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「現象は実在にあらず」と観て解脱する

2018-09-22 10:51:28 | 日記
仏教の現象の観方は
“実相”の把握に
役に立ちます。
以下をごらんください。
(正法眼蔵を読む 身心学道の巻 谷口清超著)
<生死去来>
【この「真実人体」なる十方世界には、生死があり、去来がある。しかし、これをアリと見るのは凡夫の見であって、大聖は「現象ナシ」と観る。生死があり、去来があるように見えていても、本当にあるのではない、月が欠けたり満ちたりして見えるような仮の姿である。この実相を観じて解脱する。しかも、凡夫とか聖者とかという相対観も超越するのである。そのためにも、十方世界を本当にある真実体だとするだけではだめだ。そのような世界を超えるのである。
仏教では二種の生死、七種の生死などと色々いうが、それらをよく極めてみると、いずれの生死も現象であって、同じようなものだ。しかもそれらはいずれも無であり、仮の相に他ならないから、何も恐れることはない。】



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