アリスはどうして神癒を得たか、のポイントです。
・“如実に“人間神の子”の真理を深く自覚”した。
・“そこに人間が解放された。
・たゆみなく祈り続けた。
・全能の神の力を“認めた”。
・すべてを放棄して大なる神の力に委し切った。
・そして愈々神の答えである神癒が来た。
(参考 奇蹟の時は今 アディントン著・谷口雅春訳)
【ここに私たちは“認めること”“如実に真理を自覚すること”“そこに人間が解放されること”の実例を見るのである。全能の神の力を“認める”ことによって、そして、それに加えるに“人間神の子”の真理を深くさとる心境に達してアリスは癒されたのであった。当時の彼女の容態は、もう危機一髪の瀬戸際という状態であったので、すべてを放棄して大なる神の力に委し切るより外に道はなかったのであった。しかしこの実話がそこへ落ち着くことが出来たのは、アリス自身及びビアード博士のひたむきな揺るぎのない堅信であった。大抵の人ならば神癒はこうこう言う順序で起こるのだと思うような具合に、彼女の神癒は一夜のうちには起らなかった。この奇蹟が起るには、たゆみなき祈りと、否定的な想念からの絶縁の努力とが2年間も続けられていたのであった。この2年間の途上には、アリスも自分の容態に変化がないことについて変化がないことについて世上一般人同様の不信の暗い感情に誘惑されそうになったこともあったには違いないのであった。しかし彼女はそんな誘惑を退けて、唯ひたすら、たゆみなく祈り続けた。そして愈々神癒が来たのであった。レベッカ・ビアード博士は人間には到底解釈の出来ない奇蹟を見せてほしいと祈ったのであったが、ついにその祈りに対する神の答えが来たのだった。】
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