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悪霊の始末(解説含む)

2016-05-17 18:29:45 | 日記
(参考 新約聖書 1954年改訳 日本聖書協会)
<マタイによる福音書第12章>
(12・43―45)悪霊の始末
(43)汚れた霊が人から出ると、休み場を求めて水の無い所を歩きまわるが、見つからない。
(44)そこで出てきた元の家に帰ろうと言って帰ってみると、その家はあいていて、そうじがしてある上、飾りつけがしてあった。
(45)そこでまた出ていって、自分以上に悪い他の七つの霊を一緒につれてきて中にはいり、そこに住み込む。そうすると、その人ののちの状態は初めよちももっと悪くなるのである。よこしまな今の時代も、このようになるであろう」。

(参考 新約聖書略解 日本基督教団出版局)
・27、28節のサタン追放の記事に関係し、神によらぬサタン追放は、それ以前よりもかえって悪い結果を招くこと。
・43 人間から追放された汚れた霊は、《水の無い所》やさばくに住むという民間信仰によっている。しかし悪霊の休息場はどこにもない。
・44 悪霊の休み場は結局人間の心である。《元の家》悪霊が元いた人。いやされた病人。元の家に帰ってみると、《そうじがしてある上に、飾りつけ》までしてあったが、だれも住んでいないあき家であった。悪霊の帰るのを待っていたように。うちに聖霊を住まわせない人間改造の無益なことをユーモアに語れられた。
・45 以前の状態よりも数倍悪化すること。ひとたびいやされた病気が再来し、元の状態より悪化するという意味から、更に霊性の状態が前よりも後退するという意味。《よこしまな今の時代も》イエスの来られたことによっていやされたユダヤの国民が、ふたたび悪霊の手に落ちる危険があることを警告された。

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