#88(4-21・シーズン4最終回)「私たちがいた証」 All of a Sudden I Miss Everyone
卒業式中に産気づいたヘイリー、ネイサンに手を取られて、皆に見送られて病院に運ばれていった。同じ頃、病院でカレンの容体が急変した。ルーカスに知らせがくる。病院に駆け付けたルーカス。カレンの心肺停止・・
カレンは夢を見ていた。誰かにカレンと呼ばれて振り向くと、キースが立っていた。花の中を女の子が走っている。女の子が「ママ、パパこっちで遊ぼう」と二人を呼ぶ。キースがカレンにキス「あの子を守ってやるんだ。俺は待っている。大丈夫、ここにいるから・・百合を見たら思い出して」カレンはキースの手を離れて、女の子の方へ。カレンは蘇生した。
カレンがキースの墓の前で赤ちゃんを抱いている。彼女の名は「リリー・ロー・スコット」
ヘイリーを見送った時、ブルックが拾い上げたのは、たぶんヘイリーが最後まで語れなかった卒業式の言葉。
「・・今こそ輝く時です。それぞれの夢に手を伸ばし、可能性を広げる時です。私たち全員が夢見てきた自分になる時なのです。この世界を作っていくのは、あなたたち自身。世界は待っている」
ヘイリーは男の子を出産した。名前は「ジェームズ・ルーカス・スコット」
ダンは警察に出頭した。「ダン・スコットといいます。兄を殺しました」警察の窓口の人もびっくりしたことだろう。
ペイトンは明日、ブルックとロスへ旅立つ予定だ。ルーカスはペイトンに言う。「お前は夢に向かって突き進め」そしてルーカス自身は「気持ちが固まらなくて。ずっと言い聞かせているんだ。いつか自分のやるべきことがはっきりする。そんな瞬間が来るって」ペイトンはそう言われて、嬉しい半面少し寂しい。
今夜は、高校生最後のパーティ。赤ちゃんを抱きながら、この子がいるから・・というヘイリー。そこにデブが来て、「行って・・私が見ているから。二人でパーティに行って楽しんできて・・ドラック持って帰ってきて」だって・・・・
今夜は夜の12時に学年が切りかわり、卒業生が追い出されるパーティらしい。ブルックの前にレイチェルが立っていた。ブルックの喜んだこと!「会いたかった」とレイチェルに抱きついた。。レイチェルはマウスに、「戻ってきた理由は一つ、マウスに会いたかった」なんて言っている。これ、本心かもね。パーティにシェリーも来ていて、シェリーに会ったマウスはちょっと気まずそう。マウスはシェリーをホントに好きだったのだろう
ネイサンとルーカスは、息子と妹の写真を交換。ネイサンが(ダンに)面会にいかないと、とルーカスに言う。「ちゃんとけりをつけたいんだ。親父から逃げ回るのはうんざりだ」とネイサンが言う。今夜、後で一緒にいこうということになる。
その頃、カレンがダンに面会に来た。カレンはダンをまっすぐに見て言う。「あたしの娘はリリーっていうの。いつか大きくなったらパパは?って聞かれるでしょうね。どんな人だったか、何故死んだか。その日が来たら、私は目をそらさずに、その悪意や妬みをしらない汚れのない目を見つめて、こう言うわ。パパは心から弟を愛していた。その弟があなたからパパを奪ったの。だからパパには一生会えない」 カレンはダンに心の底から怒りをぶつけた。ダンは泣いていた。
ペイトンがシェリーに話しかける。彼女はクリーンティーンを止めたらしい。そこにレイチェルが来て、ブルックとヘイリーが加わり、レバンが来て、踊ろう!女の子たちはみんなで踊りだした。シェリーもレイチェルも加わって、みんな楽しそう!
ヘイリーがブルックに、ジェームズの後見人になってくれない?と話かける。ブルックがそれを聞いて喜んだこと!
パーティは盛り上がっているのに、ブルックは窓際で一人でいた。ルーカスがブルックのそばに行くと、ブルックは涙ぐんでいた。
「前に進むだけなのに、なんか怖くて・・。だって、高校は安全だけど、外の世界がどうかは・・・」 ルーカスは自分の書いた本を出して、ここ読んでみてとブルックに渡す。「独立心旺盛なブルック・デービス。美しく輝いていて、勇敢だ。彼女はこの二年間で誰よりも成長した・・ブルック・デービスはいつか世界を変えるだろう。まだ本人は知らない」
シェリーを「ヤリマン」とからかった男をマウスはぶちのめしちゃったよ。クリーンティーンのシャツを着ていないシェリー。シェリーは「もう止めたの。自分の居場所を探すのは」マウス「君はずっと大事な人だ」
デブが電話に出ないといって、ヘイリーは心配しはじめた。慌てて二人が帰ってくると、赤ちゃんはデブの腕の中で眠っていた。あんまり二人が頻繁に電話してくるものだから、デブは電話線を抜いたらしい。ネイサンが六回でヘイリーが八回・・。
もうすぐ12時。マウスはまっすぐブルックの所に歩いていって、ブルックにキス。これで思い残すことはないって。ブルックはチェースに「友達にサヨナラ言わせてくれてありがとう。でも最後はあなたといたい」
ルーカスとペイトン ルーカス「お前を離したくない・・残ってほしいけど、そうはいかない。・・お前はいつかでかいことをするって。そのスタートが明日なんだ」ペイトン「私はずっとルーカスを愛してる」
ヘイリーがルーカスを呼んで言う。「寂しいよ。ものすごくね。私どうしたらいいんだろう。離れ離れになるなんて、そんな・・。ルーカスは私の大事な人だから、息子のミドル・ネームをルーカスにしたんだよ。・・・ジェームズの後見人になってくれない?・・ほんと寂しくなる」 ルーカスが答える「ありがとう。喜んで。・・・寂しくないよ。秘密聞きたい?」ヘイリーがルーカスに抱きつく。
ブルックがレイチェルに校長先生からと、いて卒業証書を渡す。「卒業おめでとう」さすがのレイチェルも「いろんな学校を追い出されたけど、ここを卒業できて嬉しい」レイチェルはトゥリーヒルでいい友達がたくさんできた。
旅立ちを前に、皆がそれぞれ想いを告げている。
ルーカスがネイサンに言う。「(ダンに)会いに行くのはよそう・・俺たちはずっとあいつに支配されていた。俺たちの人生なんだ。自分たちでやっていこう・・あいつには会わなくていい。二度と」ルーカスは、ダーラムコーチのアシスタントになるらしい。ネイサンのコーチということになる。この兄弟は卒業しても一緒だ。ヘイリーが喜んだわけだ。
その頃、ダンは一人で刑務所の檻の中にいる。独房でダンは死ぬ気で紐を作っている。脳裏にキースの顔が浮かぶ。銃声が響いている。でも紐が切れてダンは死ぬことができなかった。ダンは泣いている
カレンは赤ちゃんと一緒にいる。その後ろにキースの写真-
デブはベビーベッドの赤ちゃんの寝顔を見つめている。
12時へのカウントダウン。マウスの後ろにはレイチェル。ペイトンの後ろにルーカス。ブルックの後ろにチェース・・
卒業の日のカウントダウンが終わり、皆はいつものリバーコートに来た。ルーカスたちがバスケをしていたいつものコート。ここは特別な場所-このコートからこの物語は始まった。皆が投げたボールが夜空に大きく舞い上がって、ゴールする。
レバンがコートに赤いペンキで”WE WERE HERE" -”私たちがいた証”
ブルックが言う。「しんみりするのはここまで。悲しむことないよ。何も変わらないし。ずっと友達でしょ。私たち」ルーカスが「4年後ここに戻ってこよう・・」と言う。4年後、どんな彼らをここで見ることになるのだろう。
ネイサンがルーカスに[・・決着つけないか」。いつかネイサンがルーカスに言った言葉だ。マウスがいつものごとく「今夜は、歴史に残る名勝負が見られそうです」
皆の笑顔。皆が見守る中でルーカスとネイサンの ”one to one”が始まった。
ネイサンがシュート、ルーカスがジャンプ。
この場所で、こんなふうにこの物語は始まった。
今日また、こんなふうに彼らの未来がはじまった。
Ray Lamontagne - Within You (You Tube)
卒業。シーズン4が終了。
ルーカスがブルックのことを書いた文章ですが、まさにブルックが一番成長して、これからも素敵になっていきそうです。
ネイサンとヘイリーは、「俺たちは心配性のクレイジーな親にはならない」、なんて言っていたのに、デブに何度も電話したと聞いて面白かったです。ジェームズ・ルーカス・スコットはいい名前ですね。卒業後も一緒にいられるし、ルーカスはキースのような伯父さんになれると良いですね。
最後にリバーコートでルーカスとネイサンが勝負して、どっちが勝ったか気になりますが、明かされない方がいいのかもしれませんね。
ブルックはいろいろありましたが、すべて乗り越えて、穏やかな人と知り合いました。彼女は本当にスケールの大きな女性になりそうです。
ルーカスはこの町を離れないことになり、なんだかそれがルーカスらしい。きっとジェームスにもリリーにも、キースのような存在になるでしょう。
最後のリバーコートのシーン、よかったです。あのコートを見ると、このドラマが始まった頃の雰囲気を思いだします。
シーズン4終了は卒業と重なって、なんだかちょっと特別な雰囲気でした。でも、まだ続くんですよね[E:sagittarius]
このブログも最高です☆
このブログをブックマークしてあるからよく読み返してます。
Thank you.