(参考 新約聖書 1954年改訳 日本聖書協会)
<マタイによる福音書第12章>
(12・38―42)メシヤのしるし
(38)そのとき、律法学者、パリサイ人のうちのある人々がイエスにむかって言った。「先生、わたしたちはあなたから、しるしを見せていただきとうございます」。
(39)すると、彼らに答えて言われた、「邪悪で不義な時代は、しるしを求める。しかし、預言者ヨナのしるしのほかには、なんのしるしも与えられないであろう。
(40)すなわち、ヨナが三日三晩、大魚の腹の中にいたように、人の子も三日三晩、地の中にいるであろう。
(41)ニネべの人々が、今の時代の人々と共にさばきの場に立って、彼らを罪に定めるであろう。なぜなら、ニネバの人々は、ヨナの宣教によって悔い改めたからである。しかし見よ、ヨナにまさる者がここにいる。
(42)南の女王が、今の時代の人々と共にさばきの場に立って、彼らを罪に定めるであろう。なぜなら、彼女はソロモンの知恵を聞くために地の果てから、はるばるきたからである。しかし見よ、ソロモンにまさる者がここにいる。
(参考 新約聖書略解 日本基督教団出版局)
・前項でイエスの行為は神の国が来たしるしであることを示したが、それに満足しない律法学者・パリサイ人たちは、なおもしつこくイエスがメシヤであることの決定的しるしを求めた。
・39 しるしを求めるのは、人間が神を信頼していないしるしで、かかる人間のしるしは、現代が《邪悪で不義な時代》であることを示している。しかし神は邪悪で不義なニネバに《預言者ヨナのしるし》を与えられたのである。そしてしるしはヨナのしるしで
・40 ヨナのしるしと言えば、彼が《三日三晩、大魚の腹の中にいた》ことである。このヨナのしるしは、イエスが墓の中にいる期間を示し、やがてその復活のしるしである。
・41 ヨナはニネベの人々に悔い改めを説くのみでなんらのしるしを示さなかったにもかかわらず、彼らはヨナの宣教によって悔い改めた。ゆえにニネベの人々は、《今の時代の》悔い改めた人々とともに、しるしを求める不信なる人々をさばく資格をもっている。《ヨナにまさる者がここにいる》イエスはヨナのしるしにまさるしるしである。ここにイエスの復活のことが意味されていると考えられる。
・42 ソロモンとシバの女王との出会い。
<マタイによる福音書第12章>
(12・38―42)メシヤのしるし
(38)そのとき、律法学者、パリサイ人のうちのある人々がイエスにむかって言った。「先生、わたしたちはあなたから、しるしを見せていただきとうございます」。
(39)すると、彼らに答えて言われた、「邪悪で不義な時代は、しるしを求める。しかし、預言者ヨナのしるしのほかには、なんのしるしも与えられないであろう。
(40)すなわち、ヨナが三日三晩、大魚の腹の中にいたように、人の子も三日三晩、地の中にいるであろう。
(41)ニネべの人々が、今の時代の人々と共にさばきの場に立って、彼らを罪に定めるであろう。なぜなら、ニネバの人々は、ヨナの宣教によって悔い改めたからである。しかし見よ、ヨナにまさる者がここにいる。
(42)南の女王が、今の時代の人々と共にさばきの場に立って、彼らを罪に定めるであろう。なぜなら、彼女はソロモンの知恵を聞くために地の果てから、はるばるきたからである。しかし見よ、ソロモンにまさる者がここにいる。
(参考 新約聖書略解 日本基督教団出版局)
・前項でイエスの行為は神の国が来たしるしであることを示したが、それに満足しない律法学者・パリサイ人たちは、なおもしつこくイエスがメシヤであることの決定的しるしを求めた。
・39 しるしを求めるのは、人間が神を信頼していないしるしで、かかる人間のしるしは、現代が《邪悪で不義な時代》であることを示している。しかし神は邪悪で不義なニネバに《預言者ヨナのしるし》を与えられたのである。そしてしるしはヨナのしるしで
・40 ヨナのしるしと言えば、彼が《三日三晩、大魚の腹の中にいた》ことである。このヨナのしるしは、イエスが墓の中にいる期間を示し、やがてその復活のしるしである。
・41 ヨナはニネベの人々に悔い改めを説くのみでなんらのしるしを示さなかったにもかかわらず、彼らはヨナの宣教によって悔い改めた。ゆえにニネベの人々は、《今の時代の》悔い改めた人々とともに、しるしを求める不信なる人々をさばく資格をもっている。《ヨナにまさる者がここにいる》イエスはヨナのしるしにまさるしるしである。ここにイエスの復活のことが意味されていると考えられる。
・42 ソロモンとシバの女王との出会い。
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