主人様の持ち駒となるために専守防○の自○隊の方々が外国の領土や領海へ行かされたとき、
現地の人々から”侵略的外来生物”に指定されなければよいのですが。
「オオキンケイギク」さんも
『良かれ考えた”つもり”の者たちに連れてこられたんです。私に悪意は全くありません』
と弁明したいことでしょう。