上発地村から

標高934mぐらい日記

景色

2010年12月14日 | Weblog
おとといの夜は運転代行の初仕事だった。
まだ見習いのためお客さんの車は運転していないが、明日の夜からは
ぶっつけ本番の予定になっている。二種が活かせる仕事がみつかった。

仕事を紹介してくれた人も同じキャベツ農家で、就農の時から何かとお世話に
なっている先輩だ。春先も農作業をしながら副業で代行をやっている。
みんないろんな事情がありガンバッテいるのだ。 俺も事情のある一人だが・・

明後日から例年通りスキー場に勤務させてもらえることになり、今冬は昼夜忙しいが
なんとか凌いでいけそうだ。

仕事が始まる前に家の仕上げをしとかないといけないので、本日は壁を塗ることにした。
石膏ボードの継ぎ目にメッシュテープで補強し、上から珪藻土を塗る。
珪藻土は家にあったのを使った。バケツにお湯を入れ、そこに少しずつ粉状の珪藻土の
壁材を入れていき、ドリルに付けた撹拌プロペラで混ぜていく。
大体の混合比はわかってるのだが、最後は感覚が大事、パンやうどんを捏ねる作業に
似ているので、そういう職業の人は向いているかもしれない。

最初にマスキング(周りの部分を汚さないようにカバーすること)をしておいたので
早速塗り始める。鏝板(こていた)に練った珪藻土を乗せ、鏝(こて)で壁に塗りつける
なんか左官屋になった気分だ。

あんまり深く考えてもよくないので、遊び気分でやってみたのだが、なかなか面白い。
水加減もよかったので塗りやすく、綺麗にできた。プロのように仕上げると、スジが
ついたところが逆に気になるので、少しいい加減にラフに仕上げる。

パティシエが向いている仕事かもしれない。

二ヵ所塗ったが、材料もピッタリ、とりあえず上手くいった。乾いてからどうなるかは
まだわからないが・・・

塗ってしばらくの間、自分が作った壁の景色を眺めていた。

「なるほどねぇ・・そういうことか・・・」

陶芸する人、油絵を書く人、茶道を嗜む人 エトセトラ・・・ 
何となくどういうことかわかったような気がした。

ヤバイ 次はどこ塗ろうかなんて無意識に探してしまっているぞ・・・

今日の一曲  平井 堅  エレジー
http://www.youtube.com/watch?v=PSQ461SQwUs&feature=related


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