北秋田市が生涯学習交流施設の建設に向け動き出す・・・「賑わい創出」に住民疑問

　北秋田市が北秋中央病院跡地に建設を計画している「生涯学習交流施設」（仮称）の設計業務プロポーザル第1回選定委員会が7日開かれたと報道されています。

　臨時議会で議論されましたが、①この施設を建設することにより「地域の新たな活力の創造と賑わいを創出する」ことができるか②総事業費13億円の内借金が半分の財政支出のハコモノは大いに問題あることなどが指摘されていますが、多くの市民は、借金によるハコモノに対しては、「またか」というので批判しています。

　説明によると施設には、「多目的ホール、市民ギャラリー、研修室、視聴覚室、創作室、和室、市民活動スペース、地域情報コーナーなどをそれぞれ整備する」そうですがこれらは文化会館、交流センターなど既存の施設で間に合うものです。同じものを建設することになりますから、どのように工夫しようとするのか疑問を感じます。調理実習室はこの施設を建設しなくても、駅前のシャッターが閉まっているお店を借用して改修すれば安く仕上げられます。

　今後、市民のみなさんと一緒に監視していかなければならないと痛感しています。