メタフィジカル・ヒーリングは全然『心の中』に於いて『信』と『観』との転換によって行われる

神癒が起こるのは
“生命の実相”“人間神の子”の真理を
はっきり把握できた時である。
これは「信」と「観」が
確立したときと言うことができる。
真理を体現できるまで、
実相の探求を続けたい。
（参考　神癒への道　谷口雅春　日本教文社）
【真に純粋なる精神療法又はメタフィジカル・ヒーリングは全然『心の中』に於いて『信』と『観』との転換によって行われるのである。『信』も『観』も転回せずに、唯『そらよくなった。顔色が今日は大変好いじゃないか』式の暗示によって病気が快方に赴（おもむ）くのは、これは暗示療法又は心理療法と云うべきであって、心理学の応用である。メタフィジカル・サイエンス又はメタフィジカル・ヒーリングは、心理学以上のもの、人間の本体は神の子であって、本来完全であると云う実相哲学又は本体論的哲学と、心に観るとおりにあらわれると云う認識論的哲学の応用であって、『人間神の子完全円満』の『信』と、今までの観を転回して『汝は既に完全なり』と心の中に観ることによって成就するのである。それはかかる念を念送すると云うよりも、純粋に『信じ』『観る』ことによって成り立つのである。】