かみさんはいつも子供達を保育園に送りだしてから近くのホームセンターの
アルバイトに行くのだが、今朝は娘達がうだうだしていて時間が無くなってしまい
俺が保育園に送ることになった。
最近双子の娘達が反抗期なのだろうか、スムーズな送り迎えができない。
かみさんが仕事を始めたため、今までみたいにガッツリ接してあげれてないのも
原因の一つだと思うが、本人たちの性格的な特徴も大いに関係している。(すごいです)
なんとか送り出し、その後、最後の小作料を支払いに地主さんのところに行ったのだが
留守だったため、そのまま税理士さんのところに領収書や書類等を提出しに行く。
続いて、町役場に行き「認定農業者」の再認定書類を提出。
今日がタイムリミットだと昨日電話があり、ギリギリ提出した。廃業を決めた農家なので
どうかとも思ったが、農業者年金の絡み等もあるため、とりあえず提出だけはしておいた。
家に帰り、これも提出をしてくれと催促のあった「戸別所得補償モデル対策加入申請書」
なるものにとりかかろうとしていたところ、突然玄関のチャイムが鳴る。
最初は見たことのないおばさんだったので戸惑ったが、亡くなった母の小学校の同級生だった。
お線香をあげにきていただいた。
母が一年生の頃一緒で、その後引っ越してしまったのだが、生前何度か会って話したり
したとのことだった。
ありがたかった。小学校の頃の話は母ちゃんらしいなと思って、思わず笑ってしまったが
そのあと泣けてきた。忘れていた感情がこみあげてきた。
帰り際 「今日来れてよかった」とおばさんは言った。
俺も「来ていただいてよかったです」と言う。心の整理なんて多分ずっとつかないと
思うけど、話すことで救われることは沢山ある。
問題山積みだけど、一つ一つときほぐしていけばなんとかなるだろう。
焦らず、一歩一歩・・・