日本共産党の市田忠義書記局長は20日の記者会見で、日本維新の会の橋下徹共同代表が石原慎太郎共同代表との会談(19日)で日本軍「慰安婦」をめぐる一連の発言を撤回せず、「誤解」を生む発言だったとしていることについて見解を問われました。市田氏は「国民はだれも誤解していない。(橋下氏の)本音をそのまま受け取っている。撤回も謝罪もしない確信犯だ。両代表がそろって撤回もせず、(石原氏が橋下氏に)理解を示したことは、党の存立が問われる問題だ」と厳しく批判しました。
市田氏はまた、みんなの党が維新との選挙協力を見送ったことについても見解を問われ、「参院選をたたかううえで不利になると考えたからであろう」と指摘。維新の綱領が、日本国憲法を「日本を孤立と軽蔑の対象におとしめ」た「占領憲法」と口汚くののしっていることや、環太平洋連携協定(TPP)推進、沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設など安倍政権の政策を絶賛していることなどをあげ、「そういう党と選挙協力をやるとこれまでいってきたわけで、その意味では、自民党の補完勢力内部のコップの中の争いだ」と指摘しました。(しんぶん赤旗5月21日付)
市田氏はまた、みんなの党が維新との選挙協力を見送ったことについても見解を問われ、「参院選をたたかううえで不利になると考えたからであろう」と指摘。維新の綱領が、日本国憲法を「日本を孤立と軽蔑の対象におとしめ」た「占領憲法」と口汚くののしっていることや、環太平洋連携協定(TPP)推進、沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設など安倍政権の政策を絶賛していることなどをあげ、「そういう党と選挙協力をやるとこれまでいってきたわけで、その意味では、自民党の補完勢力内部のコップの中の争いだ」と指摘しました。(しんぶん赤旗5月21日付)