祈りによって病気が消滅する原理を
谷口雅春先生は以下の如くお書きくださっています。
最初に要点を拾ってみました。
・思念者の心も患者の心も、祈る人の心も祈られる者の心も結局は「宇宙の心」の中にある。
・宇宙には唯一の神のみが存在し、そして唯一の心のみが存在する。
・一部分の心で知ったことは、結局全体の心で見たことである。
・祈る人が彼の病気を存在しないと、真に信じ真に観ると云うことは全体の心(宇宙の心)が「彼の病気は存在しない」と観る事になり彼の病気が消滅することになるのである。
(参考 神癒への道 谷口雅春著 日本教文社)
【思念者の心も患者の心も、祈る人の心も祈られる者の心も結局は「宇宙の心」の中にあると云うことである。宇宙には唯一の神のみが存在し、そして唯一の心のみが存在する。「彼」の心「我」の心と区別し得るのは、その顕われに於いてのみである。「彼の心」も「吾の心」も結局は、「唯一の心」の一部分である。一部分の心で知ったことは、結局全体の心で見たことである。それは一部の皮膚が「熱い」と火傷(やけど)をして自覚したときには、人間全体の心が「熱い」と火傷を自覚しているのと同様である。また眼と云う身体の一部が物を見たと云うことは、その人全体の心が物を見たことになるのと同じである。だから病人の周囲の人が(特に病人に関心をもっている人、愛により執着により繫がっている人、祈ってやろうと云う念により、特に病人に結ばれている人)が静に彼の病気の非存在をみとめてやると云うことは、それは直ぐ形にはあらわれないにしても、実際に、彼の病気を非存在とすることなのである。祈る人が彼の病気を存在しないと、真に信じ、真に観ると云うことは全体の心(宇宙の心)が「彼の病気は存在しない」と観る事は、彼の病気が消滅することになるのである。】
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