#82(4-15)「愛と憎悪のプロム」 Prom Night at Hater High
ビデオの中の2年前の出来事。その頃つきあっていたネイサンとペイトンはいつものように大喧嘩。ネイサンは酔いにまかせて隣にいたブルックを誘い、悪乗りしてビデオまでも撮ってしまった。そのビデオが、二年後の今、みんなの目にさらされている。
ペイトンはブルックを顔面パンチ。ブルックは顔にアザをつくっている。レイチェル曰く「それですんでよかったね・・」 レイチェルは微積分テストの件で退学になるらしいけれど、校長を色仕掛けで落とす作戦と学校に出かけて行った。
ヘイリーも、夫のあんなビデオを見せられたので、当然カンカン。ネイサンは必死で謝っていたけれど、朝まで部屋に入れてもらえなかった。
翌日ブルックが出かけようとすると、ネイサンが来る。ネイサン「二年前のことだけど、まるで前世のことみたいだ」 ブルックも同じ気持ちだろう。ブルックはプロムの準備に行ってヘイリーに謝る。でもレバンが、当時のネイサンはみんなとエッチしてたと言う。それを聞いヘイリーはてもっと傷ついて家に帰ってきてしまう。あの頃のネイサンは傲慢で嫌なやつで女たらしだったからね・・・ネイサンはヘイリーのまわりの女の子たち、ペイトン、ブルック、それからヘイリーのお姉さんまで、その他いろいろ。みなと寝ていたということになる。ヘイリーはネイサンに、「今まで寝た子を一人残らず書いて」と言って泣いている。ネイサンが仕方なくリスト書くよと言ったら、ヘイリーはそう言われてまた落ち込んでいる。
ペイトンもブルックには「裏切り者の尻軽」とカンカン。ルーカスにも当たり散らしている。
チェースがブルックに言う。チェース「・・・君の過去は受け入れてきたつもりだ。でも、今回のはきつい。前に俺、彼女を親友に取られたという話したよね。・・」プロムに行ってそれで終わりにしようとチェースは言う。ブルックは「なら、気持ちのない人とプロムに行きたくないから、今終わりにしよう」・・この二人もせっかく恋が芽生え始めていたのに・・
カレンがダンと「プロムの監視役」に行くドレスを選んでいる。監視役と言っても、一応一緒にプロムに行くということで、ルーカスが止めた方がいいよなとネイサンに話すと、ネイサンはダンは自分の罪をかぶろうとしてくれた、もし「おふくろさんが(ダンに)チャンスをやろうとしているのなら、お前もそうしないと」と言う。
ルーカスはカレンに「これ着て行けよ」とドレスを選ぶ。カレンはルーカスに「どこかであなたに止めて欲しいとも思っているのよ」と答えた。 ルーカスは出かけるカレンとダンを”母さん””父さん”と言って送り出した。そうだった、忘れそうになるのだけれど、ダンとカレンはルーカスの実父母なんだ。
レイチェルは校長先生を誘惑して退学を解消させようしたけれど、どうやら失敗したらしく、やっぱり退学になったらしい。出発の準備をしている。マウスがやってくる。 レイチェルは自分がみんなにやってきたひどいことを一つ一つあげつらって、だから、みんなにさよならは言わないで出発するつもりらしい。マウスは「僕には(いい思い出を)残してくれた」とレイチェルに言う。レイチェルは嬉しかっただろうな。
彼女はブルックに「友達だからだよ。私からのお願い、ペイトンと仲直りして・・今までありがと。」ブルック「楽しかったよ。・・私のせいで退学になってごめんね。レイチェル、まさかこんなこと言うなんてと思わなかったけれど、さみしくなるよ」 レイチェル「だよね。ほんとに」2人は最後にハグ。ブルックとレイチェルはなんだか不思議な縁だったけど、レイチェルはブルックを友達だからと守った。レイチェルに友達と呼べる人ができて本当によかった。きっとレイチェルは今までの彼女とは違う女の子になる気がする。
ブルックがペイトンの家にきた。長年親友だった二人の間にはルーカスを巡る確執もあったし、それにネイサンの浮気まで加わって、裏切られた思いで一杯のペイトンは「何が親友よ」と怒り心頭。
ブルックはペイトンの家の前にきて、罵りながら思い出の品をブチ壊せはじめる。ペイトンも頭にきて、二人は取っ組み合いの大喧嘩を始めた。ブルックもペイトンも心の底を全部ぶちまける。
ペイトンはベットに寝転がって、プロムにはいかないと言っている。ルーカスがペイトンにプロムに行こうという。行かなかったら後悔するからと。後で迎えにくるからと。アメリカの高校生にとってプロムはとっても大事な行事なんだね。ネイサンまでがペイトンの部屋に来て、「・・あれは俺がろくでなしだったからだ。ルーカスにあたるなよ。・・・お前は優しくて思いやりがある。お前はそういう奴なんだ。さっさと着替えてプロムに行けよ」と言いにきた。
ブルックに真っ赤なドレスが届く。誰が置いていったのかな。これを持っていたのはペイトン?赤はブルックによく似合う。赤いドレスを着たブルックが、リバーコートに来て、マウスに一緒にプロムに行ってくれないと頼む。
ネイサンは「本気で好きになった子のリスト」をヘイリーのところに持ってくる。
デブがヘイリーに言う。「家に越してきてくれてありがとう。本当に感謝している・・・ネイサンがどんな馬鹿をやったとしても、それは私の責任だから。・・・でもあの子は本当に立派になったわ・・・あの子が人を思いやれるようになったのは、あなたを見てたから」お義母さんの言葉としては、なんだか最高の言葉だ。
ネイサンがプロムの支度してヘイリーを待っていると、ヘイリーが階段を下りてきた。ピンクの生地に黒いレースの可愛いドレス。これはネイサンがバイトをしてヘイリーに贈ったドレス。ヘイリーは愛する人を書いたリストだけ見たと言う。そうだね。昔のろくでなしネイサンはもういないんだから。ヘイリーは優しくて聡明な女の子だ。二人が仲直りできて、ハッピーなプロムを迎えられて、本当によかった。
ルーカスがペイトンを迎えに行くために車を走らせている。ペイトンは白いドレスを着てルーカスを待っていた。ところが、玄関に立っていたのは、あのストーカーデレク!・・(怖いよ~)
ペイトンとブルックには小さい時から何年もの歴史があるから、よけいに怒りも激しいということでしょう。それでも、切れない絆のようなものを感じます。
ペイトンにまた危機です。
>みくさん
レイチェルは自分勝手でトラブルメーカーでしたが、マウスとブルックに対しては友情が芽生えているです。レイチェルのために本当によかったです。
ヘイリーはカンカンでしたが、傲慢だったネイサンを変えたのはヘイリー、デブの言葉そのままだと思いました。ヘイリーとネイサンはまだ若いのに、はやくも何があっても大丈夫な夫婦になりつつあります。
ネイサンに、リストを書くように責めていた時ですが、あんなヘイリーを見たのは初めてかもしれません。どうなるかと思いましたが、二人の絆を試されただけだったのかもしれませんね。デブもドレスアップした二人を見て、「ビデオ持ってくるわね」と、なんだか生き生きとしてました。
ペイトンとブルックは大ゲンカしても、お互いのことを気にかけているはずですよね‥。ネイサンがペイトンに言った言葉が良かったです。
それにしても最後の場面が‥。こんな展開ありでしょうか‥。
また、ブルックもペイトンに絶縁宣言をされ、ショックを受けたが、ペイトンから返されたドレスに「尻軽女」と書かれ、しかしブルックはうれしそうだった。あれだけ喧嘩しても、2人は強く結びついているのが確認され、ほっとするシーンだった。
一方、ペイトンがブルックに「貴方も死んだ」と言っていたが、ペイトンが余りにも幼く見え、そんな可笑しなところが彼女にある。また、そこが魅力でもある。そのペイトンが大変だ。